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東京都日野市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2023-10-02 18:52:42 | マンホール蓋

※2023.10.01更新 その3「新選組にちなむマンホール蓋」をその1.に取込み、その3.を削除しました。また、マンホールカード、市制60周年記念のデザイン蓋、規格模様のタイプ違いの蓋など追加し最新の状態としました。

日野市の経緯は、明治 22年に当時神奈川県に含まれていた多摩地域に日野宿、桑田村、七生村が誕生しました。明治 26年には多摩地域が東京府に編入され、日野宿が日野町に改められた後、明治34年に桑田村を併合しました。
昭和 33年に日野町と七生村が合併して新しい日野町が発足した後、昭和 38 年 11月 3日に東京都で12番目の市として市制を施行し現在に至っています。

日野市は、都心から西に35キロメートル、東京都のほぼ中心部に位置し、多摩川と浅川の清流に恵まれ、湧水を含む台地と緑豊かな丘陵をもつ街です。東は八王子市、北は昭島市・立川市、西は府中市・国立市、南は多摩市に接しています。面積は27.55平方キロメートル、令和元年6月1日現在で人口は18.6万人強、世帯数は8.9万世帯強です。

日野市は、平成25年に市制施行50周年の節目を迎えました。かつては農業中心の宿場町で「多摩の米蔵」といわれていましたが、昭和の初めからは大企業の誘致により工業都市の顔も加えます。
また、日野は「新選組のふるさと」でもあります。副長・土方歳三や六番隊長・井上源三郎が生まれ育ったほか、彼らの活動を支えた名主の佐藤彦五郎の屋敷(日野宿本陣)が残されており、例年5月には「ひの新選組まつり」も開催されています。

市章は、日野の日の字を丸くして、炎の如く燃えさかり発展して行く様を象徴しています。(昭和38年11月3日制定)

市の花は「キク」、市の木は「カシ」、市の鳥は「カワセミ」です。(以上は、日野市HPより)

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
日野市の下水道は、汚水と雨水をそれぞれ別系統で排水する分流式下水道を採用しています。汚水は、公共下水道を経て流域下水道を流下して、南多摩水再生センター、浅川水再生センター、八王子水再生センターの三ヵ所で処理していま す。 また、雨水は多摩川、浅川をはじめ谷地川、程久保川、大栗川に排出しているようです。

日野市は、令和元年8月7日に第10弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 (2023.10.01追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
「新選組のふるさと」日野市。 新選組副長・土方歳三は1835年、武蔵国多摩郡石田村(現東京都日野市石田)で生まれました。 現在の日野宿本陣にかつてあった天然理心流の剣術道場で、歳三は近藤勇、沖田総司ら後の新選組の主要メンバーと出会い、ともに稽古に汗を流しました。 その後、京都で新選組を結成して反幕府勢力を取り締まりましたが、大政奉還後は各地を転戦して新政府軍と戦い、1869年、箱館(函館)での激戦で歳三はその生涯を閉じました。 2019年は市全体で土方歳三没後150年プロモーションを実施し、記念マンホール蓋を設置しました。

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、市制60周年ロゴマークのデザインマンホール蓋です。
日野市の特産物や観光地をモチーフにすることで、日野市の魅力を表現しています。
JR日野駅前、JR豊田駅北口、京王線高幡不動駅南口交番前、多摩動物公園入口付近、南平体育館北側歩道の5ヶ所に設置されているようです。
こちらは、JR日野駅前に設置されている汚水蓋です。
 (2023.10.01追加)
こちらは、JR豊田駅北口に設置されている同じデザインの雨水蓋です。
(2023.10.01追加)

こちらは、マンホールカードに描かれている土方歳三 没後150年記念デザインマンホール蓋です。
設置場所は、JR中央線・日野駅東口の電話ボックス付近です。
雨の時に撮った写真のため判りずらいですが、土方歳三の左襟下には市章、右襟下には「雨水」の文字が入っています。
 
近くにある案内板には、次のように説明されています。
令和元年(2019年)は新選組副長・土方歳三が箱館(函館)の激戦でその生涯を閉じてから150年です。今でも多くの小説や、ドラマ、アニメなどで描かれ、人々から愛されている土方歳三のふるさと日野市では、これまで「新選組のふるさと」を支えていただいた皆さまをはじめ、市内関係団体や関係者の皆さまと連携し「土方歳三」個人に焦点を当てたプロモーションを行うため、「土方歳三没後150年ロゴマーク」を作成しました。
また、下水道事業では「下水道の見える化」を進めており、その一つとしてデザインマンホールの実現に向けて取り組んできました。この二つの取組みを組み合わせて「土方歳三 没後150年記念デザインマンホール」を製作し、150年ロゴマークを路上で表現しました。
土方歳三の顔をマンホールにデザインしたため、周囲から観賞していただくスタイルとしました。どうぞ末永く新選組のふるさと日野に思いを寄せて下さい。

日野市石田にある石田寺(せきでんじ)には土方歳三の墓や碑があります。多摩八十八ケ所霊場第八十六番札所、日野七福神の福禄寿担当で高幡山金剛寺(高幡不動尊)の末寺のようです。

次は、まちおこしのキャラクター「幕末チャレンジャー選之介」をデザインしたカラーマンホール蓋です。
平成16年のNHK大河ドラマ「新選組!」の放映にあわせ、日野市では様々なまちおこし事業が進められ、キャラクターも誕生しその愛称が「幕末チャレンジャー選之介」に決定したようです。
「選之介」の「選」の字は新選組からとったとの事。「撰」でなくこちらを採用したのは、市内に数多く残る新選組関連の碑文、古文書にこの字が使われているようです。(日野市観光協会HPより)

それでは、「幕末チャレンジャー選之介」のデザインプレート型のカラーマンホール蓋です。
多摩都市モノレール・万願寺駅の西側の通りに設置されています。
 
 
 

こちらは、古くから設置されているデザインマンホール蓋で、水辺にたたずむ市の鳥「カワセミ」のつがい?が描かれているようです。
実設置蓋での
カラー蓋は無いようですが、展示用のカラー蓋は幾つかあるようです。
こちらは、下水道課事務所内の展示蓋です。
(2023.10.01追加)
こちらは、浅川水再生センターの屋外展示蓋です。
 
こちらは、八王子水再生センターの屋外展示蓋です。

以降はノンカラーの実設置蓋です。
こちらは雨水蓋です。
 
こちらの蓋には枠に模様があります。
 
こちらは親子蓋です。
 (2023.10.01追加)

こちらは、鳥の羽や岩、草などの輪郭線がより細かく刻まれたタイプの蓋です。
上部に耐荷重量記号(T-25)が表記されています。

こちらの蓋は、上記蓋と比べ鳥の羽の彫が細かいようです。

こちらは親子蓋です。 

こちらは汚水蓋です。
 
 
こちらの蓋には枠に模様があります。
 
こちらは親子蓋です。
 

こちらは、鳥の羽や岩、草などの輪郭線がより細かく刻まれたタイプの蓋です。
上部に耐荷重量記号(T-25)が表記されています。

こちらの蓋は、上記蓋と比べ鳥の羽の彫が細かいようです。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは、用途記載のない蓋です。
 (2023.10.01追加)
こちらは、Φ800(80cm)の蓋です。
 (2023.10.01追加2)

こちらは雨水蓋です。
 
 
こちらは枠に模様があります。

こちらは汚水蓋です。
 
 (2023.10.01追加2)
(2023.10.01追加)
こちらは枠に模様があります。  

こちらは、亀甲模様の雨水蓋と汚水蓋です。サイズは両方共にΦ900(90cm)です。
 

こちらは、毘沙門亀甲模様の雨水蓋と汚水蓋です。
 

こちらは、スリップ防止模様の雨水蓋と汚水蓋です。
 
こちらは、上記と模様が違います。中央の市章の下に「お」の文字があるので汚水蓋と思われます。

こちらは、グレーチング(格子)タイプの蓋です。
 (2023.10.01追加)
こちらの蓋は、Φ900(90cm)です。

こちらは、同心円のデザインとなっています。

こちらは、よく見るタイプの蓋です。
(2023.10.01追加)

最後は、コンクリート製の蓋です。
中央の横棒のデザインが他の蓋と少し違っているようです。
 

次は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
こちらは、上記のデザインマンホール蓋と同じデザインの蓋です。
左は雨水蓋、右は汚水蓋です。
 (2023.10.01追加)

こちらは、他でもよく見る規格模様の汚水蓋です。
 
 (2023.10.01追加)

こちらは、プラスティック製の汚水蓋です。
 

こちらは、コンクリート製の汚水蓋です。

こちらは、側溝蓋や側溝枡の蓋です。
  

最後は、蓋に雨水とありますが用途が判りません。

以上で、公共下水道関係の蓋の整理は終了です。
次回、その2.では、市制40周年を記念して設置された蓋を整理してみます。

 




 

 

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