北海道の山旅 ⑦ 後方羊蹄山を登る 後半

　後方羊蹄山の山頂の一角に到着し、お天気も良いのでお鉢巡りをして下ることにした。


　火口
火口は二分割されており、西側の大きな火口を見下ろす。残雪の模様は右側の蝶ネクタイのオオカミが左のウサちゃんに迫って、かな、早よ逃げろ。


　ミネヤナギ
白い綿毛に包まれている。


　ハクサンチドリの群落


　マルバシモツケの群落


　羊蹄山の三角点


　山頂
独立峰なのでここから３６０度の眺望だ。ここは三角点の位置より標高が高い。


　洞爺湖も見える


　方角から云って八甲田の山塊だと思う


　イワヒゲ


　お鉢巡りの南側は岩場でちょっとしたアルペン気分、足元注意。


　メアカンキンバイの群落


　キバナシャクナゲの群落


　エゾツガザクラの群落


　イソツツジ


　ナナカマド
下り始めると花の向こうに麓の風景。


　シモツケソウ
大分下りてきた。午後になると日差しが強く水分補給が必要だ。


　半月湖の駐車場からの羊蹄山
下山届を書いて、蛇口からの水をたらふく飲み、車を待つ。


　夕食
ペンション「陽のあたる場所」の夕食は地元の食材を使い、北海道限定ビールと共に楽しめた。ジャガイモは冬を越させてデンプン質を糖分に変えさせて甘みを出すとの事。これとシャケ、カニ、アスパラ、ホタテ等の食材とコラボさせているとの説明で余計に美味しく感じる。
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　これで今回の利尻山、十勝岳、後方羊蹄山の山登りは終了。北海道の百名山と多くの高山植物や温泉を楽しんだ一週間の山旅だった。相棒に感謝。
長丁場の登降と一日かけての移動の組合わせが良いリズムで、最初の利尻で足に張りが出たが十勝岳では途中から気にならなくなり、羊蹄山では身体がすっかり順応しているように思えた。前期高齢者のカテゴリーに入っているがまだ行けそうだ。