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韓国のおひとりさまの老後。

<おひとりさまの老後>がベストセラーとなった東大の上野千鶴子教授の話ではない。

上野千鶴子教授のような教授が韓国にいるかどうかも知らない。

 

スウェーデンや日本の経験から、認知症高齢者のケアは、グループホームでのケアがベストだと思っていた。

おひとりさまの認知症高齢者の方は、9人の方が、個室で生活しながら、食事の準備を一緒にしたり、食事を一緒にしたりするのがベストだと思っていた。

しかし、これはスウェーデンや日本の文化的な背景があってのことであって、必ずしも、韓国でもそのケアの在り方が、ベストであるかどうかは分からないのだ。

その思いが強くなったのが、今月の韓国の出張。

チャンウォン市の老人療養施設(ナーシングホーム)を訪問した時に、同じフロアにある韓国で老人療養共同生活家庭と呼ばれているグループホーム部分を拝見した。

グループホームなのに、個室ではない。

一見したところでは、老人療養施設との違いが全く分からない。

韓国においても、認知症高齢者のために個室型のケアを推進すべく

グループホームを創ったはずである。

しかし、個室ではないのでR.

韓国の高齢者は、<おひとりさま>の状態に居心地の良さを感じないようでR.

個室は、居心地が悪いだけでなく、孤独感、孤立感が高まるようだ。

では、老人療養施設(ナーシングホーム)と老人療養共同生活家庭(グループホーム)とは何が違うのだろうか。

どちらも4人で一部屋の相部屋である。唯一違うのは、老人療養施設

には、要介護高齢者と認知症高齢者が入居しているが、老人療養共同生活家庭には認知症高齢者しか入居できない点である。

老人長期療養保険法ではどのように区別されているのだろうか。

フィールドワークをすればするほど、文献研究だけでは分からないような新しい疑問点が増えてくる。

この<モヤッとした>段階が、たまらなく、結構楽しいのでR.

 

 

 

 

 

 

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