くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

現代(ヒュンダイ)対策? そんなの簡単だよ!

2011年07月21日 | Weblog
要はパッケージング! 以前からここで、パッケージングがトヨタなんかのアキレス腱になると指摘してきたが、まさかこんなにも早くそれが現実になりつつあるとは・・。

北米ではこんなデザインのヒュンダイが売れている。昔ヒュンダイなんていったら、映画なんかでも笑いのネタにされていたんですけど、レンタカー屋で「レクサスにしますか、それともヒュンダイ?」みたいに。





同系列のキアも以下の通り。



一方、最近のダメダメなホンダの北米市場用パイロット。


昨日書いたとおり、最近のホンダ車の悪いところが非常に顕著に現れています。

同じくホンダシビック。


何がダメ?  韓国車と比べて、個性無さすぎ。平面的過ぎ。押し出しが無さ過ぎ。米国人も中国人も押し出しのつよいの好きだから。欧州人も、こんなのっぺりしたデザインは好みません。

かりにこんな車海外市場で売ったら、不細工といわれるのは必定。



トヨタsai。何が悪いって、やはりんのっぺり、無個性、そしてこのなんとも昔ながらのシルバーのグリル。

と思っていたら、もうすぐこんな車が出てくるそうです。ヒュンダイの更なる躍進に加担するようなもんですよ、これじゃあ。


新型カムリだとか・・・。うそであってほしいです。

あと、今の日産マーチ! あの先祖がえりみたいな新見のないデザイン、質感のなさはなんですか? ありゃ、ヒュンダイ、キア、大宇以下ですよ。


何がいけないのでしょうか? 日本人デザイナーあるいは日系自動車会社で働くデザイナーの質が低い? それとも、デザインから製品化への過程に問題がある? 雑誌なんか見てると、どうも後者のような気がするんですけど、個人的には。なんでこの段階でファイナライズしないの?と思うようなのが結構あります。このまま出せば、十分いけるのに!と思うのが。実際製品化されて出てくると、実につまらない車になっている。きっと、今度出てくるレクサスなんかもそうなるのでは?

というのは、以下の車もプロトタイプが発表されたときには、もっとシャープな姿だったんですが、出てきたら、おかしな丸みというか、曲線が出ていて・・。しかも、このグリル・・・。


でも、作り手側だけの問題でしょうか?

20年ほど前にこんな車が内外で売られたんですが、国内ではさっぱり売れませんでした。月に400台いかないということも。


今北米でinfinitiブランドの日産フーガも同じ状態だとか。日本人って相変わらず曲線の強い車が嫌いなんでしょうか?

とすれば、こんなのもダメ?



まあ、さすがに最近は「いつかは・・・」なんてキャッチフレーズも姿をけしたし、今時こんな車に「いつかは」なんて思う人もいなんでしょうけど、いまだにこんなのが国内市場では売られ買われているんです。



要は消費者にも問題があるのかもしれません。

自動車評論家のなかには、日系自動車会社は海外ばかりみて車作っているなんてこと言う声ありますが、↑みたいな車を買う連中に合わせていたら、↓みたいなのは出てこないでしょうねえ・・。



ただ、あえて「救い」をいえば、相変わらず韓国車のインテリアはちゃっちいです。確かに昔に比べれば随分よくなりました。でも、デザインのここ数年の劇的な進化に比べて、ちょっと遅れを採っています。例えば、



どうみても、ホンダのマネです。ハンドル、パネルなんか露骨なマネですが、ホンダほどにこなれていない。っていうか、ホンダのオリジナル自体、大したことないというか、最近の「まとまりのなさ」が良く現れているのだと思いますけど。

そういえば、先代ソナタは、リアが先代アコードそっくりで、ネットで騒がれました。

その現行ソナタのインテリアがこれ。



カムリを意識していますね。でも、やはり安物感がぬぐいきれません。

以上のように、インテリアに関してはまだまだ。まあ、何百年も白一色のボロしか身にまとってこなかった人たちです。どうしても、インテリアに「文化の蓄積と質」が出てしまいます。

それはアメ車にもいえます。外観が気に入っても、中を見ると、いかにもアメリカ的な品のないシルバーやウッドの使い方。あれにはゲンナリさせられます。

その点、英国車はさすがにうまいですね。

私は個人的に、日本車のインパネはそんな嫌いじゃない。アメ車は見た目もさることながら、使い勝手もよくないです。ドイツ車はどうも横のラインが好きみたいですが、BMもベンツもアウディーもそうで、なんか無個性で好きではないです。フランスは最近随分良くなったように思いますが、どうも落ち着きというかまとまりが悪い。

その点、日本車はとりたててよいとは思いませんが、使い勝手等含めれば悪くはないです。

そして、明らかに韓国車よりも。

でも、パッケージングは・・・。

なんとかならんのですか? トヨタ社長も社長就任時言ってませでした、「かっこいい車を作る」って? でも、上述のカムリ、社長自らチラ見せもありましたが、どうも社長の言葉通りにはなっていない、そんな気がします。







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2 コメント

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Unknown (yk)
2011-08-14 11:14:59
え。。?
この格好悪いソナタのインテリア画像はどこから持ってきたの?
全然違うけど・・
http://www.netcarshow.com/hyundai/2011-sonata/800x600/wallpaper_3d.htm
こっちが現行です。
当然日本車のそれらよりも質感上です。
先ず部品点数が全然違うらしいです。
(ホンダの関係者がヒュンダイを評して)
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ソナタのインパネ写真 (kumawann)
2011-08-15 01:58:22
すみません、違う車種のものです。
まだ、はり変えていません。

基本的なところは、最近のヒュンダイ車と同じ、つまり写真と似ていますが、外観同様、
ソナタのインパネはもっと流線形的デザインですね。

でも、やはり、質感という点では外観ほどの
進歩は見られません、韓国車。ヒュンダイに限らず。

もっとも、外観、内装とも好悪は個人の好みによるところが大きいと思います。私は個人的にドイツ車にほぼ共通した横のラインの強調されたインパネが嫌いですし、アメ車のインパネはも落ち着きがなくて運転しているとストレスを感じるくらいです(使い勝手も悪いということもありますが)。でも、逆に、ドイツ車の内装を高く評価される人もいるのでしょうし、アメ車好きの方も。

同様に、ソナタのインパネが好きと言う方もいると思いますが、実物見ると「質感」という点での安っぽさ、外観とのギャップの大きさを尚更感じるのは私だけでしょうか。
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