まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

Xmasどころじゃない

2016年12月25日 | 日記

昨日はXmasイブでしたね。
仕事帰りに通ったケーキ屋の前は行列でしたが
わが家はいたって静かなものでした。

行事ごとには律儀な私ですから
とりあえず鶏モモとショートケーキは買って帰りました。
なのに夕食はなぜか「キムチ鍋」でした。(笑)
受験生のピアノ小僧は
とてもクリスマスどころではないようで
どこか浮かない表情でケーキをパクついていました。
テレビを見ていると・・・
クリスマスどころではない人たちが大勢いました。

糸魚川の大火は二日間に渡って燃え続け
150棟以上の民家を焼いてようやく鎮火しました。
もともと参勤交代の本陣があった場所で
昔ながらの風情ある家並も残らず焼けてしまいました。
純米吟醸酒「加賀の井」で知られる
老舗の酒蔵「加賀の井酒造」さんも被害に遭ったと言います。
米の味がしっかりと生きている
あのどっしりとした味わいは私も大ファンだっただけに
なんとも残念でした。

みぞれが降りしきる師走の寒空に
すべてを失くして焼け出された人たちは
とてもクリスマスどころではないのでしょうね。
胸が痛むと同時に火災の恐ろしさを痛感してしまいました。
瓦礫と化した町の真ん中で
呆然と佇む住民の「頭の中がからっぽ」という言葉に
胸がしめつけられる思いでした。
これから始まる生活再建は容易ではないでしょうが
何とか頑張って欲しいと思います。

公園の集会所にも手作りのクリスマスリースが。
木の枝や木の実を集めたリースは
素朴な味わいがあっていいものですねえ。
クリスマスが終わるとお正月。
新潟の被災地の人たちもわが家の受験生も
それどころではありません。


 


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