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素敵な景色に遇えるかも・・・

武蔵の国を見下ろせば~不思議な絵の話・・・

2011-03-09 | 街,建物,美術
 行きつ戻りつの春に満開間近だった梅も驚いています。

暫く暖かな日が続いていたのに、雪が降ったり霜が降りたり
そして、やっと今日は晴れやかなお天気となりました。

    庭の柊南天の根元にオレンジ色の冬知らず
 が咲きました。

 この花は茶人千利休が自害した日の茶室に
  生けられていた花と伝えられ、茶道の世界では
  禁花となっているそうです。

  千利休の亡くなった理由については諸説あり
  歴史上のミステリーとして、度々
  取り上げられています。








歴史上のミステリーといえば、最近気になっているのがこの浮世絵です。



お気づきになられましたか?

江戸時代の絵なのに、なんと東京スカイツリーらしき姿が画かれているのです。

この浮世絵を描いたのは、歌川国芳。
幕末の浮世絵師で、ちょっと気味の悪い作品で有名です。


テレビでも取り上げられたそうなので、ご覧になった方も多いとは思いますが

3月7日から川崎市川崎区の砂子の里資料館で開催されている
「 幕末浮世絵界の奇才 歌川国芳 没後150年展に展示され
話題に なっているそうです。 作品は「東都三ツ股の図」。
天保2(1831)年ごろの作品とされています。

手前に画かれているのは、火の見櫓のように見えますが
隣に並ぶ大きな塔はどうみても、スカイツリーに思えませんか?

詳しくはこちら↓をどうぞ!
 
 「 歌川國芳:江戸・天保年間の浮世絵に「スカイツリー」? - 毎日jp ... 」 

自分の死んだ年も、西暦(この時代には西暦という表示は無かった)で暗示しているという
歌川國芳という人物はいったいどんな人だったのでしょう。

未来を見ることが出来た予知能力のある人?
ひょっとしたら、未来からやってきた人?

昨年の9月に成城学園前の駅ビルからみたスカイツリーは、まだこんなだったのに・・・







今年3月1日には、高さ600mを超え、世界一になりました。

12月には竣工し、来年公開される予定のスカイツリーは
完成すると こんな姿↓になるそうです♪

 「 スカイツリースライドショー 」

武蔵(ムサシ)の国を見渡せることから、高さ634(ムサシ)mにすることになったというスカイツリー。

この展望台からは、ひょっとしたら江戸時代の深川が見えるかもしれません。




最後までお付き合いくださってありがとうございまいした。