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東京都三鷹市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2023-12-10 22:46:08 | マンホール蓋

※2023.12.10更新 三鷹のキャラクター「Poki(ポキ)」をデザインしたマンホールカード2種類、規格模様(JIS、亀甲、毘沙門亀甲、スリップ防止、コンクリート製)の蓋5枚、小型蓋2枚を追加しました。
※2022.06.03更新 スリップ防止模様の小型蓋を1枚追加しました。
※2022.06.01更新 規格模様(JIS、亀甲、毘沙門亀甲、スリップ防止、コンクリート製)の蓋8枚、三鷹駅南口で撮った三鷹市PRキャラクター「たかじょうくん」のデザイン蓋1枚を追加しました。
※2020.12.03更新 キャラクターのデザインカラー蓋2枚、マンホール蓋10枚、小型マンホール蓋4枚、枡蓋1枚を追加しました。

三鷹市の経緯は、明治22年市町村制施行により神奈川県北多摩郡三鷹村が誕生します。その後、昭和15年町制施行により東京府北多摩郡三鷹町となります。そして、昭和25年11月3日市制施行により三鷹市となり、現在に至っています。

三鷹市は、都心から西へ約18キロメートル、東京都のほぼ中央に位置します。武蔵野台地の中央部南端にあり、市域のほとんどは武蔵野台地にありますが、西南端の一部、野川の流れる低い面(立川段丘〈下位面〉)と、牟礼の法政大学中学校・高等学校にはさらに高い面(下末吉面〈高位面〉)も残ります。
行政区画でいうと、東は杉並区、世田谷区の2区に、西は小金井市、南は調布市、北は武蔵野市にそれぞれ接しています。地勢は、東西6.3キロメートル、南北5.2キロメートル、総面積16.42平方キロメートルです。人口は、令和2年3月1日現在で18.8万人強、世帯数は9.4万世帯強です。

市章は、図柄の3本の円は江戸時代、三鷹地域が世田谷、野方、府中の3領に属していたことを意味し、中央の鷹の図は江戸時代、鷹場であったことを表したもので、三鷹の「三」と「鷹」を組み合せ、円は人の和、平和を願った図柄です。(昭和42年1月1日制定)

市の花は「ハナカイドウ」、市の木は「イチョウ」です。(以上は、三鷹市HPより)

三鷹市の下水道は、市域の8割程が汚水・雨水を一緒に排水する合流方式、残り2割程は汚水・雨水を別系統で排水する分流方式と二つの方式を採用しています。
また、三鷹市 は4つの処理区で構成され、市が管理する東部水再生センター、区部下水道に流 入し東京都が管理する森ケ崎水再生センター、流域下水道幹線を経由して森ケ崎水再生 センターへ送水する3系統があるようです。(以上は、三鷹市HPより)

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
三鷹市は、 令和3年11月5日に第15弾として東京都特別版のマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
世界中の人々に愛されているジブリの世界観を体験できる「三鷹の森ジブリ美術館」は、2001年東京都三鷹市にある都立井の頭恩賜公園内に誕生しました。オープンを記念して数多くの傑作を生み出した宮崎駿監督に、三鷹のキャラクター「Poki(ポキ)」をデザインしていただきました。 市制施行70周年に制作したマンホール蓋のデザインは、その「Poki」を中央に、周りには市の木であるイチョウと市章をイメージさせる図柄が配置されています。 玉川上水沿いの風の散歩道など市内各所に設置していますので、自然豊かな三鷹を散策しながら探してみてください。

こちらは、2023年8月15日より配布となった上記特別版カードの通常版カードです。
 

それでは、マンホール蓋の整理です。
最初は、2020年11月に設置されたマンホールカードに描かれているデザインマンホール蓋です。
東京都が取り組んでいる事業で、区市町村と連携したアニメ・マンガ・ご当地キャラクター等を活用したデザインマンホール蓋の設置の一環となります。(2020.12.03追加)

こちらの蓋には、三鷹のキャラクター「Poki(ポキ)」が描かれています。
2001年10月の「三鷹の森ジブリ美術館」(三鷹市立アニメーション美術館)誕生を記念して、スタジオジブリの宮崎駿さんが描いた三鷹のキャラクターで、生息地は「三鷹の森」、「ポキポキ」と小枝を折るような鳴き声が特徴のようです。(三鷹市HPより)
こちらは、三鷹中央防災公園周りの歩道で撮りました。
 

こちらの蓋には、外国人向け三鷹市PRキャラクター「たかじょうくん」が描かれています。
訪日・在留外国人との交流を楽しむ市民やそれを応援するイラストレーター、商店主らが集い、外国人向けに三鷹のまちをPRするために生まれたキャラクターですが、今の三鷹のまちの魅力だけではなく、江戸時代、付近に三つのお鷹場があったことが地名の由来とされる三鷹の歴史も知ってもらいたい!との市民の熱い思いから生まれました。鷹狩りの訓練師である鷹匠をモチーフとしてます。
こちらも、三鷹中央防災公園周りの歩道で撮りました。
 
こちらは、三鷹駅南口で撮りました。
 (2022.06.01追加)
最近は、こちらの二種類のキャラクター蓋の設置数が増えているようです。

次は、市の花「ハナカイドウ」がデザインされたカラーマンホール蓋です。
こちらの二つは、大沢地区の都営三鷹大沢2丁目アパート27号棟付近の道路で見つけました。
 
こちらは、三鷹市立第七中学校前の歩道で見つけました。
「ハナカイドウ」の花の色が、上記に比べピンク色に見えますが色違いなのでしょうか。

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
はじめは、JIS規格模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
 
こちらの蓋、地紋は同じようですが中央の市章の「鷹の図」が違っています。
 (2022.06.01追加)
 (2020.12.03追加2)
こちらは枠付きの蓋です。

こちらはΦ900の蓋です。

こちらは、亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。

 (2023.12.10追加)
こちらの蓋には、耐荷重量数字「25」が刻まれています。

こちらは親子蓋です。

こちらは雨水蓋です。
  
こちらの蓋の上部には、耐荷重量数字「14」が刻まれています。

こちらは汚水蓋です。

こちらの蓋の上部には、耐荷重量数字「14」が刻まれています。
(2023.12.10追加)
こちらは親子の合流蓋です。
蓋の上部には、耐荷重量数字「25」が刻まれています。
(2020.12.03追加)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載のない蓋です。
 
こちらの蓋の上部には、耐荷重量数字「14」が刻まれています。
(2022.06.01追加)
こちらは枠に模様があります。
 
こちらは親子蓋です。

こちらは雨水蓋です。
こちらは枠に模様があります。

こちらは汚水蓋です。
こちらの蓋の上部には、耐荷重量数字「25」が刻まれています。

こちらは枠に模様があります。

こちらは、近隣自治体では見かけない模様ですが、スリップ防止模様として整理します。
なお蓋には、製造会社の印が刻まれていますので、製造会社単位で整理してみます。
最初は、虹技㈱です。

左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 
こちらは親子蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。

こちらは、北勢工業㈱です。

こちらは用途記載のない蓋です。
左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 
こちらは雨水蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
(2020.12.03追加)
こちらは合流蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「14」が刻まれています。
(2020.12.03追加)

こちらは、長島鋳物㈱です。

用途記載のない親子蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「14」が刻まれています。
(2022.06.01追加)
左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 
こちらは雨水蓋です。
左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 
こちらは汚水蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。

こちらは、下部に「野9-1」、「野川10」とあるので野川処理区を識別する蓋でしょうか。
こちらは、上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 (2020.12.03追加)
こちらは、「野川7」と書かれた親子蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
(2020.12.03追加)

こちらは、日之出水道機器㈱です。

用途記載のない蓋です。
左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 (2022.06.01追加)
こちらは親子蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「14」が刻まれています。
(2022.06.01追加)
こちらは雨水蓋です。
左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 

こちらは汚水蓋です。
左蓋は上部に耐荷重量数字「14」、右蓋は上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
 (2023.12.10追加)

こちらは、上記とスリップ防止模様が違った蓋です。
こちらは、上部に耐荷重量数字「25」が刻まれています。
(2020.12.03追加)

こちらは、グレーチング(格子)型の蓋です。
 
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらには用途記載がありません。
  
(2023.12.10追加)
こちらは、上記と形状が違います。
 
こちらは、上記のようにスリップ防止タイプの蓋ではありません。
 
こちらは、インターロッキングタイプの蓋です。
 (2020.12.03追加)
こちらの蓋には「雨水」とあります。

こちらは、古いコンクリートタイプの蓋です。
こちらの三つの蓋、中央の市章が違っているように見えますが、如何でしょうか?
 (2020.12.03追加)
(2022.06.01追加)
こちらは、上記とタイプが違います。

こちらは雨水蓋です。

こちらは汚水蓋です。
 (2020.12.03追加)

こちらも他自治体で時々見る模様ですが、呼び名は何というのでしょうか。
用途記載はありません。
 

以降は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
最初は、亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。

こちらは雨水蓋です。
 
こちらは汚水蓋です。
 
こちらは浸透蓋です。
 (2020.12.03追加)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
(2020.12.03追加)
こちらは浸透蓋です。
 
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
(2022.06.03追加)

こちらも他自治体で時々見る模様ですが、呼び名は何というのでしょうか。
こちらは雨水蓋です。
 (2023.12.10追加)
こちらは汚水蓋です。
 (2023.12.10追加)

こちらも何という模様でしょうか。
こちらは用途記載がありません。
 
こちらは、汚水蓋(左)と合流蓋(右)です。
 (2020.12.03追加)

こちらも他自治体で時々見る模様です。
こちらは合流蓋です。
(2020.12.03追加)
こちらは用途記載がありません。


こちらは、コンクリート製の蓋です。
右蓋は、上部に「合流」とあります。
 (2020.12.03追加)

こちらは、インターロッキングタイプの蓋です。
こちらの蓋には「合流」と書かれています。
 

こちらは、側溝枡の蓋です。
こちらは、市の花「ハナカイドウ」が描かれた雨水桝でしょうか。

こちらは市章だけで用途が書かれていません。

こちらは「雨」とあります。
 (2020.12.03追加)
こちらは「汚水」とあります。

こちらには「浸」とありますので、雨水浸透桝でしょうか。
 
こちらは雨水浸透桝と書かれています。

最後は、変わった用途が書かれている蓋です。
一つ目は、「雨吐」と書かれた蓋です。
汚水と雨水を一緒に排出する合流方式では、集中豪雨などで管内に雨水が大量に流れた場合、水再生センターの処理能力がオーバーしないよう雨水を吐き出す仕組みが考えられています。
「雨吐」と書かれた蓋は、雨水を吐き出す仕組みの一環で使用されている蓋と思われます。
こちらは、JIS規格模様のΦ900の蓋です。
(2020.12.03追加)
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
 
こちらの蓋の上部には、耐荷重量数字「14」が刻まれています。
(2023.12.10追加)
こちらは、幾何学模様の蓋です。

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。

こちらは、日之出水道機器㈱の親子蓋です。
(2022.06.01追加)
こちらの亀甲模様の蓋には「雨水吐」と書かれています。
 

二つ目は、「伏越」と書かれた蓋です。
この伏越(ふせこし)とは、河川、鉄道、他企業埋設物を横断するために設ける構造で、伏越し管きょ、伏越し人孔から構成されるようです。
「伏越」と書かれた蓋は、伏越し人孔の蓋に当たるのではと思われます。
 

三つ目は、「災害用 耐震下水」と書かれた蓋です。
この蓋の近くに、災害用マンホールトイレの蓋がありましたので、汚物層側と下水道本管とを接続する耐震化された管渠に係わる蓋ではないかと想像します。
 
こちらは、径60Φのマンホールサイズの蓋です。

以上で、その1.公共下水道関係の整理を終了します。
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。


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