ジャーナリズムは死んだ!

 ジャーナリズムは死んだ--、と言えば何を今更と言われそうだ。たしかにジャーナリズムが死んだのは今に始まったことではない。過去何度も死んでいる。それでも一部で細々と生き残っていたが、それは決してマスメディアの中ではない。

 同じことは政治家にもいえる。政治屋はいても政治家はもう死んでしまった。この2者が死んだのは偶然でも奇妙な一致でもない。それはまさに必然だった。
 ジャーナリズムの重要な役目の一つは権力を監視し、人々に正しい情報を伝えることだ。ところが今、ジャーナリズムは権力を監視するどころか権力と手を組み、権力に都合のいい一方的な情報を流し続けているのだ。

 権力と結託したマスメディアが好むのは政策ではなく政局だ。もっとはっきり言えば政局にしたがるのだ。政局に仕立て上げた方が、読者が面白がり、紙媒体は部数が、電波媒体は視聴率が伸びるからである。

 例えば消費増税法案。26日に可決するのだろうが、このところマスメディアが報じているのは政局の行方ばかり。

 ちょっと待て! と言いたい。中身の話はどうでもいいのか。

         (略)

 ずる賢い奴らに欺されるな。

好き嫌いではなく、理で判断しろ。

怒りを取り戻し、不正にノーと言おう。

大人を、政治屋を信じるな。

耳当たりのいい言葉に欺されるな。

少数の意見に耳を傾けよ。

約束を破る奴を信じるな。




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凶悪犯罪は増えているのか~横溝正史も注目した日本犯罪史上空前の惨劇

 最近、毎日のようにメディアが報じる殺人等の凶悪犯罪(殺人、強盗、放火、強姦)--。近年、こうした凶悪犯罪、特に無差別殺人が増えているような気がするが、歴史を紐解けば日本犯罪史上空前の殺人事件は昭和13年に起きていた。横溝正史の小説「八つ墓村」の舞台になった「鳥取県と岡山県の県境にある山中の一寒村」で発生した大量殺人事件がそれだ。わずか23戸の小さなで32人が1晩に殺傷されるという前代未聞の大事件だったが、最近の無差別殺人事件と共通する点もある。

凶悪犯罪は増加しているのか?

 特にこの1、2年、「相手は誰でもよかった」「死刑になるために殺した」という本末転倒、非常に自己本位な殺人が増えていることはちょっと注意を要する。

           (略)

津山30人殺し

           (略)

動機は自分勝手な思い込み

 身勝手といえば、「由来岡山県人は利己的排他的」らしい。
そういえば数千万円もの年収がありながら母親に生活保護費を受給させていた芸人は岡山出身だった。

           (略)

周到な事前準備

           (略)

大半は事前兆候あり

           (略)

模倣と強い自己顕示欲



           (以下略)


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津山三十人殺し―日本犯罪史上空前の惨劇 (新潮文庫)
筑波 昭
新潮社
津山三十人殺し 最後の真相
石川 清
ミリオン出版
ミステリーの系譜 (中公文庫)
松本 清張
中央公論新社
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上りは楽だが、下りはちょっと危険かも


 長崎県大村市に行った時、春日大社の階段で発見したユニークな形をした手すり。

なるほど、うまいこと考えたなと感心。

階段を上る時、この形状の手すりは掴みやすく、とても楽だ。

しかし、階段を降りる時は逆だった。

春日大社の階段はかなり急なため、手すりに手を添えて降りようとしたが、波状の部分に手がひっかかり、

体は先に行くのに手だけ後ろに残り、むしろ降りる時は危険な感じさえした。

年配者はよほど注意しないと、降りがけに転倒する危険性があるかも。

階段が長くて急だっただけに、ここで転倒すると大怪我をしかねない、と感じ、手すりから手を離して降りた。

う~ん、いいアイデアのようだが、この形状は逆に危ないかもしれない。



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生活保護行政の方向をミスリードしかねない

 お笑い芸人の母の生活保護受給問題が各方面に思わぬ広がりをみせている。懸念されるのは本来の趣旨とは逆の方向に議論が向かいつつあることだ。それにしても民主党政権は当初の期待を裏切り、なぜこれほどにまで逆に進むのだろうか。

 今回の問題をもう一度整理してみよう。
1.発端は当の芸人自らが吹聴


2.当の芸人の説明会見が遅れた


3.生活保護費の支給水準引き下げ議論

 今回の件で明らかになったのは生活保護受給者のもう一つの実態だ。

 こういう方法は誰かの入れ知恵なしにできるとはとても思えないが、明らかに財テク目的に違いない。
 このような問題を明らかにしたという意味で今回の1件は役立ったようだ。

 生活保護受給問題は2つある。

 問題を考える場合、重要なのは何が主要な問題であり、なにが副次的な問題かをきちんと把握すること



           (以下略)


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消費税増税問題、理は小沢氏の方にある。

 今回の野田、小沢会談は当初の予想通り平行線を辿り、これまた当初からの予想通りの結果に落ち着いた。
野田首相は野党との協議に舵を切り、小沢氏は離党しない。
小沢氏の離党がないことは当初から分かっていたことだが、両者の主張で終始一貫、理があるのは小沢氏の主張の方である。
にもかかわらず、マスメディアも自民党も「小沢嫌い」で、野田首相の肩を持つ。
特に自民党の小沢嫌いはある程度仕方ないとしても、マスメディアの、今回の会談を政局絡みにする論調は明らかにおかしい。
根本にあるのは消費税増税が本当に必要なのかどうかだ。

 例えば東京電力の電力使用量の値上げ問題を想起して欲しい。
利用者に値上げを要請しながら、社員にはボーナスを支給する計画になっていたではないか。
身を切る覚悟などは毛頭ないわけだ。
それに対して東電側は役員手当や社員の給与カットをしているというが、もともと一般企業に比べてかなりの高額給与を支給していたわけで、それを何%かカットしてもまだ一般企業の給与に比べれば高い給与水準である。
人員削減、所有不動産処分などを積極的にせずに、利用者に電力使用量の値上げを「お願い」をするのはおかしいだろう。

 今回の消費税増税問題も同じだ。
税収不足を言う前に「身を切る実行」こそが必要ではないか。
国会銀の報酬カットは行われていないし、議員宿舎の家賃は破格の低家賃のままだし、民主党政権になってムダがカットされたどころか、逆に支出が増えている現実。
東日本大震災の復興予算にしても各自治体が要請した予算以上のものを政府が付けているのは「羮に懲りて膾を吹く」だ。
税収不足の言い訳に総額予算を増やすことより、使いやすい予算を、迅速に提供し、総額は抑える方がいい。
道路建設も「仕分け」されたものが、この1年でどんどん復活し、自民党政権時代より増えているではないか。

 国民もこうしたことを指摘し、増税にノーと言うべきなのに、メディアを筆頭にノーと言わない。
新聞に至っては「党議決定に従わない党員(国会議員)は厳正に処分するのが当然である。その覚悟を党代表としての首相に求めておきたい」(西日本新聞)と書くなど、完全に問題隠しの政局問題に矮小化してしまっている。

 小沢氏が嫌いとか好きという問題ではなく、誰が理の通っていることを言っているかを見極め、きちんと報道するのがマスメディアの使命だと思うが、いまや彼らは自ら死を招いている。



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AF合焦時の音がしない。

 現在使っているカメラ、NikonD7000は2台目である。
1台目は購入後1年足らずで、撮影中に川に落ちて水没し、ダメになった。
防塵防滴仕様といっても水に浸かれば簡単に水が入るということをこの時初めて知った。
特にズームレンズの方から水が入るから、カメラ本体、レンズともに使い物にならない。
保証期間内でも水没はメーカー保証もカメラのキタムラの保証も対象外で、結局新たに買い直すしかない。

 そんなわけで今年1月、同じものを買い直した。
実は同じものにするか、Canon7Dの価格が下がっていたので、Canonにするか悩んだ。
NikonはすでにD80を持っていたからだ。
だが、結局NikonD7000に買い換えたのはトータル金額がまだNikonの方が安かったからだ。

 新しく買ったD7000を使い始めて数か月後にある異変に気付いた。
カメラを上方に向けて構えた時や縦位置にして撮影する時に「ピッ」というAFの合焦音が小さくなったり、ほとんど聞こえなくなるのだ。
合焦音が聞こえなくてもAFのピントが合っていれば問題ないが、撮影中に音がしたりしなかったりすると、どうしてもピントが不安になる。
またピントに問題はないとしても、どこか接触不良で合焦音がしたりしなかったりするなら、それはやはり不良品であり、やがてどこかに不具合が出て来ないとも限らない。

 いずれにしろ不安を抱えたままカメラを使い続けるよりは、メーカー保証期間中に点検して貰った方がいいと考え、福岡のニコンイメージングサービスセンター(以下ニコンSC)に持ち込んだ。
 点検に20分程かかるというので、その間に他の用事を済ませ、再度SCに寄る。
最初に受け付けたのは男性技術者だったが、受け取る際に出て来たのは受付女性。
この女性は愛想が悪い上に、自分の知識を客に押し付けようとする傾向があるので、どうも好きになれないが、この時も「点検しましたが、問題はなかったようです」と言う。

 この答えは予想していた通りだ。
というのは合焦音はしたりしなかったりするわけで、症状に常時再現性がないものは原因が把握しにくいからだ。
カメラを受け取り、その場でカメラを上に向けたり縦に持ったりしてピント合わせをする。
やはり音が小さくなることがある。
「修理センターに送って点検してもいいですよ」と言うので、そうしてもらうことにした。

 この時気付いたことが一つある。
なぜ、この受付の女性は感じが悪いのかと思っていたが、言葉が少ないからだと気付いた。
必要最小限の言葉しか喋らないからつっけんどんに聞こえるわけだ。
まあ、元々の性格が多少自分中心なのかもしれないが、少なくともちょっと余分な言葉を付け加えると随分印象が変わる。
恐らく職場で誰も注意してやらないのだろう。
組織としてはそのことの方が問題か。

 ともあれ東京の修理センター送りで、帰ってくるのは1週間後。
だが、常時再現性がない症状の原因は見つけにくい。
「AF合焦音がしない」と書いて送っただけでは「問題なし」で返ってくるのは見えている。
そこで帰宅後、ネットで調べて修理センター宛に、詳しい症状を書いてメールを送った。
このあたりはネット社会になり便利になったものだ。



 結果は「正常に動作している」。
うん、やはり予想通りの返事だった。
ただメールを出していただけのことはあり「念のため、考えられる要因の回路部を点検」したが、不具合は見当たらなかった、と丁寧に点検をしてくれたようだ。
最後に次の1行が付け加えられているのを見て「これは何のこと」と思った。
「※操作時コマンドダイヤル左のスピーカー穴を持ち方によって親指で遮る場合がありますのでご確認下さい」
 スピーカー穴って何のことだと使用説明書を開いてみると、5ページの図解で「スピーカー穴」が記されていた。
<上の写真矢印の部分>

 再度カメラを握ってみる。
なるほど、親指でこの穴を塞ぐことがある。
半分塞げば合焦音が小さくなり、完全に塞げば音が聞こえなくなる。
なんと1台目のD7000は1年近くも使っていたのに、スピーカー穴を親指で塞いだことはなかった。
2台目になってから、どうやら握り方が少し変わったようだ。
ただ、スピーカー穴はD80にはないから、D7000からできたようだ。
 それにしても、こんなところにスピーカー穴があるのは・・・。
後日、カメラのキタムラに行った時、そのことを知っているだろうかと尋ねてみると、店長も知らなかったようだ。
ということは知らないユーザーは案外いるのではないかと感じ、もし、合焦音がしないと客が言ってきたら、このことを教えてあげるといいですよとアドバイスしておいた。



Nikon デジタル一眼レフカメラ D600 ボディー
クリエーター情報なし
ニコン

 
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