栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

「ゲンパツ」は即停止にしたい。

2014-03-18 18:10:15 | 視点
 このところ私の頭の中を占めている問題が2つある。1つは「ゲンパツ」。もう1は弟の容態だ。ともに年明けから急変してきた点が共通している。
 若い頃は「ゲンパツ」など考えたことも、気にかけたこともなかった。それがどうだ。歳とともに「ゲンパツ」が気になりだしたではないか。といっても、この10年程だが、その間に少しずつ「ゲンパツ」が進み、いまでは誰の目にもはっきりと分かるようになった。
 もはや隠しようがない。かといってよその傘に頼ったり、木を植えてごまかすようなことをして「ゲンパツ」を隠したいとは思わない。第一、そんな方法は結構金がかかる。
 いや、正直に言うと、まだ足掻いている。できることなら「ゲンパツ」を即止めたい。せめて小泉元首相のようになりたい。それがかなわぬとしても、脱「ゲンパツ」は堅持したいと考えている。
 親父は40歳前後から「ゲンパツ」推進派だった。弟は親父に似たのか50歳前後から徐々に「ゲンパツ」推進派になり、いまでは完全「ゲンパツ」推進派になっている。

 私は頑として「ゲンパツ」反対だ。ところが、そんな私に弟が言い放った。「いまはそんなことを言っているけど、間違いなく兄貴もそうなる。お祖父さんも叔父さんも若い頃から「ゲンパツ」派だった。家系だ。今は偉そうなことを言っているけど、兄貴もそのうち立派になるよ」と。
 冗談じゃない。絶対「ゲンパツ」反対。負けてたまるか。断固反対を貫くぞ。そう固く決心して朝晩手入れに余念がなければいいのだが、元々が面倒くさがり屋の日和見主義者ときているものだから、ついつい手入れを怠る。かくして少しずつ「ゲンパツ」の兆候が表れてきた。
 まずい。このままだと隠れ「ゲンパツ」推進派とバレてしまう。それならいっそのこと、木を隠すなら森の中、人を隠すなら人の中というから、森とはいかないが林ぐらいの周囲の木の中に隠れようとしたけど、高さを揃えなければ逆に目立ってしまう。
 そこで妻の他界をきっかけに得度したと言い訳して坊主頭に。といっても剃髪するまでの根性はなく、せいぜい短髪にした程度だが、それで「ゲンパツ」推進派への転向を懺悔した。

 これでなんとか丸く収まると思ったのは大いなる勘違いで、年明けから一気に、容赦なく「ゲンパツ」が進んだからたまらない。センパツした翌朝にも脱退者が相次ぐ有り様だ。育毛剤を振り掛けマッサージして、脱毛するようではもう止められないかも。
 それでも私は即時「ゲンパツ(減髪)」停止、脱「ゲンパツ(減髪)」を唱えたい。絶対、「ゲンパツ(減髪)」ハンタ~イ!

 あ~、こんなことで頭を悩ますものだから、ますます減髪が進む。



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