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2月のスウェーデン。

今年9月は、ここ数年恒例となっていたスウェーデンでのフィールドワークができなかった。ここ数年恒例といっても、ブッチャケ2007年と2006年の2年間だけの話だが。。。

2009年2月に1年ぶりにスウェーデンに上陸する。昨日から計画を立て始めたのだが、これが一筋縄ではいかない。まだ訪問したことのないコミューンの高齢者ケア課、社会庁のA氏、L氏、スウェーデン・コミューン・ランスティング連合会のN氏など、これからアポ取りをしなければならない。もちろん快適なホテル探しも重要な課題だ。

インターネット時代なので、かなり多くの情報が、日本に居ながら取得できるようになったが、公開された情報の意味なり、公開された情報の由来なり、データの調査方法なりは、現地に行って、当事者にインタビューしなければ分からない。

授業でもよく言うのだが、やはり現地に行ってナンボの世界なのだ。先行研究で書かれていることが果たして本当に正しいのかどうか、これはインターネットでは確認できない。

スウェーデンで、生の声を聞いて初めて先行研究の例外事例に遭遇することも多い。これも発見である。

SAS(スカンジナビアエアライン)は機体の軽量化をずっと図ってきており、機内の天井から下方向に伸びており、かつ横同士のつなぎの部分に使われている素材は、<プラスティック>だ。

機体が少し揺れると、そのプラスティックが、キュッキュ、チュッキュときしむ。

この音で、私の心臓は、ジングルベルだ。鈴が鳴る!

心臓には申し訳ないが、ひどく怖い思いをしても、現地フィールドワークを敢行するのだ。

これこそ、私が私に下したミッションなのであーる。

 

 

 

 

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コメント
 
 
 
Unknown (おっきー)
2008-12-12 06:47:07
お久しぶりです。


百聞は一見にしかずと言いますが、
確かにただ情報を文章等で得るだけなのと、
実際に見るのとは全然理解に違いがありますね。
あと、文章等で得た知識のみで「俺は理解した」と早合点するのも恐ろしい話です。

文系卒だというのに技師に転身することになり、
今改めて色々と学んでいる身ですが、
座学で得た知識を現場で確認することの重要性を噛みしめています。
 
 
 
拝復、おっきー様! (kyotonC)
2008-12-12 18:44:14
ご無沙汰で―。

お元気ですか?

さきほどコメントを書いたのですが、投稿のボタンを押し忘れてしまい、再度チャレンジしています。

やっぱり、本だけではだめで、現地での理解が大切ですね。

ただ現地での理解と言っても、現地そのものが変貌の途上にあるので、常に、謙虚になって、「現地・現場を経験し続けたいと思っています」

机上の知識ももちろん大事ですが、現場の湯気のようなものをいつも掴みたいと、

悪戦苦闘しています。

最後に、投稿のボタン、プッシュ!
 
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