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日本人は楽観的か?

日本人は楽観的か?

国民全体としては心配性である。結果的に、どちらかといえば悲観的なのであろう。

 

一部であるが楽観的な人もいる。

曰く、<コロナウイルスには絶対感染しない>

曰く、<感染したら、した時だ>

 

さいたまで6500人の大イベントが開かれた。

国から禁止命令を出せない以上、主催者の自己決定である。

多くのイベント企画会社は、<コロナ感染者が発生することを恐れて>イベント

をしないものだ。

世間からのバッシングほど怖いものはない。

 

しかし主催者の中にも楽観的な見方をする人もいる。

 

こうした楽観ムードが何故生じたのか。

人間には、自粛行動の限界点があるようだ。

1か月近くも<我慢の連続>を自己に強いると、我慢の限界が生じて<楽観モード>

に反転する。

先週末の近くの居酒屋の異様な混み具合に、その楽観ムードが見て取れる。

 

そのきっかけになったのが、首相の国民への語りかけ。

国家一丸となって自粛するモードから

地域地域で判断しながら自粛を続けるというモードに

モードダウンした。

 

この一丸性がなくなったことが、楽観モードのトリガーとなった。

首相自身そのようなメッセージの意図はなかったとしても、我慢すること

の限界に

来ていた人が、自己の行動を正当化するための装置として<解釈した可能性が

高い>

 

それは個人だけでなく、娯楽施設に関しても言えることで、再開するところが

出てきている。

この3連休のやや緩んでしまった行動が、2週間のタイムラグを経て<ブレイク>

を引き起こすか。

それが大きな注目点である。

 

クラスター不明のケース感染、個的感染が東京で拡がっている傾向がすでにある。

<都市封鎖>という映画のタイトルにあるような<オドロオドロシイ>表現を

都知事が

使うのも、楽観人、楽観社会への警告なのであろう。

 

 

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