くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

「変態」山拓の変節 その1

2006年07月13日 | Weblog
山拓が「変態」であるかどかはさておき、「変節漢」であることに間違いない!(永井秀和風)

山拓こと山崎拓衆議院議員が、性的な「変態」であるとの世間的認識は、数年前にマスコミを賑わした飲尿、「親子丼」報道に因るものであることは、既に周知のことであろう。

そうした報道のおかげで、山拓氏、平成15年11月の総選挙では、自民党副総裁の地位にありながら、民主党の新人候補に敗れてあえなく落選。ところが、これを「悪運」というのか、間もなくしてその民主党イケメン(でもてっぺんハゲの)議員も、ペッパーダイン大学を日本で一躍有名にした学歴詐称事件で、これまたあえなく議員辞職(それにしても民主党といのは、子候補者選びがショボイ。この前の千葉補選の元キャバ嬢といい、息子がヤク中の某シンガソングライターといい、国籍は日本でも中身は得体の知れない帰化人といい、議員になるや否や昔のあのさわやかな笑顔はどこへやら今では鼻持ちなら無い女の典型みたくなってしまった元テレビキャスター女史といい・・・)。平成17年の補選で山拓は見事返り咲きを果たしたのである。

人間運だよなあ・・・と、今年になって俄然不運な筆者は思わずにはいられない。

それはさておき、代議士を選ぶのに「変態」と「学歴詐称男」という主だった選択肢しかなかった福岡の有権者には、お気の毒という他ない。

山拓が古女房だけでは飽き足らず愛人を持とうが、愛人とどのようなきわどいプレーを楽しもうが、結局他人様の房事のことなど基本的にどうでもよい。80年代の末ごろであっと記憶するが、一時期は飲尿健康法などというものがマスメディアでもてはやされたこともあったことを思えば、何で健康法のための飲尿が良くて、性的快楽のためのそれがダメなのだ!?、ということになりはしないものか。もっとも、筆者にそしたスカトロ系に類するような性的嗜好は一切ないので、山拓氏に対する「他者への想像力」を働かせることはできないのだが・・。

筆者なりに軽~く考えてみると、まあ、単なる代議士か数年ですぐダトンタッチの閣僚くらいなら、我が故郷名古屋の名門名古屋商科大学(亡き親父殿は昔よく言ったものだった、「名商大くらいなら、大学なんか行かんでもいい!」と)に客員として呼ばれた植草「ミラーマン」のように御用にあらなければ、つまり法的に許容される範囲内のものであれば、「変態」も個人の嗜好の問題として、私的生活(プライバシー)の保護という「新しい人権」的観点からも、とやかく言うべきことではないようにも思うのだ。個人の性的嗜好をいちいちあげつらっていたら、「じゃあ、(異性間、同性間(げっ!)の)アナルプレーはどうなんだ!」なんて、際限のない泥仕合になってしまい、その果てには「政治家たるもの、性行為は慎むべし!」なんて極論中の極論も出てきかねまい(まあ、それはないか・・)。

ただ、総理大臣ともなれば、あるいはそのイスを目指さんとするならば、個人の自由や嗜好の問題として単純には片付けられないのではないだろうか。執務室で青いドレスにシミプレーのクリントン氏がスキャンダルに見舞われたように、元首ではないにせよ、一国の総理たる者、またその地位を目指さんとする者は、政治家としての能力以外の部分でもその「資質」を求められるのは致し方あるまい。その点、山拓氏は、(性的)社会通念上、「アウト!」なんだろうなあ・・・。

それよりも、山拓氏は、政治家としても総理・総裁の器にあらず!、といのが筆者の見解である。筆者の言わせれば、山拓氏は「変態」ならぬ「変節漢」以外の何者でもない。と言えば、政治の世界で変節なんて日常茶飯事のことじゃないか、と反論されるのがおちであることは百も承知している。故角栄氏をして「遠見の富士」と言わしめた(山拓氏とは異なった特殊な性的嗜好をお持ちとの噂もある)大勲位氏も、「風見鶏」の異名をとりながら、総理・総裁のイスを手中に収めたのみならず、そこに5年も居座ることができたのである。この一例を取っても、「風見鶏」=変節のどこが悪い!、というのが政治の世界の常識なのだろう。むしろ、変節くらい平気の平左の神経の持ち主でなければ、政治の世界に生きることはできないのかもしれない(それに、変節漢の類は、政治の世界に限らず、どこの世界にもいるものだ)。そうとは分かっていても、どうやらいまだ政権へに色気を捨てきれない山拓の「変節」には腹が立つ! というか、やはり、「変態」ってことも、筆者のアンチ山拓意識に影響しているのだろか・・。昔から「けったいな髪の生え際したオッチャン(去り行く髪に未練がましいところに、その人物の人柄が出る、との思うのは筆者だけだろうか。例えば、大勲位氏なんか、あのバーコード(今はそのバーコードすら抜け落ちたようだが)がそのまま氏の人格を表しているように思うのだが・・。名付けて『禿げ方鑑定術(ズバリ当たるわよ!)』)」とか、「華の無い政治家だなあ(役者には『華』がないと、といのは故大成駒の言。一寸受け売りで芸能人と政治家は『華』が無いと・・、と思うのは筆者だけ?)」とは思っていたが、「嫌い!」というほどの相手でもなかったのだが・・・。

今は、はっきり言って、「嫌い!」な政治家の一人である、野中広務(って、もう政治家じゃない、ただの市井の爺さんか・・)とか、そのうちに靖国の神罰が下るであろう古賀誠、「媚中」二階、どうせ政治センスないんだから再登板なんかしなくていい民主党の岡田元代表、市川房枝支援していたという過去を見ただけで政治家としての限界はとうに見えているどうせ「三つ子の魂」で死ぬまで中身は中間左派の管直人、「マネシタ」の大量生産品みたく揃いも揃ってどこか似ている松下政経塾出(なんなんだろう、あの人達に共通して感じてしまういわく言い難い「嫌~」なものって)、そのうち現象出て仏罰必至の公明党議員、まあ水に落ちたチワワを打つというシナ人的趣味はないが、あの郵政反対派の新井某、こんな胡散臭い神主いていいのかと思ってしまう綿貫民輔等々同様。(それにしても嫌いな政治家多いなあ・・・。じゃあ、好きな政治家は?(自問自答) 「・・・・」)

どうせ総理・総裁になんかなれっこない山拓氏。どう考えても近未来に「山拓待望論」なんて出てきそうにないのに、それが分かってないのか、分かっていても髪型同様諦めが悪いのか、いまだに幻というか妄想の「山拓政権」に色気を捨てきれない山拓氏。古希を迎えて(昭和9年生)夢追うのが悪いなんて決して言わないが(筆者は年齢差別には反対!)、もう少し自分と自分を取り囲む状況を見ないとねえ・・・、山拓先生。万々が一にも総理総裁のイスをし止めたとして、先生の「変態」イメージは結構定着しているどころか、マスコミやネットのおかげで再ブーム到来で、低支持率短命政権というオチでしょう。まあそれでも、政権取れないよりは良いのか、国民ではなく、本人にとってみれば・・。一政治家のオナニーに付き合わされる一億国民はたまったものではないのだけれど・・。

で、話を戻して、どうして山拓が嫌いなのか? 変節漢だからである。では、なぜ山拓氏を変節漢とそしるのか?

続く。

追記: 一点のみ、山拓弁護論。どういう経緯があったにせよ、一度ならず情を交
    わした男との房事をマスコミに喋り捲る女ってのも、何なんだろうか
    と・・。まあ、異性との過去を恥も外聞もなく公にするのは、女性だけで
    はないが、山拓氏も一寸気の毒かと。情を交わしたが故にこそ、一度感情
    の糸がもつれると、そういうことにもなってしまうかも、しれないが、こ
    れも一種の「痴情のもつれ」というのだろうか?いずれにせよ、婚外性交
    渉をもってしまった山拓氏の身から出た何とやらでもあるわけで・・・、
    って弁護になってないか(笑)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 靖国考 その2: 靖国問題... | トップ | 綸言汗の如し・・・: 昭和... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事