このところ、泣かず飛ばずであった肥育成績に、一点の光が差した。
地域の枝肉共進会で、グランドチャンピオンに選定された。
200kg足らずで導入した子牛であったが、血統は茂勝栄-北国4の3ー神高福で、生後33ヵ月令、枝肉重量535kg、ロース芯面積82、BMS11で、リブロース切断面は、ロース芯の大きさから見応えがあった。
このところ、当方でBMS値が10以上を占めているのは、この6~7ヵ月令で導入した素牛が大部分を占めている。
しかも、サシはともかくロース芯の大きさが目立った。
逆に言えば、サシの入る枝肉は、ロース芯も大きいのが通例である。
何故ロース芯が大きくなったかは、再々述べているように、子牛時からの粗飼料の利用性に長けていて、その効果により配合等の食い込みが良好であったことが、最大の要因であると判断している。
前回出品した牛も父牛は北仁号であったが、同様に草効果が功を奏しロース芯は77と大きめであった。
また血統的には、過去に母の父である北国4の3号を父にした場合、指したる成績は皆無であった。
セリ価格については、これまでは3,000円以上であったが、今回、市況を反映して、2,800円に留まった。
この結果を受けて言うまでもないが、草を食い込ませる飼い方こそが肥育成績の良し悪しにに繋がることを再確認した次第である。
(b^-゜)
グランドチャンピオン、
おめでとうございます。
茂勝栄の様な事業団の種で結果が出たのも、
辺境の弱小農家にとっては嬉しい報せですね。
もっとも、
茂勝栄や福栄の種は配給制で年に2本程度しか入手出来ませんが…。
f^_^;
今、肥育農家に喜ばれる牛つくりを目指しています。お尋ねしたいのですが…。
6~7ヶ月の子牛を導入されて、乾草は飽食にされていると思うのですが、1日にどのくらいの量をあたえていますか?また、濃厚飼料の量はどのくらいがいいのでしょうか?あと、他に与えてあげると肥育しやすくなるものとかあれば教えてください。
去勢と雌で教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。