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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
第3話 スウェーデン王室物語
第2話の続きです。
翻って日本はどうか。日本社会は、天皇を国の象徴とする天皇制国家である。現在の今上(きんじょう)天皇(125代)は、昭和34年に、正田美智子様とご結婚された。昭和35年に皇太子徳仁(なるひと)親王殿下がご誕生になり、昭和40年には文仁(ふみひと)親王殿下がお生まれになった。昭和44年には清子内親王殿下がお生まれになった。昭和天皇が昭和64年12月に崩御された後、現在の天皇が即位された。
皇位の継承については、昭和22年5月3日に施行された「皇室典範」に明記されている。具体的には、皇位継承に関する規定が定められた第一章の第一条に「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と明記されている。この規定に従えば、皇位継承順位は、①皇太子殿下、②秋篠宮殿下、③常陸宮殿下、④三笠宮殿下、⑤寛仁親王殿下、⑥桂宮殿下、⑦高円宮殿下と決められており、スウェーデンのように女性が継承することはありえない。しかしながら、歴史上、推古天皇(33代)、皇極天皇(35代)、持統天皇(41代)、後桜町天皇(117代)等女性の天皇が少なからず存在したのであるから、日本文化が歴史的に女性の天皇を全く否定してきたわけでもない。
1999年6月に男女共同参画社会基本法が施行され、日本においても男女平等、男女共同参画が国レベルで推進されているところである。しかし、日本の皇族の世界においては、そうした男女平等の理念が生きているとは思えない。スウェーデンのように、女性に対して開かれた継承法が制定されてよい。
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翻って日本はどうか。日本社会は、天皇を国の象徴とする天皇制国家である。現在の今上(きんじょう)天皇(125代)は、昭和34年に、正田美智子様とご結婚された。昭和35年に皇太子徳仁(なるひと)親王殿下がご誕生になり、昭和40年には文仁(ふみひと)親王殿下がお生まれになった。昭和44年には清子内親王殿下がお生まれになった。昭和天皇が昭和64年12月に崩御された後、現在の天皇が即位された。
皇位の継承については、昭和22年5月3日に施行された「皇室典範」に明記されている。具体的には、皇位継承に関する規定が定められた第一章の第一条に「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と明記されている。この規定に従えば、皇位継承順位は、①皇太子殿下、②秋篠宮殿下、③常陸宮殿下、④三笠宮殿下、⑤寛仁親王殿下、⑥桂宮殿下、⑦高円宮殿下と決められており、スウェーデンのように女性が継承することはありえない。しかしながら、歴史上、推古天皇(33代)、皇極天皇(35代)、持統天皇(41代)、後桜町天皇(117代)等女性の天皇が少なからず存在したのであるから、日本文化が歴史的に女性の天皇を全く否定してきたわけでもない。
1999年6月に男女共同参画社会基本法が施行され、日本においても男女平等、男女共同参画が国レベルで推進されているところである。しかし、日本の皇族の世界においては、そうした男女平等の理念が生きているとは思えない。スウェーデンのように、女性に対して開かれた継承法が制定されてよい。
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