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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
反転授業。
昨日は、全学FD会議があった。
13:00-15:00まで、ZOOMミーティング。
全学専任教員が対象であったが(客員教授や特任講師
も対象?)
全体の25%程度の参加率であった。
授業が始まると海外出張や国内出張もままならないので、
出張に出かけている先生が多いのかもしれない。
反転授業と言う言葉は聞いたことがあるが、実は中身を
よく知らない。
昨日は、ゲスト講師の京都大学教育学研究科の先生の
お話をうかがってかなり理解が進んだ。
昨日の後半は、本学経済学部の若手教員による反転
授業の実践事例の報告であった。
教員が授業で話す内容を予め動画にしておいて、
それを受講生が<事前学習>
し、授業時間では、事前学習を前提とした<グループ
ディスカッション>や<グループでの共通課題プロジェクト
実践>を行うことをどうも反転授業と呼ぶようだ。
そのように理解した上で、私は以下のような感想を持った。
10年ぐらい前であれば、<反転授業>が効果的に成立した
であろうと。
つまり教師による<知識伝達部分>を事前に学習することが、
10年前ならできたであろうと。真面目な学生が事前学習し、
対面授業でのグループワークに積極的にコミットできたで
あろうと。
教師の負担はかなりきつくなる。
受講生の中の熱心層には、非常に効果的な授業になるで
あろうが、非熱心層には響かない。
よって、私は、年齢の影響と体調の影響により、反転授業を
採用することはなく、<昔ながらのやり方>で授業の質を
上げて行こうと思う。
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