栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

パラダイムシフトが起きつつある(Ⅰ)~消えた消費者を求めて模索する小売業(1)

2011-07-27 16:14:34 | 視点
 この1、2年、あらゆる分野でパラダイムシフト(価値観・考え方の変化)が起きつつある。

顕著に見られだしたのはリーマンショック後だが、我が国では少子高齢化社会の出現と、団塊の世代の現役引退がそれに拍車をかけている。

 そこで、現在起きているパラダイムシフトを今後、シリーズで取り上げてみたい。

初回はいま変化が最も大きい流通小売り分野の動きを取り上げる。

視覚障害者の自立支援と
買い物弱者支援がドッキング


 小売りの基本は今も昔も、消費者が多くいる場所に出店することである。

この消費者を求めて駅前商店街が構成され、郊外型店舗が構成されてきた。

 ところが、近年この出店パターンに異変が見られ出した。

消費者が消えだしたのだ。

人はいても、商品を購買する消費者が激減してきたため、以前の「方程式」が通用しなくなってきた。

 一体どこに消費者は消えたのか。消えた消費者を求めて小売業の模索が始まっている。

 1つの方向は従来型方程式(店舗の大型化による広域からの集客)の変形であり、もう1つの方向はその逆、という全く相反する2つの動きが見られる。


          (以下略)

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          (以下略)



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盟友・恩人からもレッドカードを突き付けられた菅首相

2011-07-22 11:12:01 | 視点
 ちょっと珍しいタイプである。
誰あろう、菅首相のことだ。
あれだけ支持率が下がっても、与野党問わず「辞めろコール」が高まっても、脅威の「粘り腰」で首相の椅子に座り続けている。
並の神経ではできない技だ。
相撲なら賞賛の的だが、国のトップがこれでは困る。

 なぜ菅直人氏が首相では困るのかは後に記すが、とうとう「恩人」からもレッドカードを突き付けられ、退陣を迫られてしまった。
「恩人」とは楢崎弥之助氏のことだ。
 楢崎弥之助氏といえばかつて社会党時代に「国会の爆弾男」と称された国会議員である。
その後、社会クラブ、社会市民連合(社民連)に移るが、社民連には菅直人氏もいた。
菅直人氏は1977年に実施された参院選に立候補し落選したが、彼を当時もその後も支持し続けたのが楢崎弥之助氏なのだ。
その恩人であり盟友でもある楢崎弥之助氏がついに「菅直人君、直ちに辞めなさい」と首相辞任を迫る文書を21日、民主党の全国会議員に配布した。
 全文は衆議院議員、杉本かずみ氏のブログ(http://sugimotokazumi.blog16.jp/index.php/2011/07/21/-11)にアップされているので、そちらをご覧いただきたいが、簡単に紹介する。

 弥之助氏が民主党の全国会議員に配布した文書には「菅 直人総理の即時退陣を求める」というタイトルが付けられており、この文書を配布したのは「この間の政治の有様を見聞きするにつけ、日本の現状と将来のためになんとかしなければとの思いから上京し、数分間でも菅君に意見具申するつもり」だったが、「菅君から多忙を理由に面会を断られ」たからだと記されている。

 「首相に就任してからの菅直人君の言動を見聞きするにつけ、彼は一体どうなってしまったのかと、首をかしげる事のみが多くなった」
 「政治の常道から言えば、自らの掲げた政策で選挙に敗北したのであるから、この時点(2010年7月の参議院選挙)で彼は直ちに首相の座を辞すべきであった」
 「現在最も肝要なことは被災者の方々の一日も早い救済である。(略)政府と与党が一致協力して、被災地と被災者の意見を十分に斟酌し、彼らのための最も有効な政策を提案し、実行に移すならば何人たりともこれに反対することはできないであろう。これこそが政治指導者のとるべき道」
 「今こそ政府と民主党は挙党一致体制を再構築すべきである。党内のすべての叡智を結集してこの国難に対処すべきではないのか」
 「菅直人君はこの国難に対して、なんら有効な手立てをすることができない。菅直人君は残念ながら閣内すら統率できていない。ましてや自らの所属政党である民主党をズタズタにしてしまった」
 「政治は国民のためのものであって、菅直人君の権力欲を満足させるためにあるのではない。(略)日本国民の為に辞任せよと言いたい」
 そして最後に「菅直人君、直ちに辞めなさい」という言葉で結ばれている。

 止むに止まれぬ思いだったのだろう。
それにしてもかつて行動を共にした同志、盟友の中で菅氏のことを誰一人として誉める人間がいない。
その後、皆袂を分かっている。
それだけ菅氏は自分中心ということなのだろう。

 政治の世界でも「結果オーライ」というわけではない。
理念が正しいか、行動に邪さはないか、結果に至る経過は順序を踏んでいるか等々が問題になる。
彼は市民運動家出身ということを謳い文句にしているが、市民運動家出身だから高潔でも市民の味方というわけではない。
何を言い、どう行動したかで判断されるのだ。

 しかるに、彼はこの点でデタラメだった。
何をしたいのかという理念や目的が見えない。
そして思い付きを言い、思い付きで行動する。
だから言うこと、行動に一貫性がない。

 思い起こして欲しい、かつて彼が何を言ったか。
楢崎弥之助氏も先の文書で批判しているように、先の参議院選で突然、消費税値上げを言い出したではないか。
それまでに多少なりともそうしたことを主張していればまだ別だ。
選挙戦前どころか直前でもなく、選挙戦のさなかに、まさに「突然」絶叫しだしたのだ。
以来、税と福祉の一体改革を唱え、増税論者の与謝野肇氏を「たちあがれ日本」から一本釣して入閣させた。

 しかし、いま菅首相の口から税制改革が唱えられることはない。
彼はそのことなど(与謝野大臣のことも含め)もうすっかり忘れているのだ。
もちろん、与謝野氏はカンカン。
カンカンなのは与謝野氏だけではない。
海江田大臣も同じくカンカンだ。
海江田氏と与謝野氏は選挙区が同じ。
ともに激しく戦った相手である。
その相手を同じ内閣に入れたのだから、民主党政権になったからといって次期選挙で海江田氏が安泰というわけではなくなった。
これは怒り心頭だろう。

 さて「脱原発」だ。
個人的にはこの方向は支持するが、それまで菅氏が脱原発を唱えた風はない。
やはりいきなり言い出した。
自然エネルギーに至っては孫氏の口車に乗ったというのは言い過ぎかもしれないが、孫氏の主張に突然同調したとしか思えない。
 なぜ、彼はそんな行動を取るのか。
それは本ブログの「民主党トップ3人の罪を問う!」でも書いたが、彼の功名心故である。
歴史に名を残す首相になりたい!
どうすれば歴史に名を残せるか。
そのことのみが菅首相を突き動かしているのだ。

 そんな私的な動機で国の将来を左右されては大変だ。
皆そう思っているから、即刻退陣せよ、と言っているのだ。

 いまの季節、あちこちで蓮の花が美しい姿を見せている。
写真の蓮は花びらの中から新しい花が誕生しようとしているように見える。
せっかく生まれた民主党政権。
このまま腐らし、民主党政権を潰した首相として歴史に名を残すのではなく、
潔く身を退き、東日本大地震後の日本復興のために、新しい政権を誕生させた首相として名を残して欲しいものだ。

 最後に言う! 菅直人首相、即刻退陣しなさい!
それが日本とこの国の民のためだ。


これがBMWエマージェンシーの驚くべき対応

2011-07-16 08:18:43 | 視点
 エマージェンシー(Emergency)とは緊急とか非常事態という意味である。
BMW(ビー・エム・ダブリュー)には緊急時に連絡できる専用のフリーダイヤルがある。
トヨタなどにもこうしたサービスがあるようだが、クラウン等には乗ったことがないので詳しくは知らない。
JAFにも長年入っているが、利用したのはバッテリー切れぐらいしかない。
だからエマージェンシーなど関係ないと思っていた。

 ところが、関係ないと思っていたエマージェンシーのお世話になることに。
5月28日、中国自動車道を広島から福岡に向かって走っていた時のことだ。
時間は12時半頃。
吉和SAを過ぎた頃、激しい雨に見舞われていた。
フロントガラスに降り注ぐ雨が下から上に流れていくのを見ながら、あることに気づいた。
ワイパーが動いてないのだ。
吉和SAで休憩した時までは動いていたから、その後動かなくなったに違いない。
だが、豪雨に近い雨の中を高速走行していたので、多少前が見えずらいという意識はあったが、ワイパーが動いてないことには気付かなかった。

 雨の中、高速道路上で停車するのは危険なのでなんとか朝倉PAまで走り、そこから福岡のヤナセバイエルンモーターズに電話。
するとワイパーなしの雨中走行は危険だから停車して、BMWエマージェンシーに電話してくれと言われ、電話番号を教えてくれたので早速電話した。
電話口の担当者はすぐ近くのディーラーに連絡を取り、折り返しディーラーから電話させるのでしばらく待つようにとのことだった。

 さすがにBMWのエマージェンシーサービス、対応はいいなと思いながら、自販機とトイレ以外なにもないパーキングエリアで15分待った。
ところが電話は一向にかかってこない。
いくらなんでも遅い。
再度エマージェンシーに電話する。
今度は別の担当者が電話口に出た。
再び事情を説明する。
前回と同じように「ディーラーから電話させる」と言う。
そして数分後、電話があったが、ディーラーからではなく、エマージェンシーの先程の担当者からだった。
「ディーラーの回線が混んでおり、連絡がつかないのでもうしばらくお待ちください」
やむなくまた10分待つ。

 ディーラーの回線が混んでいるというのはおかしな話だ。
仮に話し中でもこんなに待たされることはないはず、と訝りつつ、朝倉PAが島根県だということに気付いた。
中国自動車道は広島県、島根県の一部、山口県を通っているのだ。
島根県のディーラーより山口県のディーラーのほうが来やすいのではないかと思い、次の鹿野SAまで雨中を走行することにした。
同じ待つにしてもPAはコーヒーを飲む場所もないが、鹿野SAならレストランもあるからだ。
第一、昼食もまだだった。

 そこで走行に注意しながら鹿野SAまで移動し、そこからエマージェンシーに電話して、山口県の鹿野SAにいると伝える。
 今度はすぐ連絡が来て、そちらにレッカー車が向かっているので20分程度で現地に着くとのこと。
察するに島根県のディーラーは定休日だったに違いない。
山口県に移動してよかった、と思った。

 こうした対応のまずさはあったものの、まだBMWエマージェンシーに対する不信はなかった。
ところが問題はそれからだ。
レッカー車を向かわせたという電話口でエマージェンシーの担当者が「ディーラーで預かり修理になると思います。すでにレンタカーをディーラーに用意しているので、そのレンタカーに乗って福岡まで帰って下さい。修理が終わると車は福岡のお買い上げディーラーまで届けますので、レンタカーは福岡のディーラーまで乗って行って、そこで車と交換してください。レンタカーは3日後に返却をお願いします」との説明を受けた。

 もしかするとその場で修理できるのではという期待は裏切られ、ディーラーで部品交換が必要と伝えらる。
そこから用意されたレンタカー(ホンダのインサイト)に乗り、福岡まで帰る。
レンタカーは3日後に返却してくれと言っていたので、3日後には修理が終わっているのだろうと考え、30日(月)に山口のディーラーに電話。
すると修理は終わったが、後の手配はエマージェンシーの方がするとのこと。

 翌日、ヤナセバイエルンモーターズに車を受け取りに行こうと電話すると、エマージェンシーからは6月4日に届くと連絡が入っているという。
山口のディーラーは30日に修理が終わっていると言っているのに、なぜ4日にしか車が届かないのか。
そんなバカな話はない、と、エマージェンシーに直接電話をして問い質す。
するとレッカー車の手配が最短で4日になると言う。
では、レンタカーを3日後に返却してくれといったのはどういう意味なのか、修理が3日で終わるということではないのか、その時点でレッカー車の手配もしておくのが普通だろう、と問い質す。

 その後、担当者の口から出てきたのは驚くべき言葉だった。
「レンタカーは3日で返してもらうことになっている。オーバー分はお客様の方で負担してくれ」

 なんということ!
これがBMWエマージェンシーの言葉なのだ。
そんなことなら最初からJAFに頼んでいた。

 エマージェンシーの決定的な間違いは、最初の段階でシステムの詳しい説明を客にしてないことだ。
レンタカーの契約は3日までで、それ以降は延長料がかかり、客負担になる、ということを最初の電話口できちんと説明しなければならない。
そういうことが行われておれば、レンタカーは3日後を待たず、福岡のディーラーに乗って行き、ディーラーから代車を借りれば済む話だ。

 あまりの言い草に烈火のごとく怒ったが、最近の若い担当者は同じことを繰り返し言うだけで、それ以上の進展はない。
どんなにディーラーが良くても、頑張っていても、BMWジャパンの対応がこれでは、「やはり輸入車は」ということになるだろう。

 結局、やり取りの末、レンタカーの延長料の負担はディーラにするよう、エマージェンシーから伝えることだけ相手は納得した。
 ディーラーの1年保証の期間内というか購入後1カ月足らずなので、それは当然なのだが、腹立たしいのはエマージェンシーの対応だ。

 ヤナセバイエルンモーターズに上記やり取りを伝え、明日、山口まで自分で車を取りに行こうと思うと言うと、ディーラーの担当者が「自分が行ってきます」ということになった。

 後日、ディーラーの担当者から聞いた話。
山口まで車を取りに行くのだから山口から福岡までのレッカー移動料は差し引いてくれと言ったら、それは規定上できないという一本槍で話にならなかったとのこと。
我々が一生懸命にやっているのにBMWジャパンが我々の足を引っ張ってどうするのか、とディーラーの担当者も憤懣やるかたなかった。
「仕事にならない件で1日ムダにさせて申し訳ないね」
 ついこちらも担当者に同情してしまった。

 緊急時にもBMWエマージェンシーには電話すべきでも、利用すべきでもない。
JAFに連絡した方がよほどマシだ。
自動車保険に入っていれば、保険会社経由でJAFに連絡するのが一番。

車は買った後のサービスが問題!
前回も今回もBMWディーラーから買ったが、ディーラーから買う安心感はサービス。
それなのにBMWジャパンがそれを台無しにする対応をしていては話にもなんにもなりはしない。

 最後にもう一度言う。
BMWエマージェンシーは利用するな!と。



富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART


営業教育を軽んずべからず

2011-07-15 12:22:04 | 視点
 今回はY電機のM氏から届いたメールの内容に関連して書いている。

 先週配信された「他社の営業社員を勝手連的教育」は興味深く読ませて頂きました。
当社も例外ではないと思います。
私はこの4月から管理職の立場になったこともあり、最近「教育」について色々考えることがあります。
                 ・
                 ・
                 ・
 最近は、「その気にさせるにはどうすればいいのだろう?」という点をよく考えるようになりました。厳しくすることだけじゃ駄目なのか?とか、自分が言ったことを本当はどう受け止めているのだろう?とか色々考えたりします。


 恐らく多くの管理職はM氏とある部分で共通した悩みを抱えているのではないだろうか。
 優秀な社員ばかりならなにも悩むことはないだろうが、大組織には大組織なりに、小組織にも小組織なりに悩みはあるもの。

 ただ、教育にも時代の影響はある

          (以下略)


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おせっかい焼きの勝手連的コンサル(3)~他社の営業社員を勝手連的教育

2011-07-06 10:39:04 | 視点
他社の営業社員を勝手連的教育

 某生命保険から電話がかかってきた。
「あの~、今度栗野さんの担当になったAと申します。ご挨拶に伺いたいのですが・・・」
 あ~、まただ。生命保険会社は新人に古い顧客名簿を割り振るから、新人が入る度に連絡をしてくる。
ところが1年たつかたたないうちに営業成績が上がらず辞めていく。
するとまた、次の新人が挨拶の連絡をしてくる。
しかも彼女達は顧客情報すらまともに調べもせず、本当に挨拶をするためだけにやってくる。

 こんなやり方をやっていては新人は育ちはしない。
生命保険会社も社員を使い捨てにする時代は終わっている。もう少し社員を大事にしたらどうだ。
 そんなことを憤りながら相手の話を聞いていた。

 電話の相手はいかにも新人という風で、最初からオドオドしていた。
 成績が上がらない営業というのは自分の方から話を打ち切りたがるもので、相手が電話を切ろう切ろうとしているのがビンビン伝わってくる。
 断られたいのだ。
営業が「断られたい」というのは変に聞こえるが、ダメなセールスは目先の苦痛から逃れることしか考えてない。
逃れるだけなら電話もしなければいいのだが、さすがになにもしないわけにはいかない。
後で上司から報告を求められる。
その時に「電話はしましたが・・・」ぐらいの言い訳は最低限しなければならない。早い話が上司に報告する口実さえできればいいわけで、その先のことなど考えてない。ただひたすら目の前の苦痛から逃れたいだけなのだ。
              ・
              ・
              ・

 それにしても最近、企業は営業教育をしてないような気がする。

              (以下略)



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キングソフトインターネットセキュリティ2011

おせっかい焼きの勝手連的コンサル(2)~逆は必ずしも真ならず

2011-07-04 10:43:44 | 視点
逆は必ずしも真ならず

 1000円高速が廃止になって最初の週末。
ガラガラの中国自動車道を福岡に向かって走りながら、広島県と山口県境のSAで食事休憩した。
このSAには過去何度か立ち寄ったことがあるが、食事をしたことは一度もない。
一度など、食事をする予定で立ち寄ったのに、結局次のSAまで走り、そこで食事をした。

 なぜなのか。

1.客が少なかった。

2.店の人が暇そうにしていた(店に活気がなかった)

3.メニュに引き付けるものがなかった。

 実はこの3つは互いに関係している。
             ・
             ・
             ・
 行列が出来る店というのがあるが、人はなぜ行列をしてまで食べようとするのか。

それは行列ができる店=おいしい、という心理が働くからだ。

ところが、逆は必ずしも真ならず、という命題がある。

              (以下略)



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おせっかい焼きの勝手連的コンサル(1)

2011-07-02 11:17:38 | 視点
怪しい男と思われている

 歳のせいなのかどうかよく分からないが、最近自分でも呆れている。
他人(ひと)のことが気になるのだ。それだけならいいが、よせばいいのについつい口出しをしてしまう。

 この間など信号停止中に降りて前の車の運転席のに近付きウィンドーガラスをノックすると、運転席の中年女性が顔を強ばらせ固まってしまった。サイドミラーを畳んだまま走っていたから、危険だと感じ教えてあげただけなのに。
それもご丁寧に運転席側だけでなく助手席側のミラーまで手で開いてあげたのだ。

 中年女性ドライバーは自分のミスを恥じたのか、それとも私に対する勘違いを恥じたのか、その後、顔を真赤にして、しきりに恐縮していたが。
まあ、いきなり後ろの車から得体の知れない男が出て、自分の車にやってくると誰しも緊張するだろうが。

 それにしても以前、知人から「だって、栗野さん怪しいもの。ヒゲを生やしているし、その顔でしょ」と言われたときはちょっとショックだった。
ヒゲは30歳の時から生やしているし、髪を短髪にしたのは連れ合いを亡くしてから。
日中は薄い色のサングラスをいつも掛けているが、それも白内障を患ったからで、目の動きが相手に見えるように色は薄めにしているが。
う~ん、やっぱり怪しいか・・・。

 まあ、この程度のお節介はまだいい方で、いつだったかスーパーで見かけた女性に声をかけ、とうとう家まで車で送って

              (略)


他人の店の経営状態が気になる


              (以下略)



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