独立行政法人家畜改良センターなどが取りまとめた「枝肉成績とりまとめ」(平成20年度)によると、残念なことに、提供データ数が黒毛和種の全国と畜数の半数にも達していない。
と畜場により、格付けを実施していないケースがあり、提供数が100%満たされることはないが、生産者からの自発的な提供が望まれる。
当該データ数が多いほど分析結果が信頼性のある参考資料となるはずである。
そのことで、将来の和牛改良の指針となるはずでもある。
自らの成果を高めるためにも、データの提供はマイナスとなることはないと判断している。
分析結果の詳細でドラマチックな数値が掲載されていてもその基本となるデータ数が数頭というものもあり、ある程度の目安にはなるが、信頼のおける結果としては採用しがたい。
5等級率が100%で、上物率も100%という項目があり、その頭数はと目をこらせば、僅か2頭とある。
数字のマジックに拐かされそうである。
分析内容には、かなりの手間が要されているだけに、より充実した分析結果を求めるために、データの提供を望みたいものである。
データーの提供には、些少の金子と取りまとめられた冊子が提供される。