一昨日から山形へ行って昨日帰還。
山形と言えば蕎麦。そして山形の蕎麦と言えば、名店の一つが天童の水車生蕎麦。
山形市から天童まではすぐなので、足を延ばした。ちなみに、同店は二件あるそうで、私たちが行ったのは、町の中心部、温泉街にある方。
名物板そばはどうみても量が多い。というよりもここにきて疲れが少々溜まり、疲れが出るとすぐに胃もたれを起こしてしまう私の現在ただ今のコンディションでは回避と判断したわけだ。
ということで、私は普通にもりそば、家族はそれぞれもう一つの名物鶏中華に天ぷらそばを頼んだ。
店の規模は大きく、3階建に立体駐車場(といっても2階構造)も完備なのだが。11時半前に店に入ったときには、GW中のせいか、既にかなりの混んでいた。
まあ、多少は待たされるだろうと思っていたが、鶏中華はすぐ出てきた。
蕎麦屋のそばつゆ味の中華。自分が注文したものではないが、一口試食。麺の食感は、私の好きなタイプではないが、まあ悪くはない。許容範囲。しかし、不味いとは言わないが、あえてこれを食するほどのものでもなし。他の客の多くもそれを頼んでいたが、まあ正直言って「名物に美味いもの・・・」の類。
それよりもなによりも許せないのが、汁のぬるさ。子供にはちょうど良いが、基本的にあたたかい麺類であれはない。
ネット上の口コミでは胡椒が効いているとのことだったので、そばつゆと胡椒の組み合わせに未知への期待を膨らませたものだが、胡椒の味など、何もしなかった。さじでどんぶりの底を巣食ってみても何もそれらしきものは見当たらない。
入れ忘れたのか?
そういえば、となりの席でザル中華を頼んていた女性は、メニューの写真にはある刻みのりがのっておらず、「もり中華を頼んだ覚えはない」とぼやいていた。
更に、鶏蕎麦が出てきてからが問題。まてどくらせど蕎麦がこない。鶏中華は息子が注文したものだが、息子はもうほぼ食い終えている。店員のおばちゃんも何度となく私たちのテーブルをのぞきに来たが、「あんたたち店員が注文状況把握していないでどうする!」と言いたくなった。
やっとやっとで出てきた私のもりそば。ひとくち食べてみて、予想通りというか、評判通り、かたい田舎そばであった。基本的に麺類は硬めが好きで、そばもあまり細いのは好きではない。つるつるのど越しさわやかも好きではない。むしろこうした武骨な田舎そばが好きだ。まあ、細麺の例外といえば、以前秋田市で食べた「なかむら」という蕎麦屋の細打ち。あれだけの細さであれだけのこしのある蕎麦は見事。太打ちよりもずっと食感にインパクトがあり、時々無償にあれが食べたくなる。秋田に行かれたからは一度大町のなかむらへどうぞ。場所はわかりづらいですが、ぜひぜひ。
それはされおき、硬くて太いはいいが、このレベルの太麺なら、「なかむら」を夕食で訪れた同じ日に同じく秋田市内で昼食に訪れた「一会寮」の十割ひきぐるみ太打そばの方がずっとインパクトがある。はじめての人なら、水車の麺には驚くだろうが、私には既に食べ付けた味。あえて天童まで足を運ぶほどのものでもなし。
それ以上にがっかりなのが、そばつゆ。甘い。まあ、東京あたりならありふれた「甘さ」で、東京の人なら許容可能なのかもしれないが、東北であのような甘汁に出会うとは・・・。それも別段に美味いわけでもない、東京ならそこらの蕎麦やでも味わえそうなどこにでもシロモノ。
加えて残念なのが、店の清潔感の欠如と、サービスの悪さ。あれだけの大規模店で、あれだけの繁盛ぶりでありながら、店員は少なめだ。テーブルの清掃等に行きとどかないところが出ても不思議ではないが、飲食業というのは、味もさることながらその他の面でもやはりしかるべきき経営努力がなされるべきで、その点でいえば、水車は味以前に「失格」である。
従業員も気が効かない。忙しいのはわかる。また、東北は全般的にサービスの質が低い。とにかく気が利かない。東北人は「鈍重」だというが、動きやしゃべりが鈍重なのと、サービスがダメなのとは別次元の問題だ。要は、心の問題ではないのか? 東北人は心まで鈍重だとは思いたくないのだが・・・。
更に、店員の動きが、あまりのも非効率である。もしかしたら、厨房にも問題があるのかもしれない。
以上、山形天童の「水車生蕎麦」。有名店ではあるが「名店」と呼ぶに値しない、まあありていに言えばヒドイ店だった。儲けに走って大規模化し、看板の上にあぐらをかいて商売をするいずれだめになる店の典型とでも言うべきか?
合掌
山形と言えば蕎麦。そして山形の蕎麦と言えば、名店の一つが天童の水車生蕎麦。
山形市から天童まではすぐなので、足を延ばした。ちなみに、同店は二件あるそうで、私たちが行ったのは、町の中心部、温泉街にある方。
名物板そばはどうみても量が多い。というよりもここにきて疲れが少々溜まり、疲れが出るとすぐに胃もたれを起こしてしまう私の現在ただ今のコンディションでは回避と判断したわけだ。
ということで、私は普通にもりそば、家族はそれぞれもう一つの名物鶏中華に天ぷらそばを頼んだ。
店の規模は大きく、3階建に立体駐車場(といっても2階構造)も完備なのだが。11時半前に店に入ったときには、GW中のせいか、既にかなりの混んでいた。
まあ、多少は待たされるだろうと思っていたが、鶏中華はすぐ出てきた。
蕎麦屋のそばつゆ味の中華。自分が注文したものではないが、一口試食。麺の食感は、私の好きなタイプではないが、まあ悪くはない。許容範囲。しかし、不味いとは言わないが、あえてこれを食するほどのものでもなし。他の客の多くもそれを頼んでいたが、まあ正直言って「名物に美味いもの・・・」の類。
それよりもなによりも許せないのが、汁のぬるさ。子供にはちょうど良いが、基本的にあたたかい麺類であれはない。
ネット上の口コミでは胡椒が効いているとのことだったので、そばつゆと胡椒の組み合わせに未知への期待を膨らませたものだが、胡椒の味など、何もしなかった。さじでどんぶりの底を巣食ってみても何もそれらしきものは見当たらない。
入れ忘れたのか?
そういえば、となりの席でザル中華を頼んていた女性は、メニューの写真にはある刻みのりがのっておらず、「もり中華を頼んだ覚えはない」とぼやいていた。
更に、鶏蕎麦が出てきてからが問題。まてどくらせど蕎麦がこない。鶏中華は息子が注文したものだが、息子はもうほぼ食い終えている。店員のおばちゃんも何度となく私たちのテーブルをのぞきに来たが、「あんたたち店員が注文状況把握していないでどうする!」と言いたくなった。
やっとやっとで出てきた私のもりそば。ひとくち食べてみて、予想通りというか、評判通り、かたい田舎そばであった。基本的に麺類は硬めが好きで、そばもあまり細いのは好きではない。つるつるのど越しさわやかも好きではない。むしろこうした武骨な田舎そばが好きだ。まあ、細麺の例外といえば、以前秋田市で食べた「なかむら」という蕎麦屋の細打ち。あれだけの細さであれだけのこしのある蕎麦は見事。太打ちよりもずっと食感にインパクトがあり、時々無償にあれが食べたくなる。秋田に行かれたからは一度大町のなかむらへどうぞ。場所はわかりづらいですが、ぜひぜひ。
それはされおき、硬くて太いはいいが、このレベルの太麺なら、「なかむら」を夕食で訪れた同じ日に同じく秋田市内で昼食に訪れた「一会寮」の十割ひきぐるみ太打そばの方がずっとインパクトがある。はじめての人なら、水車の麺には驚くだろうが、私には既に食べ付けた味。あえて天童まで足を運ぶほどのものでもなし。
それ以上にがっかりなのが、そばつゆ。甘い。まあ、東京あたりならありふれた「甘さ」で、東京の人なら許容可能なのかもしれないが、東北であのような甘汁に出会うとは・・・。それも別段に美味いわけでもない、東京ならそこらの蕎麦やでも味わえそうなどこにでもシロモノ。
加えて残念なのが、店の清潔感の欠如と、サービスの悪さ。あれだけの大規模店で、あれだけの繁盛ぶりでありながら、店員は少なめだ。テーブルの清掃等に行きとどかないところが出ても不思議ではないが、飲食業というのは、味もさることながらその他の面でもやはりしかるべきき経営努力がなされるべきで、その点でいえば、水車は味以前に「失格」である。
従業員も気が効かない。忙しいのはわかる。また、東北は全般的にサービスの質が低い。とにかく気が利かない。東北人は「鈍重」だというが、動きやしゃべりが鈍重なのと、サービスがダメなのとは別次元の問題だ。要は、心の問題ではないのか? 東北人は心まで鈍重だとは思いたくないのだが・・・。
更に、店員の動きが、あまりのも非効率である。もしかしたら、厨房にも問題があるのかもしれない。
以上、山形天童の「水車生蕎麦」。有名店ではあるが「名店」と呼ぶに値しない、まあありていに言えばヒドイ店だった。儲けに走って大規模化し、看板の上にあぐらをかいて商売をするいずれだめになる店の典型とでも言うべきか?
合掌
ただ、確かに鳥中華はぬるかった、それは致命的なことだと思う。
店員の接客の悪さは田舎特有の物だと思っていたけど、東北だけなんですね。
関東の接客と比較すれば質の悪いものなのだろうけど、山形県民なんて田舎者の集まりみたいなものなんで、そこは割り切ってもらうしかないと思います。
既に頼んだことを伝えると、機械にまだ入力してないので注文されてないとのこと。オイオイ
2時過ぎだったので客は10人もいなかった。私の後に数人入ってきたが満席ではない。
歴史ある店とは思えない客扱い、店員に対する教育はどうなっているの?
勿論再注文することもなく、店を後にしました。
外に出ないでインスタントの蕎麦くってろ。