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東京都調布市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2022-09-02 22:33:02 | マンホール蓋

※2022.09.02更新 新たに設置されたFC東京のマスコット「東京ドロンパ」が描かれたデザインマンホール蓋4枚、デザイン蓋2枚、規格模様の小型蓋3枚、規格模様の蓋3枚、コンクリート製の蓋4枚、スリップ防止タイプの蓋3枚、枡蓋2枚を追加しました。
※2022.04.02更新 新たに設置されたカラーデザイン蓋(「桜映画とドロンパ」)1枚ほか合わせて3枚追加しました。

調布市の経緯は、明治22年に市制・町村制が施行され、調布町と神代村が発足しました。その後、昭和27年11月3日町制施行により神代村が神代町となり、昭和30年4月1日には調布町と神代町が合併し調布市が誕生、平成27年に市制施行60周年を迎え今日に至っています。

調布市は、東京都のほぼ中央、多摩地区の南東部に位置し、新宿副都心へ15kmの距離にあります。市の東は世田谷区、北は三鷹市、小金井市、西は府中市、南は狛江市および多摩川をはさんで稲城市、神奈川県川崎市に接しています。
東西に 7.0 ㎞、南北に 5.7 ㎞、面積は21.58平方キロメートル、人口は令和2年3月1日時点で23.6万人強、世帯数は12.0万世帯強です。

地形は、武蔵野台地の南部の位置にあり、北に武蔵野の面影を残す深大寺の森、南にゆるやかに流れる多摩川など、市は豊かな自然に恵まれています。

市章は、ちょうふの「ち」を図案化し、市民の協和と無限に伸展する市勢を象徴しています。(昭和30年4月1日制定)

市の花は「サルスベリ」、市の木は「クスノキ」、市の鳥は「メジロ」です。(以上は、調布市HPより)

調布市の下水処理は、一部地区を除き多くは雨水と汚水を一緒に処理する合流方式を採用しているようです。汚水処理は、区部下水道に流 入し東京都が管理する森ケ崎水再生センターで処理され東京湾に放流されます。なお、分流方式は、緑ケ丘地区と西町・野水地区で採用されているようです。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
調布市は、2019年8月7日に第10弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
昭和34年から在住していた名誉市民・故水木しげる氏の代表作「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフにしたマンホール蓋が、調布駅北側に6種類あります。 本マンホール蓋は調布駅前整備の一環で平成28年3月に設置し、鬼太郎や一反もめんなどが放置自転車などマナー向上を呼びかけています。 また、駅周辺の鬼太郎ひろばや天神通り商店街には随所に鬼太郎と仲間たちのオブジェが置かれ、古刹・深大寺の参道には鬼太郎茶屋があります。 車体にキャラクターが描かれた通称・鬼太郎バスが市内を走る調布市。 市内散策で水木マンガのキャラクターとの出会いをお楽しみください。 

それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは、調布の魅力を発信するため、2021年に調布青年会議所が企画した「マンホール de 調布をデザイン!」(FC東京のマスコット「東京ドロンパ」が描かれたマンホール蓋のデザイン)の募集で、最優秀作品に選ばれたデザインのマンホール蓋です。
設置場所は二カ所のようで、こちらは調布駅ロータリー近くの調布パルコ南側の歩道に設置されています。
 (2022.04.02追加)
大好きなFC東京のホームタウン、桜堤通りの桜が咲くのを毎年楽しみにしていますとの事。
調布は映画の街なので「桜映画とドロンパ」という題名のようです。真ん中の部分は映画のフィルムと京王線の路線をイメージ、調布市からドロンパが世界に歩き出すイメージを表現したようです。

こちらは、優秀賞に選ばれた4作品のデザインのマンホール蓋です。
京王線・調布駅に近い「えの木ビル・メガロス調布専用駐輪場」に設置されています。たくさんの方に見ていただくには、ちょっと不思議な場所に感じました。
 (2022.09.02追加)
こちらのタイトルは、「ドロンパと調布の空」です。
(2022.09.02追加)
こちらのタイトルは、「調布の自然と建物を~東京ドロンパとともに」です。
(2022.09.02追加)
こちらのタイトルは、「ホームタウン!歴史と自然と文化とともに」です。
(2022.09.02追加)
こちらのタイトルは、「調布の全部のせ」です。
(2022.09.02追加)
そばに神奈川県相模原市のデザイン蓋が設置されていますが、新たな蓋が設置されるまでの仮蓋でしょうか?
(2022.09.02追加)

次は、マンホールカードに描かれているデザイン蓋及び同時に設置された鬼太郎の仲間たちのデザイン蓋です。
いずれも合流蓋で、調布駅前広場北側から甲州街道までの歩道に設置されています。
     
こちらは、天神通り商店街に設置されている鬼太郎と仲間たちのオブジェです。
   

調布市内には、日活調布撮影所、角川大映スタジオと、2ヶ所の大型撮影所があるほか、高津装飾美術株式会社、東映ラボ・テック株式会社、東京現像所など現在も数多くの映画・映像関連企業が集まっています。
そんな関係もあり、映画に係わるイベントも多く開催され、上記と同様の時期に映画の町「調布」を広報するデザイン蓋が、調布駅南口のバスロータリー東側歩道上に設置されました。
 
 

また、ラグビーワールドカップ2019日本大会を広報・記念するデザイン蓋が、調布駅前の路上、西調布駅及び飛田給駅から東京スタジアムへのアクセスルート上の歩道上に設置されています。

また調布市内には、武者小路実篤氏が昭和30年から51年まで、晩年の20年間を過ごした邸宅があり、昭和60年10月に邸宅(現:実篤公園)の隣接地に武者小路実篤記念館が開館しました。
この記念館の中庭に、武者小路実篤氏の 「野菜図 君は君」を描くデザイン蓋があります。
 
 
こちらのデザイン蓋、市内に1ケ所だけ実設置されている場所があります。市内入間町にある蕎麦店「増田屋」さんの地下駐車場の入口付近です。市の担当部署の話によると、公共下水道の蓋ではないようです。

以下は、以前から設置されている市の花「サルスベリ」を描いたデザイン蓋です。
こちらは、中央の「サルスベリ」に地色が付いています。
いずれも用途記載がありませんが、下部の「百日紅」の文字の右「〇」の隣に製造会社のマークがあります。
左は長島鋳物㈱、右は日本鋳鉄管㈱と思われます。
 
左は日豊金属工業㈱、右は関東鋳鉄㈱ と思われます。
 
こちらの蓋には、製造会社のマークがありません。

こちらは、ノンカラー蓋です。
ノンカラー蓋には、設置された年代により古いタイプと新しいタイプ(中央の「百日紅」と周囲の「〇」が輪郭線となり、周囲の「〇」の間に「・」が入る)があるようです。
最初は古いタイプの蓋です。
以下に製造会社ごとに整理します。

こちらは日之出水道機器㈱です。

左蓋の上部左に「S」とありますので汚水(sewage)の意味でしょうか。
 (2022.04.02追加)
こちらは、枠に模様があります。

こちらは親子蓋です。

こちらは長島鋳物㈱です。
 
左蓋は用途記載がありません、右蓋には上部右に耐荷重量を表す「T-25」の記号があります。
 

こちらは日豊金属工業㈱です。

こちらの蓋には、上部左に「S」の記号があります。

こちらは日本鋳鉄管㈱ です。

左蓋は用途記載がありません。
  (2022.09.02追加) 
こちらは雨水蓋です。
蓋の上部左に「うすい」、右に耐荷重量を表す「T-25」の記号があります。

こちらは汚水蓋です。
蓋の上部に「おすい」とあります。

こちらは㈱トミスです。

左蓋には上部右に耐荷重量を表す「T-14」、右蓋には耐荷重量を表す「T-25」の記号があります。
 

こちらは関東鋳鉄㈱ です。

いずれも、上部右に耐荷重量を表す「T-25」の記号があります。
 

こちらは製造会社が判りませんでした。

 

こちらは、製造会社のマークがありません。

こちらは、新しいタイプの蓋です。
マンホール蓋面の表記仕様は以下のように決められているようです。

今のところ、用途が「ごうりゅう」とある蓋しか見付ける事が出来ませんでした。
こちらは、日之出水道機器㈱です。
 

こちらは、長島鋳物㈱です。
 

こちらは、北勢工業㈱です。
 

以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
蓋には用途記載がありません。
   
 
こちらは、枠に模様があります。
(2022.09.02追加)
こちらは、Φ900の蓋です。
 (2022.09.02追加2)

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
調布市の公共下水道と東京都が管理する下水道管(流域下水道野川第一幹線)との接続に係わる蓋のように思われます。
(2022.04.02追加)

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
こちらは、日之出水道機器㈱です。
こちらは雨水蓋です。
上部には製造年(西暦下2桁)、下部は左側に製造会社のマークと耐荷重記号「T-25」、右側に用途記載として「うすい」と表記されています。

こちらは合流蓋です。
左蓋は耐荷重記号「T-14」、右蓋は「T-25」となっています。
 

こちらは、長島鋳物㈱です。
表記の位置は、前出同様のようです。

こちらは、北勢工業㈱です。
いずれも合流蓋です。
左蓋は耐荷重記号「T-14」、右蓋は「T-25」となっています。表記の位置は、前出同様のようです。
 

こちらは、製造会社が判りません。
上部には、耐荷重記号「25」が表記されています。

こちらの蓋もスリップ防止タイプと思われますが、公共下水道関係の蓋かは不明です。
左蓋の右下、右蓋は中央の市章の上部に「せいてん」の文字が見えます。
 
こちらは、電線共同溝に見られるタイプの蓋です。
 (2022.09.02追加)

こちらは、グレーチング(格子)型の蓋です。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
 (2022.09.02追加)
 (2022.09.02追加2)
こちらは、少しタイプが違います。
 

こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
 

次は、小型マンホールや雨水・汚水枡の蓋を整理します。
こちらは、亀甲模様の汚水蓋です。
 

こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは汚水蓋です。
「おすい」の右に見える小さな数字(左は[12]、右は[20])は製造年(西暦下2桁)でしょうか。
 (2022.09.02追加)
こちらは合流蓋です。
「合流」の右に見える小さな数字(左は[15])は製造年(西暦下2桁)でしょうか。
 
こちらはタイプが少し違っています。

こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
左蓋の上部には「14」、右蓋には「25」と見える数字は耐荷重量でしょうか。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは用途記載がありません。

こちらは合流蓋です。
(2022.09.02追加)

他にもこんな蓋があります。
こちらは用途記載がありません。
  
こちらは汚水蓋です。
 (2022.09.02追加)

最後は、公共汚水枡と思われる蓋です。
 

こちらは雨水枡でしょうか。
こちらは、ひらがなで「ちょうふ」と3段で表記されています。
(2022.09.02追加)
(2022.09.02追加)

以上で、調布市の公共下水道関係の整理を終了します。
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

コメント (1)
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