オヤジのひとり言

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紅葉狩りも良いけれど・・京都の街は人だらけ・・なのだ?

2008年11月26日 | Weblog
今日も昼間は20度以上の秋晴れ、

まっ寒いよりは良いけど・・

いつになれば野や山が鮮やかな紅に染まる季節が来るんでしょうね。

美しくも艶やかな秋の賑わい、

複雑に、
そして巧妙に絡み合って自然と生命の営みが、
わしたちの目に見事な風景を映し出してくれる秋の紅葉。
こんなにも素敵な現象が、毎年必ずやってくる・・・不思議ですネェ

今年も自然が贈ってくれる美しい風景を楽しみに、
秋の野山に出掛けたいですね。
でも、紅葉って何故紅くなるのか、
私たち日本人は、
いつ頃から紅葉を楽しむようになったのか?、

モノの本によると、
古くは奈良時代から紅葉狩りは楽しまれていたとか、
奈良時代に編集された「万葉集」、平安時代の「源氏物語」
そして「百人一首」など、
日本の古典にもでてくる紅葉狩り。

日本人は古くから紅葉狩りを楽しんでいたと言う。
平安時代の貴族(麻呂のご先祖様)は紅葉を見ながら宴を開き、
和歌を詠み、
勝負する「もみじあわせ」を行なって、
秋のひと時を楽しんでいたようです。

江戸時代になると、
大名をはじめ一般庶民にも広がり、
各地の大名は家来を伴なって紅葉の名所と言われる所を訪れ、
叉庶民も紅葉狩りに出かけていたようです。

このように紅葉狩りは一般にまで定着し、
明治時代には紅葉の名所を訪ねる旅行も楽しまれるようになったようです。
では、
何故眺めて楽しむだけなのに・・「狩り」と呼ぶのは如何してなのでしょう。
「狩り」は、もともと獣を捕まえる意味で使われていました、
それが、
野鳥や小動物を捕まえる意味にまで広がり、
さらには、果物などを採る意味にも使われたようです。

やがて、
「草花を探し求める」から
「草花を眺める」という意味にも使われるようになったとか。

一説によると、
狩猟をしない貴族が、
自然を愛でることを狩りに例えたとも、

どうも
「捕まえる」から
「眺める」への意味の広がりは、
どうやら日本人独特の感性が紡ぎ出した言葉の綾と言えそうですね。

赤くなったり、
黄色く変化するのは?・・紅葉の仕組みって如何なんだろぅ?

紅葉は、
冬に備えて葉を落とす準備をする為に起こる現象ですよね、
紅葉にも葉っぱの色によって呼び方に種類があって、
赤色を「紅葉 もみじ」
黄色を「黄葉 おうよう」
褐色を「褐葉 かつよう」と呼ばれています。

そのメカニズムは・・

普段、
葉っぱが緑色に見えるのはクロロフィルム(葉緑素)が含まれるからで、
秋になり気温が下がると光合成が鈍くなり、
葉っぱと枝の間に離層という組織が作られて、
糖分や水分が運べなくなり、
クロロフィルムが壊れて分解されてしまい、
今まで見えなかったカロテノイドという黄色い色素が現われてくるそうです。

これが、
イチョウなどが黄色く色づく仕組みだそうです。

実は存在しない「モミジ」という植物・・む

草紅葉、
ヤマモミジ、
いろはモミジなど、
モミジと名のついた植物は、
全てカエデ科の植物の事を指し、
学術的には「モミジ」という植物は本当は存在しないという事だそうです。

「楓」の紅葉が特に美しいことから
「モミジ」の代名詞として親しまれるようになったようです。
モミジは、
染料挟んで染色する意味の「もみづ(揉出)」を語源に変化したようです。

また、
「カエデ」という名前も「万葉集」が由来と言われていて。
カエデの葉がカエルの手に似ていると言うことから

「蛙手(かえるで)」と歌に詠まれてたんだってさ。

なんかぁ~インチキっぽいナァ

お後が宜しいようでWWWWWWW また次回?????

今日は辛口?・・「時代を読む」シリーズ

2008年11月02日 | Weblog
11/1(土) 時代を読む 最近の情勢と会社

今回のテーマは「銀行」です。
現在、
世界的に金融業界が危機的状況にあり、
それが実体経済に徐々に波及することが予想されます。
日本の金融機関は他国と比べても比較的安全だと言われていますが、
現実は、
金融機関の不動産業界や建設業界に対する信用収縮が続き、
査定も厳しくするという悪循環があります。
その信用収縮は我々不動産業界だけでなく、
飲食業やIT関連業界なども対象となっています。
今、
本当に安全というのは住宅ローンぐらいで、
それ以外の投資商品を含めて、
掛け目が厳しくなっているなぁと感じます。
そうなると、
不動産、
建設業界が下降に向かい、
結果として金融機関も厳しい状況になるでしょう。
ただ、
そのような情勢が悪い時でも、
3億円以内の利回りの良い商品商品というものは比較的良く動いていますから、
資金力のあるところが生き残れるのだと考えられます。

 各社の不動産売買や流動化を見てみると、
短期借入れの割合が多く、
また、
ノンリコースローンの償還期間限が迫っているという事情を含めると、
この影響が今後大きく影響してくるだろうと思います。
そうなると、
金融機関がバブル崩壊時並のダメージを受ける可能性が十分あります。
 
俗に言う、
ファンドバブルのノンリコースローンが
焦げ付いていく可能性が十分あると考えざるを得ない状況になると思います。
ファンド・リートの物件が放出されると、
また不動産価格が決め辛くなります。
それを現金で買うことが出来れば別ですが、
ローンが組みづらい状況の中で、
多額の頭金が必要となり、
流動化が進み難くなるという悪循環が発生します。

 そうなると、
売れないものをさらに売ろうとするから、
より不動産価格が下り、
底が見えなくなります。
金融機関も融資条件を厳しくしなければならず、
資金繰りがうまくいかない企業が増え、
償還を求めても返済出来ずに、
結果としてその弊害が全て金融機関に回ってきます。
それが世界恐慌的な事態に陥ってしまうと、
あらゆる事が停止状態になり、
悪い状況は長引く恐れがあります。

その流れが来た時には底を打ちますが、
なにしろ不動産の底打ち感が無いと
銀行は活発に動けないと思います。
その間はどうしても、
建設や不動産は怖いので扱いたく無い、
融資はしたく無いという動きは続くのではないでしょうか。
 
 しかしながら、
日本国内だけで見ると非常に厳しい状態ですが、
世界から見れば日本は買場だという判断をしています。
世界全体が好景気の中であっても、
日本の株価は目立って上昇して来ませんでした。
一方不動産も一年ほど前までは若干上昇しましたが、
極端な上昇は無く、
世界的に見れば暴落のリスクは少なく、
安全性から考えると日本の株や不動産に
お金が流れる傾向に有ると考えいてます。

例えば、
最近シンガポールの政府系不動産会社が
日本で不動産投資と運営事業に進出するというニュースがありましたが、
世界のお金が日本に流れる兆候は見えています。

私が考えるに、
最初に株が反応して、
その後に不動産価格が反応していくだろうと思います。

 ただ、
今年中にお金が流れてくる動きが無ければ
本当に恐慌の可能性も有り得るでしょう。
世界の株価、
特に日本の株価上昇が顕著に現れなかった場合には、
その根はかなり深いでしょうね。
むやみやたらに恐慌が起こるというと混乱を招く恐れもありますから、
あまり言及はしませんが、
万一に備えて恐慌対策
というものを打っておかなければいけないだろうと考えます。
その対策も「様々な面から考えておかないと」と思います。

 これから様々な兆候が出始め、
米国の大統領選挙の行方等が見えてくると
今後の動きもある程度掴めてくるでしょう。
その間は、
事業を大きく伸ばすという事ではなく、
生き残るということを最大のテーマとして
内部を見つめ直し行動する事が最重要だと思います。

         以上 レポート 文責 名無しのごんべい