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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
天才は、スリムである。斎藤幸平の話。
スリムクラブの話ではない。
トレンディエンジェルの斎藤さんだぞ、の話でもない。
このスリムな天才を、不勉強で知らなかった。
たまたまつけたNHKの番組を見て凄い天才!と思った。
知らなかったが、マルクス研究者に贈る<ドイッチャー記念賞>
を2018年に日本人として初めて、最年少で受賞したそうな。
この天才は、1987年東京都生まれ。32歳で世界的な
賞を受賞している。
NHKでの斎藤氏の話は、とても分かりやすい。
話の拡げ方がうまい。
生硬な解説の本によりマルクスを読もうとする人は
少ないと思う。
斎藤さんの頭脳を通すことによって、現代の様々な社会
問題解決の糸口が、マルクスの理論とある部分で
つながっているという感覚を視聴者は得られたと思う。
今後の世界中の共通目標であるSDGsにもつながっている
ような感覚。
それを分かりやすく伝えられるのは、斎藤さんだぞ。
大阪市大は、お目が高い。流石。よくぞこの天才をどこ
よりも早く発掘した。
斎藤さんは、昨日、<新書大賞>も受賞したようだ。
読まなくっちゃ。
流石と思うのは、パートナーの伊集院光。
いつも思うのだが(と言っても年に数回しかこの番組を
見ていないが)、
人文科学、社会科学の古典を扱うこの番組で、古典を理解し、
専門家の話にタイミングよく共感したり、問題提起したりできる
能力を伊集院は発揮している。
もう一人の天才がここにいるのだ。
結論:天才と体型は、無関係である。
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