猛暑から解放され、秋の日差しを受け始めると、屋外に運動場付きの育成牛群らは、写真のように一列横隊によく並んでいるのを見かける。
よく観察していると並ぶのにも序列があるらしく、どうやら一番手前がボスのようである。
何故一列横隊なのかは定かではないが、秋の牛バエは鋭く刺すために、それを避けるために寄り添っているような気がする。
或いは、野生を先祖にもつ牛らであるが、一列横隊になることが、外敵から群を守るための彼らの習性なのかもしれない。
採食後、後方にある水槽で飲水し終えると、次々と一列横隊の頭数が増した。
暫し、満腹状態になったお腹の状態を整えているのかもしれない。
これが終われば屋内に戻り一斉に反芻が始まる。
ただ単に、突っ立った牛らに意味もなく、ついつられるがままに立ち並んでいるのかもしれない。
いずれにしてものんびりして満足そうである。
どの予想が正解かは定かではないが、屋内の狭い飼育房で飼われている牛たちには見られない光景である。
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