栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

紅葉の播州清水寺を歩く。

2017-11-29 08:11:52 | 視点


 神戸市北区有馬の瑞宝寺跡で紅葉狩りをしたその足で

兵庫県加東市の播州清水寺に向かった。

ここも5年前、弟と一緒に訪れた場所だ。

車ではなく登山道を歩いて登ると、より紅葉を楽しめるのではと

思うが、歩くと1時間余りかかると言われ、今回も車で上った。



 この季節、紅葉がウリであり、また参拝客も紅葉を目当てに来るが、桜も一緒に見られる。

桜と言ってもソメイヨシノではなく、秋から春先にかけて咲く十月桜である。

十月桜を植えているところはちょくちょくあるが、ここの十月桜は本数が多い。

境内のあちこちで、まるで梅の花でも見るように見かけることができる。

紅葉狩りと桜の花見、ちょっと得した気分になれる播州清水寺の散策。

春、新緑の景色も見応えがあるだろうと思いつつ後にした。








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宝福寺で見かけたちょっと変な光景

2017-11-22 20:39:01 | 視点


 この仏様、何かを考えているように見えるが

何を考え込んでいるのだろう。

よく見ると仏様の向きというか位置が変だ。

仏様の前にあるのは塀で、塀との間にスペースがほとんどない。

これではお参りしようにもお参りができないではないか。

なぜ、こんな配置にしたのだろうか。

仏様の向きを反対にすればお参りできるのに。

それとも塀を後から作ったのだろうか。

塀を後から作ったのなら塀の内側に仏様を取り込めばいいが、それもされてない。

なんとも謎としか言いようがない配置である。



 総社市・宝福寺にて


紅葉の近水園

2017-11-21 09:55:36 | 視点


 近水園の紅葉がちょうど見頃とあって18日(土)に岡山市北区の足守まで足を伸ばしてきた。

北区といっても総社市の隣だから、ほとんど総社に行くのと変わらない。

近水園、馴染みでない人間、特に県外者にはなんと読むのか分からない。

恥ずかしいが当初「きんすいえん」かと思っていたが、

県の職員の方に「おみずえん」と教えられた。



 一帯は公園のようになっていて「近水園」という名称ながら入場料無料。

すぐ近くに無料駐車場もあるが、週末はさすがに車も多く、駐車スペースがなかったが

河川敷に駐車スペースがあるので、多くの人はそちらに駐車めていた。













地蔵さん、見頃になったか、大寧寺の紅葉

2017-11-11 14:19:39 | 視点

 山口県長門市にある大寧寺(たいねいじ)は大内義隆公主従の

墓所があることで知られているが、この時期は紅葉がきれいとあり

紅葉見物に訪れる人が多い。

立ち寄ったのは11月5日で紅葉の見頃時期はもう少し先、

恐らく、この週末頃が見頃と思われる。


 なかなか色付かない葉にお地蔵さん達もヤキモキしながら

それでも見守るしかないと、少しずつ変化していくモミジの

枝をじっと見つめながら

「多くの観光客が来てくれているから、皆さんにきれいな景色を

見せたいな、地蔵さん」と互いに言葉を交わしている。






「ブレーキとアクセルの踏み間違い」は高齢者に特有のミスか

2017-11-04 12:00:26 | 視点
 このところ、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が数多く報道されている。
そうしたメディア報道に接して感じるのは、ブレーキとアクセルの踏み間違い=高齢ドライバー=認知症=危険運転=運転免許証の返納、という図式である。

 こうした報道に日々接していれば、ブレーキとアクセルの踏み間違い事故は高齢者に特有か、
高齢者に多い人為的ミスで、認知症との関連も疑われる。
こうした事故を未然に防ぐために高齢者は運転免許証の返納を、という図式が視聴者の中に
自然に刷り込まれていく。

メディアも煽る高齢者の踏み間違えミス

 例えば5月27日付けの毎日新聞は「高齢ドライバー 死亡事故、年400件超 踏み間違いなど」
という見出しの下、次のような記事を掲載している。

「警察庁によると、75歳以上の運転免許保有者数は2016年末で513万人となり、10年前から倍増した。
これに伴い、高齢ドライバーによる交通事故が社会問題化している。

 全国の死亡事故件数は減少傾向にあるが、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故は
最近10年以上、400件超の高水準を維持。
16年は459件で、全体の13.5%を占めた。06年の7.4%から大幅に上昇している。
不適切なハンドル操作や、ブレーキとアクセルの踏み間違いなどが原因のケースが多い」

 この記事を読めば誰もが高齢ドライバーは危険運転をしていると思い込むに違いない。

コンビニの店舗に突っ込んだ事故現場を目撃したり、そういう報道を見聞きすればなおのことだ。

 たしかに毎日新聞が報じているように75歳以上の高齢ドライバーによる交通事故は10年前に比較して増えている。
そのことは1月に配信した「栗野的視点(No.570):高齢者の運転事故は本当に激増しているのか」でも書いた。

 だが、そこでも書いたが交通事故発生件数が最多なのは高齢ドライバーではない。
最も多いのは未成年者によるもので、その次に多いのが20代運転者による交通事故である。

 若者の交通事故がトップという構図は現在も10年前も、それ以前も変わらない。
にもかかわらず、警察発表も、それを受けてそのまま書く新聞報道にもなにか別の意図があるように感じてしまう。

 では、ブレーキとアクセルの踏み間違い事故は警察やメディアが報道するように高齢者に特有(というのが言い過ぎなら、高齢者に多い)なのか

          (中 略)

踏み間違えミスはAT車の構造的問題

MT車の方が事故が少ない

左足でブレーキを踏む

ベンチャーが開発した画期的な装置

両ペダルの位置を離せ


   全文は「まぐまぐ」内の「栗野的視点」あるいはリエゾン九州のHP(http://www.liaison-q.com)からお読み戴きたい。

   HP:http://www.liaison-q.com/kurino/Airbag.html



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