※2022.11.13更新 ノンカラーデザイン蓋・親子蓋6枚、防火貯水槽・仕切弁・空気弁・排泥弁・排水栓・排水栓など9枚を追加しました。
白井市の経緯は、昭和29年12月1日に白井村に永治村の一部(谷田、清戸、平塚、十余一)が編入合併され、新白井村が発足します。その後、昭和39年9月1日に町制施行し白井町が誕生します。平成13年4月1日には市制施行し白井市が誕生、現在に至っています。
白井市は、千葉県の北西部に位置し、東西の距離は約8.7キロメートル、南北の距離は約7.7キロメートル、面積は35.48平方キロメートルです。人口は令和3年6月末日現在で6.2万人超、世帯数は2.6万超となっています。隣接する市は、東は印西市と八千代市、南は船橋市、西は鎌ヶ谷市、北は柏市の5市となっています。
市章は、白井の「白」をデザイン化したもので、外の輪は「し」、中の点は「井」を表します。「和」、「躍進」、「太陽」、「梨」のイメージを総合的に表現しています。(昭和56年11月1日制定)
市の花は「サツキ」、市の木は「シイ」、市の鳥は「ホオジロ」です。(以上は、白井市HPより)
前置きはここまでとし、次は公共下水道に係わる情報です。
白井市の公共下水道は、雨水と汚水を別々に処理する分流方式を採用しています。汚水は、市域により手賀沼処理区と印旛沼処理区分かれ、印旛沼処理区は概ね千葉ニュータウン区域と既成市街地、手賀沼処理区は白井工業団地や西白井地域及び近隣の市街化調整区域が該当区のようです。手賀沼処理区は、千葉県の手賀沼流域下水道に接続され我孫子市にある「手賀沼終末処理場」で最終処理され利根川に放流されます。印旛沼処理区は、千葉県の印旛沼流域下水道に接続され千葉市美浜区にある「花見川・花見川第二終末処理場」で最終処理され東京湾に放流されます。
それでは、マンホール蓋の整理に移ります。
こちらは、平成30年8月11日に第8弾として配布開始となったマンホールカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
このデザインは、白井(しろい)市を代表とする特産品の「梨」と、市の花「サツキ」です。 白井市の台地は関東ローム層という火山灰土壌で、水はけがよく梨栽培適しています。 そのため「幸水」「豊水」「新高」「あきづき」などの梨づくりが盛んで、日本有数の生産量を誇っています。 市の花サツキは、白井市の気候風土によく合い、街路、庭に盛んに植えられ、盆栽としても人気が高い花です。 下水道を身近に感じるものは、道路に無数に点在するマンホールの鉄蓋です。 この鉄蓋を親しみやすいものにし、下水道のPRとイメージアップの一環としてデザイン化を進めました。
カードに示された汚水蓋は、北総線・西白井駅の南側、けやき台1丁目ロータリーの歩道に設置されています。右蓋は、白井市役所内の展示蓋です。
その他にもカラーデザイン蓋があります。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、カラー蓋と言うよりは白塗りされた蓋のようです。
以降は、ノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋です。
こちらは親子蓋です。
右蓋はΦ1200サイズです。
(2022.11.13追加)
こちらは汚水蓋です。
(2022.11.13追加)
(2022.11.13追加)
こちらは親子蓋です。
(2022.11.13追加2)
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらは汚水蓋です。
次は、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
次は、スリップ防止模様の汚水蓋です。
スリップ模様から長島鋳物㈱の蓋と思われますが如何でしょうか。
下部に、「しろい」、「おすい」と書かれています。
以降は、小型マンホール蓋や枡蓋です。
こちらは、前出のデザイン蓋と同様の絵柄の汚水蓋です。
次は、コンクリート製の汚水蓋です。
こちらは、プラスティック製の汚水蓋です。
次は、千葉ニュータウンの西白井地区と白井地区で撮ったJIS規格模様の蓋です。
中央に「雨」または「汚」の文字、その周りに「C(chiba)N(new)T(town)(?)」の文字、その周りに12(白井町)、3(印旛村)、6(本埜村)、9(印西市)時方向に市町村章が描かれています。
左が雨水蓋、右が汚水蓋です。
(白井町) (印旛村)(本埜村)(印西市)
千葉ニュータウンは、昭和41年に千葉県が単独で事業を開始し、昭和53年に宅地開発公団(現在:UR都市機構)が参画し開発した大規模ニュータウンです。
千葉ニュータウンは大きく分けて西白井地区(白井市(旧白井町))、白井地区(白井市(旧白井町))、小室地区(船橋市)、千葉ニュータウン中央地区(白井市(旧白井町)・印西市)、印西牧の原地区(印西市(本埜村))、印旛日本医大地区(印西市(旧印旛村))の6地区あり、当時の開発に係わる白井町、印旛村、本埜村、印西市の4市町村に係るエリアの雨水・汚水マンホール蓋ではないかと想像します。
後日、当該マンホール蓋がどのように管理されているか、もう少し詳しく確認しようと思っています。
以降では、上水道関係他のマンホール蓋を整理します。
白井市の上水道は、昭和48年度より千葉ニュータウン区域について千葉県水道局によって給水、市営水道は富士地区と白井地区に給水されているようです。
こちらでは市営水道に係わる蓋を整理し、千葉県水道局に係わる蓋は別途整理する事にします。
最初は、消火栓の蓋です。
右蓋には、「双口」と書かれています。
こちらの蓋には、「空気弁付」と書かれています。
次は、防火貯水槽の蓋です。
こちらの蓋には、「白井町」と表記されています。
(2022.11.13追加)
次は、仕切弁の蓋です。
(2022.11.13追加2)
こちらは空気弁の蓋です。
右蓋は「空気弁」の表記の前に「〇急」の文字が表記されています。
(2022.11.13追加2)
次は、排水弁の蓋です。
(2022.11.13追加)
こちらは、「空気弁付排水栓」と表記されています。
(2022.11.13追加)
次は、排泥栓の蓋です。
(2022.11.13追加2)
こちらの蓋は、公共下水道のデザインマンホール蓋と同じデザインですが「でんき」と書かれています。
左蓋は北総線・白井駅南口周辺、右蓋は白井市立白井第3小学校近く白井市根342-19番地付近の道路で白井市根342−19で撮りました。
(2022.11.13追加)
最後は、白井総合公園内で見つけた「災害用トイレ」の蓋です。
ただ、残念ですが蓋には白井市と判断できる表示はありません。
以上で、千葉県白井市のマンホール蓋の整理は終了です。
その2.では、旧印旛郡白井町のマンホール蓋を整理します。