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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
聴講生。
火曜日2限の福祉論a には、2名の聴講生がいる。
1人は、60代前半
もう一人は、60代後半
だと思う。
どちらも男性。
男性が介護について学ぶことは、とても重要だと思う。
学部生の受講生も、90%が男子学生であり、男率は、極めて高い。とても良いことだともう。
お二人の聴講生の方は、授業中、お眠りになることは全くない。
358名しか座れない教室に330名が座っているが(15名ほどが途中放棄か就活かずる休みのため欠席)、お二人の聴講生は
すぐ分かる。
お一人は比較的前の方、もうお一人は比較的後ろの方。
遅刻なさることも欠席なさることもない。
お二人のうち、60代後半の S 様が、授業後、私のところへ。
授業内容に関する感想をお話になった。
表現がとてもソフトであり、<上品>である。
高齢者ケア施設の第3者評価の委員もなさっているという。
認知症グループホームのことを講義で説明した時、スウェーデンが発祥の地であること、発祥の国スウェーデンのグループホーム
は決して<一戸建て>ばかりではなく、街中の雑居ビルの中にも存在することなどにふれた。
S 様は、今、スウェーデンの社会サービス法(1982年)を、辞書を引きながら、読んでおられるという。
元大阪教育大学の二文字先生が翻訳されていることをお伝えしたが、そのこともご存じで、あえてスウェーデン語に挑戦されているとのこ
と。
後期で、スウェーデンの高齢者ケアを論じる予定であり、シラバスにそのように書いている。後期の授業を楽しみになさっていると。
誠にありがたい話でR.
これほど、学習意欲旺盛な聴講生の方は、<初めて>でR.
はっきり言って、聴講だけでは、<もったいない>
近いうちに、時間を取って、S 様と、ゆっくりお話ししたいと思う。
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