栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

「しんきん合同商談会」会場で会った人達

2011-11-10 14:23:53 | 視点
 11月9日、マリンメッセ福岡で「しんきん合同商談会」が開催された。
福岡県、佐賀県の九州北部の13信用金庫が合同で行った商談会で中小企業300社が出展(主催者側発表)したようだ。
信用金庫主催の合同商談会は首都圏などでは開催されているが、九州地区では初めての試みである。

 出展企業のコンドー・マシナリー・近藤社長から案内をもらっていたので会場に足を運んだところ、多くの馴染み企業とも会場で会うことができた。
皆、少しでも販路拡大のチャンスを得ようと必死なのだ。
ただ、その割には見せ方の工夫が少なかったり、自社ブースの前に来た来場者にパンフレット等を積極的に配らず、ただ座っているだけのところもあり、まだまだ努力、工夫が足りないようだ。


 オアシス珈琲の石川社長とは7年近く前にリエゾン九州の例会で一度会っただけだったが、ブースの前に行くとすぐこちらに気付き「メルマガをいつも読んでいますから」と挨拶されたのは嬉しかった。
 実は同社が福岡市天神・警固神社前に店舗を出店したのを、1週間程前に発見したばかりだった。
私のメルマガを読んでもらっているから言うわけではないが、やはり頑張っている経営者は情報収集もよくやっているし、勉強もよくされている。

 同社のキャッチフレーズは「きれいなコーヒー」。
コーヒーが嫌いな理由を「飲んだ後、胃が持たれる」と言う人は多い。
なぜなのか、と考えた石川社長は輸入豆に突いている汚れや埃のせいだと気付き、輸入豆を洗う独自技術を開発し、特許も取得。
以来、「きれいなコーヒー」を広げるべく努力してきたが、店舗は主に福岡県飯塚地区だった。
それが天神地区に新店舗をオープンし、博多駅周辺にもう1店舗オープン予定らしい。


 この他にも会場ではリエゾン九州の会員企業・楽しい(株)や、グラノ24Kの小役丸秀一社長(10年程前に取材で会った切りなので、こちらは改めて名刺を渡すまで思い出さなかったようだが)、爪磨きの「キュピカ」で頑張っているアリーナの津野社長などに会った。


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