ちょっと間が空いてしまいましたが
妹家族と一緒に出掛けた南信へのドライブの続きです。
信州に来たらやっぱりお昼はこれでしょ。
という訳で、「旗揚げ蕎麦 源氏」
大好物のすんき蕎麦はシーズンオフになってしまったので
山かけにしました。
木曽ならではのお蕎麦のお店です。
そして、次に目指したのは伊那市にある「かんてんぱぱガーデン」です。
木曽と伊那は隣あってはいますが
間に中央アルプスを挟み、冬期は閉鎖される峠を越えねばなりませんでした。
それが10年ほど前に700億という巨費をかけてトンネルが開通。
30分で行き来できるようになりました。
高速道路並みに整備されたトンネル抜けて
あっという間に伊那市に到着です。
かんてんぱぱガーデン
「かんてんぱぱ」ガーデンは、「かんてんぱぱ」のブランドで注目されている
寒天のメーカー伊那食品の本社の広大な敷地を一般に開放し
寒天を使った食品などの直売ショップや3つのレストランなどが設営されているスポットです。
伊那食品工業は 寒天商品の国内シェア8割
海外にも展開しているトップメーカーです。
創業者会長の塚越寛さんの元、積極的でユニークな経営で知られています。
「いい会社を作りましょう」という社是と、社員・地域・顧客など「人間の幸せを追求する」という理念をかかげ
「かんてんぱぱガーデン」もそのポリシーで地域社会への貢献のために運営されています。
業績も、創業以来50年常に黒字で、2005年の寒天ブーム時以外は「年輪経営」として
身の丈にあった成長をし続けてきた経営手腕は、プレジデント誌にも取り上げられ、世界のトヨタからも見学に来るとか。
社員の福利厚生が充実していることはもちろん、従業員の自主性を高める工夫もされています。
もともと市場が縮小しつつあった寒天を、食品以外にも飲料・医薬品・化粧品・ファインケミカルの分野にまで応用して
商品開発していて、業務の一部の一般消費者向けの「かんてんぱぱ」は、最近は全国に直売店を展開しています。
~※信州とっておき情報より~
レストラン前にはたくさんのチューリップが植えられていました。
かんてんぱぱガーデンの松林の中には、四季折々の山野草を楽しめる「 山野草園 」 があります。
元々あった木々をできるだけ残し作られた園内にあるため
自然のままのように思えます。
エビネ、タイツリソウ、絶滅が懸念されている白いヤマブキ
マムシグサ、クリンソウなどが咲いていました。
山野草園
園の一角にある「かんてんぱぱ本社」は
まるで森の中に佇む邸宅のようです。
平日だと工場見学もできるそうです。
食生活の知識や寒天についての展示のほか、運動能力測定
身体測定を自由に試すことができるので
血圧を測ったり、握力やジャンプ力を測ったりして
しっかりと老化を実感。
商品であるかんてんゼリーも無料で試食できます。
低カロリーだからと沢山食べちゃいましたよ~スミマセン!!
健康について学んだあとは緑に囲まれたテラスで暫しのんびりとした時間を過ごしました。
かんてんぱぱガーデンを後にして、また木曽へと向かいました。
途中の道路沿いで素敵なお店を見つけました。
シュークリームやロールケーキもある和菓子屋さん「あかはね」
とても大きな苺のロールケーキを購入!
(とっても美味しかった!)
並びにある「峠のパン屋さん」
おやきも扱うクロワッサンの専門店です。
受け取るとまだホカホカ!!
直ぐに外のベンチで頂きました。
写真は餡とバニラです。
外はパリパリ、中身はしっとり。
中身が違うだけでなく、中身に合ったクロワッサンになっているようです。
これはまた買いに来なくては!!
そして、奈良井宿にちょっと寄り道。
勿論〆は、温泉に浸かって
盛り沢山なGWの一日となったのでした。