ネパールは王制廃止を選択した。
ビレンドラ国王殺害事件があった時に、こうなる可能性が少なからぬことを予測したのは私だけではあるまい。いかんせん、国民の敬愛を受けながらも非業の死を遂げた国王の後を継いだのは、国民の人気芳しくない王弟であり、更にその後を継ぎことになるであろう王子もまた不人気極まりなかったのだ。
しかしながら、思うのだ。果たして王制を捨てたかの国を待ち受けるものは幸福なのかと。
他国に例を取るならば、君主制を捨てた結果政治・社会情勢が中長期に渡って不安定化したり、国民に幸福をもたらさなかかったケースは少なくはない。
ネパールも当分の間は、政治的に流動的な時期を過ごさねばならないのではないだろうか。
自ら下した判断の結果責任を負わねばならないのは当然であり、かりに王制廃止の結果ネパールに不幸が訪れたとして、私はさして同情しようとは思わない。ただ、少なくとも願わくは、ネパール国内の混乱が、地域の不安定化の要因とならぬことを願うばかりだ。
ビレンドラ国王殺害事件があった時に、こうなる可能性が少なからぬことを予測したのは私だけではあるまい。いかんせん、国民の敬愛を受けながらも非業の死を遂げた国王の後を継いだのは、国民の人気芳しくない王弟であり、更にその後を継ぎことになるであろう王子もまた不人気極まりなかったのだ。
しかしながら、思うのだ。果たして王制を捨てたかの国を待ち受けるものは幸福なのかと。
他国に例を取るならば、君主制を捨てた結果政治・社会情勢が中長期に渡って不安定化したり、国民に幸福をもたらさなかかったケースは少なくはない。
ネパールも当分の間は、政治的に流動的な時期を過ごさねばならないのではないだろうか。
自ら下した判断の結果責任を負わねばならないのは当然であり、かりに王制廃止の結果ネパールに不幸が訪れたとして、私はさして同情しようとは思わない。ただ、少なくとも願わくは、ネパール国内の混乱が、地域の不安定化の要因とならぬことを願うばかりだ。
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