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魔界への誘い・京に伝わる魔界伝説その43
水の魔力
龍神を操った空海
京都はなぜ「 湯葉 」や「 豆腐 」が美味しいのか?
これは、
言うまでもなく、
水が美味しいからです。
京都はなぜいつまでも、
都会でありながら自然がこんなにも美しい街なのか?
それは、水の都だからなのです。
京都は平安遷都以来、「 水 」に様々なドラマを演出させてきました。
加茂川が氾濫すると、
怨霊の仕業として祭りを、
早魃が続くと龍神の怒りとして祈祷や修法を行ないました。
その水にまつわるドラマから
多くの不思議な異空間を操る妖人も生み出してきました。
その中には「 弘法大師 」として親しまれている「 空海 」も
淳和天皇時代の天長元年( 824 )の夏、
雨が全く降らない日々が続きました。
淳和天皇は神泉苑での祈雨の修法を東寺の空海と西寺の守敏僧都に命じた。
はじめに雨乞いの法力をふるったのは守敏でした。
7日間の結願の日に豪雨になったが範囲が狭く都の内だけでした。
次に空海が修法を行ないましたが、
何日経っても一滴の雨も降らすことが出来ない。
しかし諦めるわけにはいかないと、
なおも念じていると、
なんと、
守敏が法力を使って雨を呼ぶ「 龍神 」を
壺の中に閉じ込めていることが解かった。
空海のもとに龍神より託宣があったのです。
神泉苑の池には龍がいて、
それは元来、
天竺の無熱池に棲む龍で、
善女龍王といった。
そこに住む龍は、
龍王の中でも最も徳が高いとされています。
空海がさらに修法を続け、
いよいよ終盤に近づいた頃、
金色をした龍が池に現れ、
たちまち大粒の雨が降りはじめその雨は三日三晩降り続け、
都の内外を潤したのでした。
平安京の天門と鬼門の交差する地点にある異空間神泉苑。
その池に龍神が棲んでいることは、
『 日本三代実録 』という本にも記されています。
この歴史書は言うまでも無く六国史のひとつです。
当時の人は事実としてこれを受け止めていたのです。
因みに、中島の善女龍王社に詣でる時は、
1つだけ願いを念じて朱塗りの法成橋を渡ると、
願い事は必ず成就するといわれています。
祀られている善女龍王は、
とても慈悲深い龍王さまだと言い伝えられています。
今回はここまで・・
続きは次回に・・
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