オヤジのひとり言

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桓武天皇が北方守護を恃んだ寺

2012年10月27日 | オヤジのひとり言

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魔界への誘い・京に伝わる魔界伝説その51

桓武天皇が北方守護を恃んだ寺

 鞍馬山の山上、本殿金堂の前には、

木立から京都市内を一望できる翔雲台があり、

寅の月の寅の日の寅の刻、

この台の上に毘沙門天が天から降臨されたいわれ、

ご本尊の毘沙門天像は、

左手を額の上にかざし、

まるで遠く平安京を見るようなまなざしです。

それは、延暦15年( 796 )に桓武天皇が、

怨霊除けとして、

京の北方守護を鞍馬寺に恃んだのでした。

 

京の北方の守り神 毘沙門天像 (鞍馬寺)

「鞍馬は昼なお暗し‥」と言う言葉があります。

その昔オヤジが青年の頃バイクでをツーリング、

真夏なのに、空気がやけに冷たいと感じたことを思い出しました。

鞍馬寺に行くつもりは無かったが、

なんとなく立ち寄ったこの寺ではじめて

この国宝「毘沙門天」を見たとき受け衝撃は今でもよく覚えている。

山門の下にバイクを置いて、

きつい山道を歩いて鞍馬寺へ。

真夏なのに山の冷気のためかそれほど汗をかかずに伽藍に到着。

霊宝殿でこの「毘沙門天」と対面。

「毘沙門天」はご存知の通り多聞天のことで、

北方を守る天部に属す。

その昔平安遷都の頃、

京の北方から押し寄せてくる悪魔の(邪気)を食い止め、

都を守る為に京の北に位置し霊験あらたかな鞍馬山に

北方の守り神である「毘沙門天」を祭ったのが鞍馬寺の始まりといわれています。

脇侍に后である吉祥天(毘沙門天と夫婦)と

善膩師童子を従え、

手をかざし遥か彼方を見据えたその風貌に恐ろしさを感じたのをよく覚えている。

カヤノ木の一本彫りで作られているが、

木の温かみは全く感じられず、

冷たく、塊そのものです、

威厳高く、それでいてすさまじい威圧感を発し続け、

見るものを圧倒しています。

仏師もそう意図して製作にあたったのでしょうね。

目つきが鋭く、

特に「眉間のしわ」が深く、風貌と凄みが集約されていると感じる。

「昼なお暗い鞍馬山」で一人、

今も京を守護する為北方に睨みを利かせ続けるこの毘沙門天‥

「どんなヤツでもこの睨みで追い払ってやる‥」

そう言っているようです。

今になって

写真や仏像解説の本でこの「毘沙門天」を再び見ても

凄い威圧感を感じられ、

もう一度じっくり逢いに行きたいなぁ。

 

今回はここまで・・    

続きは次回に・・ 

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