今日はダメ虎の試合が無いのでホッとするやら・寛げるやら・
そこで気になるのが
ブラジルワールドカップアジア最終予選イラク戦のこと。
ジーコ率いるイラクの練習は丸見え、
これは日本のザックと真ギャク!
11日のブラジルW杯アジア最終予選で日本と対戦するイラク代表が9日、来日した。
ジーコ監督は試合まで2日間の練習を全面公開する と宣言。
夕方の都内での初練習も報道陣に完全オープン した。
決戦に備えて新戦力も連れてきたが、「フットボールにミステリーはない」と、
日本代表監督時代と同じジーコ流で「古巣」との決戦に臨む。
対照的に、埼玉県内で調整した日本代表は、冒頭15分を除き完全非公開。
ザッケローニ監督の緊張感が高まってきている。
W杯アジア最終予選という大一番。
それでもジーコは06年のW杯ドイツ大会などを指揮した日本監督時代と同じやり方。
そして、
決戦前日の今日10日も完全公開する意向を明らかに。
W杯では予選を含めて、練習を非公開とするのが主流だ。
勝利のために、戦術やメンバーなどの情報流出を徹底して防ぐ。
日本代表のザッケローニ監督も冒頭15分のみを公開し、
セットプレーなどの重要な練習はほとんどシャットアウトするのが通例。
岡ちゃんも、トルシエジャパンも同じだった。
日本が6月に最終予選で対戦したオマーン、ヨルダン代表も、
日本での練習は完全非公開だった。
現在イラクは最終予選2分けで、首位日本に勝ち点5差の2位。
86年以来のW杯出場へ何が何でも勝ち点がほしいイラクの対日本戦。
さらに今回は主力にケガ人が出て、代表歴の少ない若手数人がメンバーにいる。
新しい選手を試したい」それでもジーコ監督は異例とも言える「OPEN」の姿勢。
この方針には「ブラジル流」が根底にあるのかも。
02年のW杯日韓大会で優勝したブラジルは
決勝の前々日まで練習を報道陣だけでなく観客にも公開した。
フェリペ監督の切り出した理由はこうだ。
「サッカーは2.3日隠したところでうまくならない。それなら、みなさんに見せた方がいいだろう」。
決勝では完全非公開練習を続けたドイツを破り、栄冠を手にした。
ジーコ監督も母国ブラジルと同じように、スベテを曝け出して日本戦に臨む。
ジーコジャパン時代、埼玉スでは7勝2分け。
ザックジャパンも不敗、「ならば、引き分けでいいかな」と笑った。
ジョークを交える口ぶりが、余裕と不気味さを漂わせた。
◆イラク代表の選手は DFシャケルが故障離脱。
代わりにドイツリーグ、でプレーするDFハイデルが、今月初旬の韓国合宿から合流。
また「イラクのC・ロナルド」と称されるMFヤシンら数人の若手も融合。
主力攻撃陣では
07年アジア杯のMVPで、
アジア3次予選シンガポール戦でハットトリックを達成したFWマハムドが侮れない。
ちなみにイラク代表は W杯出場は86年メキシコ大会のみ(1次リーグ敗退)。
04年アテネ五輪では4強進出を果たし、07年アジア杯で初優勝を飾った。
最新のFIFAランクは78位。
ただし・・気をつけなければならない・・
93年のW杯米国大会アジア最終予選で、
日本に試合終了間際に同点に追いつき、
日本のW杯初出場を目前で打ち砕くあの
「ドーハの悲劇」 を演出した張本人。
負けても勝ち点2差でまだ安泰だが 「埼玉の悲劇」 にならないように・・
試合終了の長いホイッスルが鳴るまでは・・
一時たりとも気を抜けない・
海外組の時差でのコンデション調整に、香川や長谷部の不調も気になるが?・・