栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

福岡市の温暖化防止取り組みは本気か?

2007-07-05 00:15:35 | 視点
 どうも行政のやることは信用できない。
多くは掛け声だけだったり、任期中だけの取り組みだったりすることが多い。
例えば福岡市だ。
環境局は地球温暖化防止を訴え、そのための取り組みをHPで紹介したりもしている。

「温暖化防止ふくおか市民放送局」では環境局長のインタービューを流したり、福岡市の温暖化防止の取り組みを紹介したりしているが、福岡市が7月1日から福岡タワーの壁面に4899個の電球と18基のネオンを飾り付け、天の川を人工的に作り出していることについては口をつぐんで語らない。
 結局、行政から仕事の委託を受けていればNPO法人といえども単なる行政のPR役を果たすだけなのだ。

 福岡タワーの「天の川」の点灯時間は午後7時半から午後11時までの3時間半だ。
 いまほど地球温暖化防止が緊急を要する案件であり、官民挙げて二酸化炭素の排出量を減らそうとしている時に、ムダな電力を使って平気な福岡市の態度には呆れてしまう。

 結局、ノーマイカーデーを作ったり、冷房温度を1度上げたり、打ち水イベントをすることは単なるイベントにしか過ぎず、本当に二酸化炭素の排出量を減らそうなどとは思ってもいないということだ。
しっかりしてくれ、吉田市長!


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