硬軟両様で臨み原則論を曲げないというところは、いつもの米国外交である。
そこは「やはり」米国である。日本外交にはそれがない。だから、侮りを受けるのだが・・。
しかしながら、毎度毎度だけに、相手からしてみても「いつものこと」としてしか受け取られない可能性もある。
が、今回、たかが共産党の副主席でしかない人物を米国は、厚遇した。もちろんそうした前例がないわけではない。
小平訪米の例もある。が、当時と今とでは状況が違う。
現在ただ今のような米中の力関係において党副主席を厚遇して、中国側から米国は何を得ようとしたのか。対中関係重視のシグナルか。
そんなことをしなくても米国にとって対中関係が複雑かつ重要であることは周知であるはずだ。そこに加えて今回のような扱い。中国はさして特別にそれを感じ入ることはあるまいし、むしろ米国の「下手」な姿勢に勘違いをする輩が出てもおかしくはない國なのだ。
今回だけとれば習はメンツを保たれた。が、今後の成り行きで米国の習への姿勢が変われば、むしろメンツを失わせることになる、しかも党総書記、国家主席の。となれば、やはり米中関係は難しくなり、今回のようなこてさきの演出の効果など一瞬にして減じてしまうのだ。
党副主席にしか過ぎない男の政府としての扱いもそれ相当の原則・通例で行くべきだった。
目先で動いて結局米国が得るものなど何もないのだ。
所詮、そもそもどっぷりドメスティックなキャリアしか積んでこなかったオバマ自身に対中外交をハンドルする見識も能力もなければ、対アジア外交では学習能力のほとんどない民主党の危うさが露呈した一場だったに過ぎない。
そこは「やはり」米国である。日本外交にはそれがない。だから、侮りを受けるのだが・・。
しかしながら、毎度毎度だけに、相手からしてみても「いつものこと」としてしか受け取られない可能性もある。
が、今回、たかが共産党の副主席でしかない人物を米国は、厚遇した。もちろんそうした前例がないわけではない。
小平訪米の例もある。が、当時と今とでは状況が違う。
現在ただ今のような米中の力関係において党副主席を厚遇して、中国側から米国は何を得ようとしたのか。対中関係重視のシグナルか。
そんなことをしなくても米国にとって対中関係が複雑かつ重要であることは周知であるはずだ。そこに加えて今回のような扱い。中国はさして特別にそれを感じ入ることはあるまいし、むしろ米国の「下手」な姿勢に勘違いをする輩が出てもおかしくはない國なのだ。
今回だけとれば習はメンツを保たれた。が、今後の成り行きで米国の習への姿勢が変われば、むしろメンツを失わせることになる、しかも党総書記、国家主席の。となれば、やはり米中関係は難しくなり、今回のようなこてさきの演出の効果など一瞬にして減じてしまうのだ。
党副主席にしか過ぎない男の政府としての扱いもそれ相当の原則・通例で行くべきだった。
目先で動いて結局米国が得るものなど何もないのだ。
所詮、そもそもどっぷりドメスティックなキャリアしか積んでこなかったオバマ自身に対中外交をハンドルする見識も能力もなければ、対アジア外交では学習能力のほとんどない民主党の危うさが露呈した一場だったに過ぎない。
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