裸になりたい！

連日の猛暑・・・
公園もすっかり「夏仕様」に変わって来た。



アーチ型の噴水から勢いよく水が噴き出す。
公園ジョガーたちにとっては格好の「シャワー給水」といったところだ。
夏空に水しぶきがキラキラと輝く。



しかし、走るとまた汗がドッと噴き出す。
カラッポの頭に「熱中症」などという言葉がよぎる。
あまり物事に熱中するタイプではないけれど「熱中症」は怖い。



暑さのせいか「裸」で闊歩する人が目立つ。
そう言えば最近行った石神井公園でも新宿御苑でもそうだった。
これも「夏仕様」の一つなのだろうが
妙齢の女性ならともかく「オジサンが裸になって何になろう」などと思ってしまう。



みんな嬉々として裸になっている。
私自身はメタボ体型になって以来、人前で裸体をさらすことはトンとなくなった。
でも、こう暑いとちょっと羨ましい気もする。



開放感でスポーツ新聞の味も格別なのだろうか。
ただ、公園で裸になれても「人間として裸になる」のはなかなかに難しい。
やたら愛想がよかったりフレンドリーだったりするのに
肝心なところで心を閉ざす人がいかに多いことか。
「無闇に人の心に立ち入らない」「立ち入って欲しくない」という強固な線引きを感じる。



躍動的で伸びやかな裸も見た。
照りつける太陽の下で「心も体も裸になれたらいいのに」と思う。

で、お口直しならぬ「お目直しに」今日もスケッチ。



ちょっと盛りを過ぎた「紫陽花」を描いてみた。
盛りを過ぎた自分にはふさわしいかも、などと思いつつ・・
いつもは遊び気分なのに、ちょっと真剣に描き過ぎてしまった。





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