オヤジのひとり言

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プロ野球界の非常識・

2011年03月18日 | ボランティア
巨人、中日あきれた非常識 セ開幕強行??

 3/15日の理事会で25日の開幕強行開催を決め、

世間から大バッシングにあう危機一髪だったセ・リーグ。

労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)と

加藤良三コミッショナーに救われ、

とりあえずは最悪回避。


それにしてもその非常識さは情けない限り。

 セ・リーグとパ・リーグの理事会が行われた。

日本大震災の被害が広がる一方の

宮城県・仙台を本拠地にする楽天が所属するパ・リーグは、

25日の開幕予定を延期することで全会一致。


あきれ返ったのはセ・リーグ理事会だ。

「セ・リーグは25日の開幕を延期する理由がない」と

某球団代表が言い切り、25日の強行開幕を決めたのだ。


 この決定がツイッターで流れると、

「何を考えているのか」と、

ファンから一斉に非難の嵐が起こった。が、

この後に開かれた年金運営員会に出席した

新井会長はじめ労組・日本プロ野球選手会関係者が

「セ、パ同時開幕延期」を緊急提案。

12球団緊急実行委員会で議長を務める加藤コミッショナーが決断。


 「継続審議とする。古今未曽有の出来事だから」ということで、

とりあえずセ・リーグの分離開幕に待ったをかけたのだ。

労組・選手会と加藤コミッショナーのタッグマッチで、

最悪のケースは一時棚上げされた。

セ・リーグが暴走したまま25日開幕を強行、

パ・リーグと分離開幕を決めていたら一大事だった。


 「球界の常識は世の中の非常識」となり、

世間から背を向けられ、

プロ野球界は大危機に陥っただろうと思われる。

一万名以上の死者や行方不明者が予想され、

原発の相次ぐ爆発で放射能漏れまで起き、

計画停電まで実施されるなど、

影響は拡大するばかりの東日本大震災。

その現実を直視できない巨人、中日らのセ球団首脳にはあきれ果てるばかりだ。


 「9・11(アメリカ同時多発テロ事件)の4日後にヤンキースは試合をして、

アメリカ国民を勇気づけた」と言った

セ某球団首脳がいたそうだが、

全くわかっていない。

今のセ・リーグは実力、人気面ともに

パ・リーグのマイナーリーグ化しているのだ。

昨年のセ、パ交流戦では

1位・オリックスから6位・日本ハムまで

パ・リーグ球団が独占。

セ・リーグは7位・巨人から

12位・横浜と下位にズラリ名を連ねる不名誉ぶり。


 日の丸を背負う日本代表投手陣も

日本ハム・ダルビッシュ、

楽天・岩隈、田中、

西武・涌井、

ソフトバンク・杉内とパ・リーグのエースばかり。

こんな現実が見えていないセ球団首脳。

まさに貧すれば鈍するといったところだ。

現実を見据えた選手会の緊急提案、

加藤コミッショナーの「継続審議」の決定に感謝。

非を認め、自ら開幕延期をしなければ、

ファンから完全に見放され、

相手にされなくなるだろう。 


がんばれ・新井選手会長・加藤コミッショナー!!!


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1 コメント

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被災者の皆様に... (kyoto-ee)
2011-03-19 11:42:26
春は必ずやつて来る
ここが一番の我慢時
神戸あわじ以上の大震災・大津波・原発の危機だけど・・
持ち前の我慢強い東北魂で・
「思いやりの心」が世界一の日本だもの
日本中・いや
世界中が支援する。
まだまだ時間が掛かるが・・
ガンバレ・東北!!!

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