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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
いよいよ、あさって、韓国出張!
昨年8月末の韓国研究出張で、様々なインタビューをし様々な知識を得たはず。
でもまだ、何だか未消化なまま。
もやもやっとしている。
スッキリしない。
その時のインタビューノートを引っ張り出し、朝から読み返し始めているが、
なんのこっちゃ!
と突っ込みたくなるところばかり。
何が書きたかったのか、今とはなっては皆目分からず。
思わずキョトンZZZ!!!
まあ、こんなもんでしょうと、一人諦観にひたる。
今回のリサーチで明らかにすべきトピックスは、社会福祉士の今後。
韓国では、社会福祉士が1級、2級、3級に分かれている。日本とは全く異なる点である。
3級はひとまず置くとして、2級が今後どうなっていくのか。2級とは、社会福祉学部を卒業すれば同時についてくる資格。
1級は、社会福祉士国家試験に合格すると得られる資格。
この社会福祉士の資格の上に、<専門社会福祉士>を創設する動きもある。
その必要性はどこにあるのか。
韓国の介護保険制度(老人長期療養保険制度)におけるケアマネジメント機能を高めるには、<専門社会福祉士>が必要だとは思うのだが、
さて、現行のシステムの中でどう生かすつもりなのか?
この新しく創設されるであろう<専門社会福祉士>をデビューさせることに合わせて、老人長期療養保険制度の制度的な枠組みを近い将来変えるつもりなのかどうか。
てなことを、今回のリサーチの柱の一つに考えている。
それよりも何よりもまず気がかりなのは、夜11時30分頃、金浦空港からタクシーに乗る予定のだが(身軽ならば地下鉄があるが)、変なタクシーにひっかからないか、ということ。
いつもはもっと明るい時間なので、リムジンバスでソウル中心まで行くのだが、バスも走らない深夜の時間帯なので。
今回も、スリルに富んだリサーチになりそうだ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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お義父様、残念でした。
心からお悔やみ申し上げます。
義弟を食道がんで亡くして約2年半、その治療経過(A県ガンセンターです)に疑問を抱いたままの最期を思い出したり、T病院は、私が「かかりつけの病院」として今もしょっちゅう利用しているところなので、お義父様に関する記述を心して読みました。
「納得のできる医療」はなかなか難しいですね。
医師の説明に限らず、「分かっている、ないしは分かっているつもりの者」が、「分かっていない者」に対して分かるように説明することは、とても難しいことだといつも思っています。
「監督」さんと共に、これまでしっかりサポートして来られたんですから、これからは自分たち残された家族の健康を守ることがお義父様孝行になることでしょう。
さて、京極高宣氏の論文盗用が報道されていました。
我が国の介護保険制度や障害者自立支援法にかかる中心人物の一人のようですので関心を持って読みました。
dojinさんのブログ「研究メモ」を覘いたり、「京極高宣&論文盗用」で検索したりしてみましたが、あまり要領を得ません。いつか時間のできた折にコメントがいただけるとうれしいです。
韓国、くれぐれもお気をつけてお出かけください。
「監督」さんにくれぐれもよろしくお伝えください。
コメントありがとうございます!
今は、入院後たった5か月で、逝ってしまった義父を、日々、残された家族で話題にしながら生活しています。
がんは本当に怖いと思います。87歳の高齢だからそれほど急速には進行しないと思っていましたが、個人差も大きく、義父の場合は本当に早かったです。
さて、京極氏の盗作問題ですが、驚きました。最近の研究ではなく、25年前の論文が盗作だと知り、再度驚きました。
氏は、社会保障の第一人者で、介護保険も障害者自立支援法も強力な推進者です。多くの弟子や孫弟子を育ててこられました。
社会保障研究のリーダーがこれでは・・・。
情けない話です。
ちょっと記事にしてみようと思います。