栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

中国自動車道で事故相次ぐ

2006-12-29 23:56:19 | 雑感
 今回の帰省ではギリギリまで迷っていた。
迷ったのは交通機関である。
車で帰るか列車にするか、と。
持って帰る荷物のことを考えると車の方が便利なのだが、一人で車を7時間近くも運転するのはやはり疲れる。
列車だと読書をしながら帰れるのが一番だ。
それでも前日まで車での帰省の方に傾いていた。

 ところが昨夜、なんとなく自動車事故への巻き添えを心配した、というか、突然頭の中に、それこそ不意にそんな情景が浮かんだので、朝になって車を取り止め、新幹線で帰ることにした。
 その直後に母から電話で、朝になって雪が降り始め7cmも積もっていると連絡があった。

 新幹線が山口県に入った途端に雪景色が目に飛び込んできた。
車で帰っていると中国自動車道を走ることになる。
特に山口県側は中国山脈の尾根の辺りを通っているので標高も高い。
車だったら途中で立ち往生になっていたかも思ったが、やはり雪のため中国自動車道では事故が多発していた。

 午前9時過ぎ、山口市小郡真名の中国自動車道上り線で、トラックや乗用車など計12台が次々に衝突事故を起こしている。
また夜7時頃には中国自動車道の美作インターと作東インター間が衝突事故で交通止めになった。
 もし、車で走っていればいずれも巻き添えになっていたかもしれない。

 写真は津山線の車窓から撮ったもの。




「生ゴミのかきあげ」メニュー

2006-12-23 09:46:55 | 視点
 先月のブログ(11/14)で「一風変わったメニューを出す店」のことを書いたが、19日、忘年会後の2次会で再度行ってきた。
「中洲に安くておいしい店があるので、そちらに行きませんか」という人の誘いを断ってまで行く理由はズバリ「生ゴミのかきあげ」を食べるため。
とても一人で食べる勇気はないが、酔いも手伝って「皆で渡れば怖くない」の心境。
この機会を逃すと二度と足を運ぶことはなさそうだから、ここはなにがなんでも一度チャレンジとばかりに半ば強引に皆を誘導した。

 繰り出したのは総勢8名。
予約しなくても客なんかいないだろ、という私の読みはたがえて、店内はカウンターが一杯だった。
 しかし、中に入ったのは2人だけ。
事前PR(?)が効き過ぎたのか、ほかの連中は入り口のところで半分腰が引けていた。
ほかに行こう、という声もあったが、また歩くのは嫌だ、という声に押され、結局、全員中に。

 最初の注文はやはり「生ゴミのかき揚げ」。
ところが意外なことに、「材料がないからまだできない」という返事。
「えっ、材料がないってどういうこと」
 と顔を見合わせる。
「捨てる材料がまだ足りないということらしいですよ」
「やっぱり本当に生ゴミから作るんだ」
「生ゴミといっても三角コーナーに捨てたやつではなさそうですよ。料理をすると切れっ端が出るではないですか。それを集めて天ぷらにするんですが、その切れっ端がまだ集まってないということらしいです」
 う~ん、やはりシャレではなく、本当にゴミというかクズ材料で作るんだ、と妙なところで感心した。

 「ぼくね、ママに怒られましたよ。うちのお勧めはここなんですからと。顔を見てると真剣に怒ってましたよ」
「お勧めってメニューに載ってるやつじゃないの」
「カウンターに出てるやつですよ」
 なるほど、カウンターの上には大皿に入った家庭料理があった。
でもそれってどこにでもあるやつ。
やっぱりここの店の特徴は生ゴミを客に食べさせるとか、ちょっと変なものに決まっている、と思う。

 第一、メニューの書き方からして変。
「おすすめメニュー」「そうでもないメニュー」とあり、「そうでもないメニュー」をよく見ると、「生ゴミのかき揚げ」「本当のししゃも(めす)1本450円」「本当のししゃも(おす)1本180円」「解凍おにぎり100~150円」とある。
 子持ちししゃもというのは聞くが「ししゃも(めす)」って何?
妊娠してないメスとオスのししゃもはどう見分けるの?
「本当のししゃも」ということは偽物のししゃもがあるの?
解凍おにぎりに100円~150円の幅があるのは何故?
とにかく謎は尽きない。
 しかし、全部確かめるわけにいかないので、とにかく「生ゴミのかき揚げ」だけは食べなきゃあ。

 やがて出てきた「生ゴミのかき揚げ」。
胃腸が弱い人は遠慮した方がいいよ、と言いながら1つ2つ口にする。
もちろん誰かが口にした後でだ。

 感想は、本当に野菜のクズなので食べられないわけではないが、さしておいしいわけではない。
クズを使って、えっ、これがクズ野菜? おいしいじゃない、と客に言わせるのがプロだ。
まあ、こんなものか、では少なくともプロではない。
というより金を取って食べさせてはいけない。
サービスで出すべきものだ。
その辺りが理解できない素人が最近増えている。

 第一この店、入ったときに「いらっしゃいませ」と客を迎えない。
顔を見せて客を迎えるのがサービス業の基本である。
どうもこの店のママは人見知りするタイプのようだが、小さな小料理屋なのにテーブルチャージを取るのもいまひとつ納得いかない。
それも300円~1000円という幅がある。
「うちは明朗会計ですから」とほかの客に言っていたがどこが「明朗」なのか。
不明朗な点はほかにもあって、焼酎はボトルで出されるが、計算はどの程度減っているか目分量で確かめていた。

 実はここと似たようなことは他店でもよくやっている。
それが流行らない理由だとは気付かずに。
そしてこうしたことはなにも飲食店に限ることではないが、やはり気付かない経営者が多いようだ。

*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
「北海道産地直送友の会から本物」のししゃもを
スーパー等で売られているししゃもには「カラフト産」等と表示されているのをご存知ですか。
あれは本来ししゃもとは別物なのです。
おいしさがまるで違います。
焼いても焼き崩れしない本物のししゃもを食べてみませんか。

きちんと付き合える人、そうでない人。

2006-12-19 16:52:56 | 視点
 この時期になると決まって届くものがある。
お歳暮とカレンダーだ。
カレンダーは毎年使っているものがある。
一つはカード会社から毎年もらうものだが、今年は期限内に注文をし忘れ、もらい損ねた。
毎年見慣れているだけにちょっと寂しい感じもしたが、今年の絵柄はあまり好きなものではなかったので、もらい損ねはしたが、残念というほどではなかった。

 もう一つは知人の会社から届くもので、3か月表示型だ。
普通は上から1月、2月、3月となるが、このカレンダーは下から1月、2月、3月となっている。
過ぎた月を切り取れば、その下に新しい月が現れるから常に3か月分が見られ便利なので毎年愛用している。

 実は3か月表示のカレンダーは今年は届かないのではと思っていた。
というのも、その会社の台所事情が苦しいのがよく分かっていたからだ。
ところが、今年も届いた。
きちんとした人である。
たかだかカレンダー1つだが、こういうところでも人間性が表れる。

 そうかと思えば、2年前からカレンダーが届かなくなった会社もある。
こちらは一時社外スタッフとして協力していた会社なのに、だ。
届かなくなったのはカレンダーだけではない。
先月からはその会社が週2回発行している企業の与信情報を中心とした情報誌がなんの予告もなしに届かなくなった。
そして同時期にメルマガまでがストップした。

 まあ内容は大して読むところもなく、いつも届くと表紙の見出しだけ見て後はゴミ箱行きだったから、届かなくてもどうということはないが、こういうところに経営者の資質が見える。
 この社長、超ワンマンで、他人を利用することしか考えていない。
だから利用できない、意のままにできないと分かると途端に疎遠になる。

 それにしてもセコイ。
それとも週2回、第3種郵便料が負担になるほど業績が悪化しているのか。
恐らくそうではないだろう。
人間性の問題だ。

 世の中にはきちんと付き合える人とそうでない人の2種類がある。
同じ付き合うならきちんと付き合える人と長く付き合いたい。

Gigabyte製  ノートパソコン 日本初上陸!

吉田・福岡新市長は早くも後退か?

2006-12-18 07:31:53 | 視点
 初当選から1か月足らずというのに新福岡市長・吉田氏の発言が日に日に後退している。
吉田新市長の発言を時系列で見てみると。

11月20日(当選翌日)
 「やりたいことが次々に浮かんできている。約束したことを実行したい」とマスコミのインタビューに答えた。

12月7日(初登庁して就任会見)
 博多湾の人工島事業:検討委員会を作って、人工島のビジネスや医療・福祉ゾーンの見直しを明言。アジアの企業を集積する計画は中止。
 福岡空港の移転問題:空港移転の必要がないという考えに変わりない。

12月15日(議会開会)
 午前中:博多湾の人工島事業は市民の財産となるよう、活用法を大胆に見直す。(選挙公約でもある)
 午後(議会の質疑に対し):港湾施設や住宅地は「着実に整備する」「人口増のため良好な宅地形成が必要」「現在の計画を基本に進める」と答弁。

 あまりにも早い後退ぶりだ。もしかすると山崎前市長以上に変節が早いかもしれない。
 たしかに議会で吉田新市長を支持する民主党は圧倒的少数で、難しい議会対策を強いられるということはよく分かる。
それにしても確固たる信念がなさ過ぎないか。

 吉田氏の前職は地元紙の経済部部長だ。
そのことがマイナスに働いているのかもしれない。
 というのは、経済部部長時代に山崎前市長の1期目を見ている。
当時の山崎氏がやはり少数与党で議会対策に悩まされ後退を続けた。
山崎氏の議会対策のまずさなどを当時、記事でも書いたはずだ。
だから同じミスは犯したくない。
そう思っているのだろう。
 しかし、議会対策という小手先に頼っていると、市民の信頼を失い、短命に終わらざるを得ない。
むしろ見習うなら田中前長野県知事の1期目のやり方だろう。

 当選直後に街でばったり会った時、吉田氏が「議会対策をうまくやらないと」と口にした時、少し奇異な感じを受けた。
いくらそのことで頭がいっぱいとはいえ、11月29日、当選して10日目の夜に、初対面の男に立ち話で口にする言葉ではないだろうと思ったからだ。

 ちょっと先が思いやられるかも・・・。
その時そう感じた私の懸念が的中しなければいいが。

【じゃらん】料理、温泉、おもてなし…クチコミで選ばれた人気宿ランキング

琥珀色をした、江戸・明治時代のおいしい酒

2006-12-16 23:04:58 | 視点
 日本酒の表示が吟醸、純米、本醸造というように品質表示になったのは平成2年4月に酒税法が改正されてから。
それまでは特級、1級、2級という等級表示だった。
その頃は全国に名が知られた1級酒より、地方の地酒の2級酒の方がおいしいことが結構あった。
それは等級審査が有料であったため、地方の小さな蔵元は審査を受けなかったのだ。では審査を受けない酒はどうなるかというと、自動的に2級に認定される。
そのため等級表示は2級になっているが実際は1級クラスという地酒が多かったのだ。

 そこで等級ではなく、吟醸、純米、本醸造という品質表示に変えたのだが、純米酒を除けば醸造用アルコールが添加されている。
日本酒に醸造用アルコールの添加が認められたのは戦後で、当時の物資不足に対応するためだった。
ということは、それ以前の酒は皆、純米酒ということになる。

 では、明治、江戸時代に呑まれていたのはどんな酒なのだろうか。


   全文を読む


ないものはない!お買い物なら楽天市場

酒も女もイモは嫌い。

2006-12-14 15:32:58 | 雑感
 寒くなると鍋料理が外でも家庭でも恋しくなる。
そして鍋にはなぜか日本酒。
焼酎もいいけどやはり日本酒が欲しくなる。
冬に燗をした日本酒を頂くのは本当においしい。
といいながら、私は最近外ではほとんど日本酒を飲まない。

 以前は日本酒党を自認していたが、もう5、6年前から「隠れ日本酒党」に変わった。
理由はいくつかあるが、居酒屋あたりで日本酒を頼むと冷やしたのしか持って来ないからだ。
ビールではないのだから、何でもかんでも冷やすなと言いたい。
持ってきた純米酒を「ぬる燗にしてくれ」というと「これは冷やして呑むんですから」という。
それなら燗酒、と言えば、今度は本醸造の大衆酒を持ってくる。

 ことほど左様に最近は日本酒のことをよく知らない人間が増えてきた。
一緒に呑む相手にしてからがそうだ。
日本酒は辛口がおいしい、と思い込み、バカの一つ覚えのように「辛口」と言う。
早い話がおいしい日本酒をおいしく呑めないのだ。
しかも、そこそこの値段で。
この、そこそこの値段というところが重要だ。
 だから、外では焼酎を呑むことにしている。
焼酎なら無難だ。
お湯割りか、水割りか、ロックだ。
関東方面では梅干しを入れて飲むのが流行ったそうだが、あれは邪道だ。
種類もイモ、麦、米といった材料による区別が中心だ。
以前、バーボンウィスキーを真似てトウモロコシを原料にした焼酎もあったが、最近は姿をほとんど見なない。

 ところで、最近ブームのイモ焼酎はずっと好きになれなかったし、いまでもほとんど飲まない。
20年以上も昔に飲んだイモの強烈な臭いと味の印象が残っていて、イモだけはいまもダメだ。
 ところが、この1、2か月イモを毎晩のように飲んでいる。
といっても自分で買って飲むわけではなく、もらい物だから飲んでいるのだが。
 飲んで分かったが、昔に比べて随分イモ臭さがなくなっている。
昔から、美人は3日で飽きるが、ブスには3日で馴れる、といわれるが本当だ。
いつの間にかイモにも馴らされている。
まあ、それはさておき、ここまでイモ臭さがなくなると女性でも好んで飲むのがよく分かる。
それとも同類相哀れむで、イモ同士仲良くしているのか。

お歳暮に、「ふぐ」で感動を・・・

下関ふぐ専門通販 特別価格キャンペーン実施中!!


へそ曲がり交友録(2)--メールソフトで人脈づくり。

2006-12-13 09:02:04 | 視点
 会った翌日その人に会いに行ったり、お礼の電話をするこまめさもなく、記憶力も悪い私だが、いやそんな私だからこそ実践していることがある。
それはメモをすることである。

 といってもメモ帳をいつも持ち歩き、こまめに書き込むわけではない。
名刺交換をしたその場で名刺の裏に覚え書き程度にちょっと書き込んでいるだけである。
それらは大抵会った日付であったり、相手の経歴、例えば出身大学とか前の職場の名前だったりということが多い。
その程度のことだから話をしながらでもちょっとメモできる。
たかだかこの程度のことだが、それでも結構役立つ。
というのは、ほとんどの人が出身校か仕事の繋がりで人脈を作っているからで、この2つが分かればその人の人脈を辿っていける。

 出会った日付と場所をメモするのは後でその人のことを思い出すのに役立つからだが、それだけにとどまらず、相手の興味や関心がどの辺りにあるのかまで多少分かる。
 例えばどういうセミナーで会ったのかとか、誰の紹介で会ったのかとかが分かれば次回会った時に切り出す話題もある程度準備できるだろう。

 そして帰宅した後、名刺とメモの内容をパソコンに入力するようにしている。

     記事全文


  私が愛用しているメールソフト。住所録代わりにも使っているし、迷惑メールは自動振り分けで楽ちん。
  【期間限定】Shuriken Pro4 / R.2 DL版

売れる書店、売れない書店の違い

2006-12-11 18:59:38 | 視点
 かつて書店経営はうらやましがられた。
仕入れ努力の必要がなく、売れ残った本は返本できるし、再販制度に守られて日本全国均一の価格だし、多少古くなっても定価販売。
こんな楽な商売はないというわけだ。
 ところが最近では書店経営は儲からないどころか、いまや書店は不況業種に分類されている。
まあ長年努力せずにきたツケが回ってきたわけだ。
それでもまだ実質的には再販制度に守られているから本当の意味で競争しているとはいえないが。

 だから、どこの書店に行っても本は自分で探せという店の論理がまかり通っている。
棚もせいぜいジャンル別、著者のアイウエオ順に並べる程度で、NTTのタウンページ、ハローページと変わりはない。

 ところが、たまたまTsutayaに行く機会があり、棚を見て感心した。
ここでは棚に「ロングセラー」「いま売れています」「おすすめ」などといったタグが挟んであったのだ。(写真)
「いま売れています」とか「おすすめ」といわれれば、つい手に取ってみようかという気になる。
「客の立場に立つ」とはこんなことをいうのだ。
分かってしまえば「コロンブスの卵」と同じで、それなら誰でもできるが、それでもやらないのが普通の人。
それが証拠に未だ他の書店ではこの程度のことさえやってない。
やはり革新的なことは新規参入者、異業種からの参入者にしかできないようだ。

販売促進のお役立ち本

コンビニ経営、裏に回って見れば残酷物語

2006-12-08 08:09:03 | 視点
 今週月曜日まで営業していたコンビニが火曜日に突然消えた。
シャッターが降りていたので一瞬「あれっ、今日は休みか」と思ったが、セブンイレブンに休日はなかったはず。
では、早めに閉めて棚卸しでもしているのか、と思ったが、張り紙も何もないし、電気も消えていた。
よく見ると、あの見慣れた赤と緑が特徴のセブンイレブンの看板も消されていた。
閉店である。

 いままでコンビニの便利さをそれ程実感したことがないというか、そこにあるのが当たり前のように感じていたが、いざなくなってみると便利さを再確認。
たまたま、その日も電話料金その他の支払いに出かけたところだったが、コンビニがなくなると翌日郵便局が開くまで待たなくてはならない。
そういえば公共料金の支払いに至るまで各種振り込みは郵便局よりコンビニの方を利用していたのだと改めて気付いた。
 ところが便利さと経営は別物

     記事全文


科学する店舗―専門店から百貨店、スーパー、コンビニ、フューチャーストアまで、残るべくして残った繁盛店の英知を全解剖!

東洋経済新報社

このアイテムの詳細を見る



へそ曲がり交友録(1)--抜群の記憶力で人の心を掴む

2006-12-05 17:49:43 | 視点
 人脈の作り方は人それぞれだろう。
1日あるいは1週間に何人の人と会うと決めて、それを実行する人もいれば、出会った人に必ず携帯電話の番号を聞くように心掛けている人もいる。
鉄は熱いうちに打てとばかりに、翌日すぐお礼の電話をかけたり、挨拶がてらに出向いていく人や、丁寧に礼状を出す人もいる。
 人によってそれぞれ方法は異なるが、これらの人に共通しているのはこまめさだろう。
人に会うのも、会った後何らかのアクションを起こすのさえ億劫がるようでは、人脈どころか人付き合いそのものができないに違いない。

 このほかにも非常に特異な能力故に数多くの人脈を持っている人がいる。
例えば元ダイエー副社長の平山敞氏は人の名前を覚える名人のようだ。
名前だけではない。その人が何をしているとか、趣味や家族環境まで実に細かく覚えているらしい。

       記事全文を読む


いまがシーズン真っ只中! 北海道のカニ!
<うま味>と<鮮度>が違う産地から直送のカニ。
冷凍物では味わえない<茹でたて>を直接お届け。
プリップリッの身がしっかり入った本タラバの味をぜひ!


IHI元社長、稲葉興作氏の思い出

2006-12-03 01:15:49 | 雑感
 11月26日午前1時46分、石川島播磨重工業(IHI)の元社長、稲葉興作氏が亡くなられた。
マスコミに発表されたのは限られた身内だけで行われた密葬が終わった29日だった。
82歳。入院中とは耳にしていたが、まだ逝くには少し早いし、もう少し活躍して頂きたかった。

 私が稲葉さんにお会いしたのは1993年。もう13年も前になる。
当時、私はリクルート九州支社が発行していたトップインタビューマガジン「FACE ONE」の編集長をしていた。
 「九州経済の明日を語る」という企画で、九経連の会長や鹿児島・佐賀商工会議所会頭、九州経済同友会代表委員、JR九州社長など、各県、各界を代表する人達を取材して回ったが、どうしても九州外から九州はどう見られているのかを取材したいという欲求にかられてきた。

 そんな時、私の知人の中に稲葉さんの親戚筋に当たる人がいて、「稲葉なら九州にも時々来ているから、事前にスケジュールさえ分かれば、その時に会えますよ」と教えてくれた。
 ただ、この雑誌は九州の経営者を対象にしたものだったので、過去、九州外の人を取り上げたことがなかったので、いい申し出だったがIHIの社長ではちょっと企画内容と関係が薄いかな感じていた。
 ところがその後、東京商工会議所の会頭になられ、日本商工会議所の会頭をも兼務されたので、それなら日商の会頭という立場で話をしてもらおうと取材を申し込んだ。

 できれば福岡に来られた時に合わせて取材をしたいと思いIHI九州支社に取材依頼をすると、東京本社に申し込んでくれということになった。
それで東京本社に申し込んだのだが、知人から稲葉さんの方に事前に連絡が行っていたようで、東京に来るならいいよ、とすんなりOKになった。
 ただ稲葉さんは知人も一緒に来るものと思い、直接知人に電話をして、今度来るんでしょ、楽しみにしているよ、とその日の内に連絡されたから、取材に知人を同行する羽目にはなったが。

 お会いした印象は偉ぶったところがなく、とても気さくな方で、九州の財界にはいないタイプだった。
 九州についてお聞きすると、九州のポテンシャルを高く評価しつつも、東北は自由な雰囲気があるが、九州は「背広を着ないでいけるような雰囲気」に少し欠ける。「九州には人を受け入れる温かさがあるが、一方、お殿様とか地元の偉い人がいたりとエスタブリッシュメントもあるから」と話されたことがいまでも印象に残っている。
 もう一度何か機会をとらえてお会いしたいと思っていたが、いまとなってはそれもかなわぬこととなった。
 心から哀悼の意を表します

早ければ年内にも破綻か、近未来通信

2006-12-02 00:31:49 | 視点
 筆者がかねて警告を発していたように、いよいよ近未来通信が詐欺罪で告発されそうになってきた。
それにつれ同社の実態が次々に明らかになってきたが、やはり筆者が当初から指摘していたとおりで、収入は中継局オーナーの加盟金で賄われていた。
中継局オーナーに配当金を支払うため、各地で説明会を開催し、新規オーナーを獲得し、その入会金等を既存オーナーの配当金に回すという典型的な自転車操業。
遠からず破綻するのは目に見えていた。

 それにしても2,466台の中継局の内、稼働していたのはわずかに7台というから驚きだ。
 総務省の調べによると05年7月期(04年8月~05年7月)の売上高は約181億円だったが、同社の主力事業であるはずの通信料収入は約3億円しかなかったのだ。
 固定電話の契約者数も05年7月末で587人というから、ネズミ講などと同じでいつか収入が途絶え破綻するのは最初から明らかだったといえる。

 すでに全国の営業所は閉鎖され、東京、大阪弁護士会が被害者弁護団を結成し、近未来通信に対し損害賠償を求めるとともに、詐欺罪で刑事告訴をする方針で動いている。
早ければ年内にも財産保全のため破産申し立てをすると思われる。
そうなれば遅くとも1月中に同社は破産に追い込まれるのではないだろうか。

 ただ不思議なのは九州の動きだ。
筆者の見たところでは、中継局オーナーの募集は九州内でかなり行われているから被害者も多いのではと思うが、福岡で弁護団が結成されたという話はまだ聞かない。

いまがシーズン真っ只中! 北海道のカニ!
<うま味>と<鮮度>が違う産地から直送のカニ。
冷凍物では味わえない<茹でたて>を直接お届け。
プリップリッの身がしっかり入った本タラバの味をぜひ!


月5万円稼ぐ方法

2006-12-01 11:03:20 | 視点
 戦後最長の好景気といわれるが実感がない。
むしろ個人的には景気が悪いと感じている人の方が多いのではないだろうか。
それもそのはずで、儲かっているのは自動車、半導体関係の大企業と銀行だけで、中小企業はもちろん大企業で働く社員でさえ給与はアップしていないのだ。

 そればかりか過去最高という利益を出している銀行は税金さえ払ってないというのだから、どうにも不公平感は拭えない。

 かといって銀行に貯蓄しても金利は雀の涙にもならない。
そこで銀行が勧める投資信託を昨年したが、1年間で2万円(60万円で)しか増えなかったので止めた。

 年間2万円ではなく最低でも月間2万円は小遣いを稼ぎたい。
周囲には株式投資をしている人が結構いるが、元手がたくさんいるのは困る。
なんとか50万円ぐらで運用したいのだが・・・。

50万円の元手で月5万円を

 すると
「その程度なら無理なくできますよ」
 とエバーリンク・アセット・パートナーズの石塚社長から言われた。
石塚社長は50万円の元手を5年後に1億円にしようと頑張っているベンチャー経営者だ。

 その方法というのは同社が扱っている「ドリームキャッチャー」という株価予想ソフトを使った株式投資。
先月はコマツ電子の株で10日間に20%の利益を上げたそうだ。
株で儲けるコツは「欲を出さないこと」と石塚社長。

もっと詳しくこのソフトを使った株価の見方を知りたい人のために下記日程で<体験会>を開催するとのこと。

<日 時>12月4日(月)PM6:30~
        5日(火)PM6:30~

<場 所>:エバーリンク・アセット・パートナーズ(http://e-eap.net)
      福岡市中央区天神2-3-36 ibb fukuoka 3F

     (警固神社の向かい。ビックカメラ2号館の隣、
      ファミリーマートとメガネスーパーの間に入り口)

------------------------------------------------------------------
<申し込み>
  以下にし、参加日に○を付け、メールで。
  
  ★メールタイトルに<体験会申し込み>と付けること

  氏 名:
  住 所:
  tel :
参加日:12月4日(月)PM6:30~
         5日(火)PM6:30~

  申込先:hiroshi@e-eap.net
------------------------------------------------------------------

ジャパンネット銀行のネット口座はとっても便利!
取引明細は「取引時刻」まで確認できます!