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定年退職したら、文章塾を!

現在、ゼミ論集を鋭意編集中である。

新規生の個人レポート19名分の編集はほぼ終わりつつある。

具体的に言えば、編集とは、ゼミ生が提出した各個人の7200字以上9000字以下のレポートに対して、パソコン上で、あっちこっちに<赤>を入れ、修正要求をすることである。

一人につき3往復が平均。スムーズな例でも2往復はしている。反対に4往復している例もある。

4月から和気藹藹とゼミ運営してきたが、ゼミ論集に関しては、ガチンコ勝負である。

今は、ゼミ生の方がキョトンZZZ状態であろう。

さて、現在は、継続生による5の共同研究レポートの編集中である。

こちらは、個人レポートに比べて執筆が難しい。

各グループとも、メンバー5人で分担してきた共同研究をリーダーが一人でまとめるのである。

継続生にとっては、初めての経験であろう。厳しい試練かも、知れん。

こちらも、各グループ、4往復ぐらいが平均となろう。

頑張ってほしい。

 

さて、最近は、大学生の文章だけでなく、社会人の文章をチェックする機会も増えた。

痛感するのは、文章技法の基本中の基本が分かっていない社会人が多いということである。

中学時代の国語の時間をなめてきた結果であろう。

大学生の学力が低下したと社会問題になっているが、決しそうではないと思う。

過去の大人がどのような文章を書いてきたか知らないので、大人全般の文章力が低下してきたかどうか分からないが、

とにかく今目の前にある大人の文章は、基本的な技法がない方が多い。

 

15年後、こうした方々を対象に、形式的にも内容的にも文章を微調整する<整えました塾>を開いてみたいと思う。

 

 

 

 

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