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遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

山陰の旅2日目は~てんこ盛り・・・

2010-11-09 | 小さな旅の思い出
【大乗寺:山門と樹齢1200年の楠木】





【朝食】
 

旅行中の朝食はどうしてこんなに
美味しくたべらるのでしょう。
普段の何倍も食べてしまえます。
朝から温泉に浸かったせいかな?

熱々の湯豆腐付きです♪

一日のエネルギーをチャージしたところで

いざ出発です!!




まず最初に立ち寄ったのは 兵庫県美方郡香美町香住区にある
餘部(あまるべ)橋梁です。

  
【余部(あまるべ)橋梁】     【すぐ下に民家が!】

明治45年開通の高さ41、45メートル 長さ310、59メートル東洋一 としてデビューした
初代の旧橋梁は鋼製トレッスル橋から 今年8月にエクストラドーズドPC橋へと
架け替えられたばかりでした。

 「餘部鉄橋の歴史」 




【大乗寺:山門】
 「大乗寺」  

兵庫県美方郡香美町にある高野山真言宗の寺院 大乗寺の見学へとやってきました。
江戸時代 京都の人気絵師であった円山応挙とその弟子達による障壁画が
164点もあることで有名なお寺です。

大乗寺は 天平17年(745年)開基行菩薩によって開かれました。
円山応挙の他呉春や門弟の襖絵が数多く残されており 寺全体が円山派の
美術館となっていることから 別名「応挙寺」と呼ばれ親しまれています。

何故これほどまで多くの作品がこの寺に残されているかは 「大乗寺と円山応挙」 

  
【山門】
 

円山応挙
(1733-1795) 江戸時代、京都の人気絵師。
西洋と東洋の画法を確立して日本画における
写生派の祖として仰がれている。
客殿の障壁画は計算しつくされた配置により 
立体的な曼荼羅(宇宙の真理を 形や色などで
具体的に表現したもの。密教では 菩提の境地
の義に解する)を構成しています。
絵画が地域、建物、空間、宗教と渾然一体になる
応挙絵画の「場」としての思想が、完成しています。


 「大乗寺 円山派デジタルミュージアム」  
 



次にやってきたのは 兵庫県豊岡市にある地区で旧出石藩の城下町。
在も残る風情のある町並みは 但馬の小京都と呼ばれています。
出石は古事記・日本書紀にもその名があらわれ 垂仁天皇の時代に
新羅の王子・天日槍命が帰化して開いたといわれています。
中世には 西国に勢威をふるった守護大名・山名氏の本拠地とし
て栄えるとともに 近世には五万八千石の但馬の雄藩として繁栄した場所です。


【出石の町並み】



【家老屋敷】



       出石名物:皿そば




こんなに食べたのは誰?!
 
江戸時代中期の宝永3年(1706年) 信濃国上田藩より
但馬国出石藩に国替えとなった仙石政明が
蕎麦(信州そば)職人を連れてきたことに
始まるとされる。
  皿そば定食

現在は割り子そばの形態をとっており
この形式となったのは幕末の頃で、屋台
で供される際に持ち運びが便利な手塩皿
(てしょうざら)に蕎麦を盛って提供し
たことに始まるとされる。
店舗では通常1人前5皿で供される。
1皿に盛られた蕎麦の量は2~3口程度。


  
【出石 辰鼓櫓】
日本最古の時計塔





【永楽館】

永楽館 - 近代和風の劇場建築。現地に現存する日本最古の劇場。


【舞台】




【楽屋】                   【奈落】            【地下通路】

舞台に載ったら 元演劇部の血が騒ぎますぅ~♪(笑)



バスの中から コウノトリを発見!
ここ豊岡は コウノトリの住む町としても有名です。
幸せを運ぶといわれるコウノトリです。


【コウノトリ】※コウノトリの郷の写真はHPよりお借りいたしました。

さて コウノトリにも別れを告げ
こんなにてんこ盛りの山陰の旅も 帰路を急ぐのみとなったのでした。

ご一緒して下さった皆様 ありがとうございました♪