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私の頭の中の消しゴム は 若年性認知症 を取り上げた韓国映画!


不勉強にも、この映画の存在を知らなかった。不勉強を恥じるばかりである。『オール・イン』が終わってしまったので、しばらくここ3週間ほど韓国映画と疎遠であったが、是非、私の頭の中の消しゴムを鑑賞したい。しばらく前に評判になった『半落ち』でも息子を交通事故で亡くした母親が、そのショックで認知症になり、夫が見るに見かねて認知症になってしまった妻を殺すというストーリーはあった。がしかし、この映画のように、熱愛する恋人の一方が若くしてアルツハイマーという病に罹るという設定は斬新であり、さすが韓国映画!だと感心する。ラブストーリーと認知症を絡めるというアイデアは素晴らしい。
 実際には、若年性認知症の発症は中年期以降であるが、20代、30代の例もあるかもしれない。主人公が病識を周りの家族や友人に告白するシーンが登場するが、これも勉強になる。自覚症状があってもそれを恥として周りに打ち明けず、症状が進むことが多いからだ。私たち中年族だけでなく、学生諸君にも見ていただきたい。
授業でこの話をしようと思っている。
 さあ、ハンカチ5枚もって、映画館に行こっと。
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コメント
 
 
 
私も観てきました (汚面ライダー)
2005-11-08 21:49:18
「私の頭の中の消しゴム」は内容が簡単で、簡単であるが故、認知症の深刻さ、周りの人から本人までの苦悩、葛藤がダイレクトに伝わってきました。認知症は、記憶をなくしていく病気と広く知られてますが、時々記憶が戻って本人が苦しみ思い詰めるというところまで描写されていて、私もこのことを後から友人に教えてもらいました。

私は(恥ずかしいから)泣かないといつも決心して映画館に入るのですが、この映画では久しぶりに涙してしまいました(2回)。ハンカチは1枚で足りましたよ(^^) 顔もココロも洗われる作品だと思いました
 
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