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気ままに出かけて 写真に残る植物や風景etcを 備忘録として足跡に残しています。

埼玉県行田市のマンホール蓋(その1)公共下水道

2021-11-30 22:59:42 | マンホール蓋

行田市は、明治22年4月1日に北埼玉郡成田町、行田町、佐間村が合併し、忍町(おしまち)が誕生します。その後の編入合併もあり、昭和24年5月3日 に忍市として市制施行、即時改称し行田市となりました。その後も一部に編入・分離があり、平成18年1月1日に 北埼玉郡南河原村が行田市に編入合併し、現在の行田市となりました。

行田市は、埼玉県の北部に位置し、南は鴻巣市、北は利根川を隔て群馬県邑楽郡千代田町と邑楽郡明和町、東は熊谷市、西は羽生市と加須市に接しています。ほぼ全域が利根川と荒川の沖積平野で、土地の高低差がほとんどない平らな地形で、総面積67.49平方キロメータの都市です。人口は平成30年8月1日時点で8.1万人強、世帯数は3.4万世帯強となっています。

行田市は、国宝「金錯銘鉄剣」が出土した稲荷山古墳をはじめ、日本最大の円墳である丸墓山古墳など、9基の大型古墳が群集する「埼玉古墳群」を有し、埼玉県名発祥の地として知られています。
また、市内には悠久の眠りから目覚め開花した古代蓮など42種類約12万株の蓮の花が咲く「古代蓮の里」、江戸時代の忍藩十万石の城下町を今に伝える「忍城址」のほか、足袋の産地を物語る「足袋蔵」が点在する風情ある街並みなど、豊かな自然と歴史が息づくまちです。

市章は、輪廓は行田の「行」の字を図案化し、中央「十」字と輪廓をもって行田の「田」を形造り、輪廓の鋭角は行田市の発展を意味しています。 (昭和24年5月3日制定)

市の花は「キク」と「古代蓮」、市の木は「イチョウ」です。(以上は、行田市HPより)

私は、行田市と言えば、のぼうの城(忍城)、古代蓮の里、さきたま古墳群、ドラマ「陸王」と足袋、忍城下七福神巡りなど多く思い浮かべます。
こちらは、「古代蓮の里」内にある「古代蓮会館展望室」から眺められる2016年の「田んぼアート」です。

こちらは、「古代蓮の里」内で開催された「たんぼアート」の稲わらを使った、日本最大級の2015年「わらアート」です。


市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
行田市は、平成28年12月1日に第3弾としてマンホールカードの配布を始めました。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
忍藩10万石の城下町を今に伝える忍城址のシンボル「御三階櫓」と、市の花「キク」を中央に配置し、周囲に市の木である「イチョウ」の葉を 並べたデザインとなっています。忍城は、関東七名城の一つで、豊臣秀吉(石田光成)の水攻めにも落城しなかったことから「浮き城」と 呼ばれています。現在の御三階櫓は1988年に再建され、行田市を代表する観光名所の一つとなっています。行田市は下水道の歴史が古く、 昭和25年に埼玉県内で3番目に下水道事業に着手しました。平成に入って新たな地区を整備する際、下水道に関心を持ってもらおうと、この市民に 親しみのある忍城のデザイン蓋を採用しました。

初めは、マンホールカードに印刷されたデザインから整理します。
中央に忍城 「御三階櫓」と市の花「キク」を配し、その周囲を市の木「イチョウ」の葉で囲むデザインです。

こちらは、マンホールカードの座標軸に設置されている蓋ではありません。機会ができたら、座標軸の蓋も撮りたいですね。
こちらは、色違いとなる「合流」蓋です。

こちらは汚水蓋です。

こちらは用途記載のない蓋です。

忍城 「御三階櫓」とマンホール蓋をセットで撮ってみました。
   
忍城は、成田氏の居城として知られ、「続日本100名城」や「関東七名城」に登録されています。
石田三成による水攻めは日本三大水攻めのひとつに数えられ、映画にもなった小説『のぼうの城』などで紹介されています。

こちらは、ノンカラーの汚水蓋です。
開閉部分の違いがある蓋が見られます。
  

こちらは、「下水」の文字を図案化(「下水構え」と呼ばれているようです)した中央に、大きな行田市の市章が描かれています。
下水構えと章を組み合わせたデザインは見ますが、この大きなデザインは良いですね。
こちらも、開閉部分の違いなどある蓋が見られます。
    

こちらは、コンクリート枠付きの蓋です。

こちらは、蓋の形状が違います。
 

こちらは、コンクリート製の蓋です。

こちらは、毘沙門亀甲模様の雨水蓋です。

よく見かけるJIS規格模様やスリップ防止模様の蓋は見かけませんでした。

以降は、ハンドホール蓋です。
最初は、中央に忍城 「御三階櫓」と市の花「キク」を配し、その周囲を市の木「イチョウ」の葉で囲むデザインの汚水蓋です。
残念ながらカラー蓋は見付かりませんでしたが、開閉部分の違いがある蓋が見られます。
   
こちらは、プラスティック製の蓋です。


こちらは、下水構えに市章がデザインされて蓋です。

こちらは、プラスティック製の蓋です。

こちらは、市章の位置に「私設」と書かれている蓋です。
自治体設置の蓋でないのかも知れません。


こちらは、毘沙門亀甲模様の雨水蓋です。

こちらは、亀甲模様の蓋です。

こちらは、上部に中島鋳物㈱のロゴが入った蓋です。

こちらは、汚水と書かれています。


上記以外に、
こちらは、雨水桝の蓋と思われます。

こちらは、駅ロータリー内に設置されている、かなり大きめの雨水と書かれた角蓋です。


以上で公共下水道関係の整理を終了します。
次回(その2.)では、上水道関係の蓋を整理します。



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