まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ただいま通院中。

2013年01月29日 | 日記

東京はまたまた雪でした。

朝起きた時はそんな気配はなかったのに
7時前からドンドンと雪が舞い始めて、たちまち白一色に。

冬木立がキレイですねえ。
先日の大雪と違って、ほんのり「薄化粧」といった感じです。
女性もやっぱり厚化粧より薄化粧の方が・・・
バカなことを思いつつ、朝から自転車で近くの病院へ。

出かける頃には雪もすっかり止んで陽射しが出て来ました。
月に一回の通院治療も2年以上になります。
長年の不摂生の賜物とは言え、成人病というのはやっかいなものです。

雪木立のラインアート。



枯れ薔薇のドライフラワー。

病院の前庭はちょっと春の装い。
お蔭で検査の「数値」も順調でほぼ健康体。
「いいですねえ!」という先生の言葉に思わず破顔一笑でした。

薬を待つ間に雑誌の「サライ」をパラパラとめくっていると
武者小路実篤の詩が目に入りました。

  自分は一個の人間でありたい
  誰にも利用されない 誰にも頭を下げない 一個の人間でありたい
  他人を利用したり 他人をいびつにしたりしない
  そのかわり自分もいびつにされない 一個の人間でありたい  (「一個の人間」)

帰り道・・・
その詩を噛みしめながら自転車をこぎました。
今の時代、他人に頭を下げずに生きていくことは難しいことだけれど
卑屈になり過ぎると人間がいびつになります。
他人を利用したり、利用されたりすると品性が卑しくなります。
「一個の人間」であり続けることは、なかなか努力も胆力もいることなのですね。



雪の雫をまとった梅の小枝がキレイでした。

その梅の木の下でムクドリが走り回っていました。

シジュウカラは元気だけど
さて、オジサンは「ロクジュカラ」どう生きていくべきか。
いろいろと考えてしまった「通院」の日でした。
とりあえず「痛飲」を控えて摂生しなくてはと、駄洒落ばかりですが・・・

 


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