『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
スウェーデンの右傾化、大心配。
5日前の日曜日に、スウェーデンで総選挙が行われた。
定数349議席の国会議員選挙では、
スウェーデン社会民主労働党がかろうじて第1党を守ったが、
な
ん
と
第2党は、ずっと議席拡大中の極右政党<スウェーデン民主党>
2018年時より11議席増の、73議席。
この極右政党は、反移民政策を掲げ、且つ防衛費(軍事費)拡大、
陸軍強化を主張している。
議席増の背景には、好戦的なロシアの脅威に対する不安の高まり
がある。
ただ、伝統的な右派政党は、極端な右派であるスウェーデン
民主党と連携することを拒んであり、
連立政権がどのような組み合わせになるか不明である。
この選挙の結果を受けてアンデション首相は辞任した。
誰が、首相になるか。第1党のスウェーデン社会民主労働党
から首相は出ない。
中道左派グループで173議席、右派グループで176議席。
左側は、惜敗している。
で、議席数では第3党の<穏健党>から首相が出るらしい。
極右政党<スウェーデン民主党>が成長する度に、
スウェーデンはスウェーデンらしさを失っていく。
大心配。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )