民主党主流派の菅総理への攻勢が強まっているとのことだが、彼らは本気で代表戦において菅降ろしをするつもりなのだろうか?
どうもそうは思えないのだ。
おおらく代表戦に対抗馬を立ててくるに違いない。しかし、いまのところ名前の上がっている連中、いずれもどう見ても党代表すなわち総理の器ではないか、いろいろとカネ関係で芳しくない噂のある者ばかりである。
しかも、それを信じるか否かはさておき、マスコミの調査では国民の多くは再びの総理交代を望んではいないという。
にもかかわらず果たしてあえて菅降ろしをするであろうか。かりにその結果新たな人物が総理の座に就いたとして、国民世論の支持を得られるとは思えない。むしろ、国民の意思に反して誕生した政権として発足当初から低支持率に苦しめられるのではないだろうか。
ならば、対抗馬を立てるには立てるが本気で勝利を狙うよりも、菅総理自身に自滅してもらった方が得策との判断があってもおかしくはあるまい。今の菅総理を見ている限り、どうも支持率回復を果たすことは難しいように見受けられる。国会論戦でも受身というか低姿勢で、それは党内に対しても変わらない。国民からみればそれは指導力の欠如に見えてしまう。ねじれ国会と党内に相当数の反主流派を抱えている以上、低姿勢を余儀なくされる状況は今後も続くものと思われる。加えて、代表戦で対抗馬を出され、それが行って以上の党内の支持を集めたとなれば、いかに勝利したとはいえ、菅総理の党内での求心力は更に低下し、それが指導力、政権運営の独自色発揮に抑止力として働き、結果、支持率にマイナスの影響を及ぼす。ジリ貧状態のなか、野党の敵失でも発生しないかぎり衆院解散に打って出るという選択も自殺行為以外の何ものではなく、菅政権は行き詰ったまま国民からのソッポ、国会運営の停滞、党内の不協和音の増加のなか、退陣を余儀なくされ。必然的に新たな代表すなわち総理選びという運びとなる。
反主流派からしてみれば、そのときを待てばよいということではないのか。いざとなれば、そのときの自らをめぐる状況いかんでは小沢自らが出馬する可能性も捨てきれまい。海江田あたりが今回出馬するとの向きもあるが、あれは「かませ犬」ということではないのか。本人も自分の「かませ犬」としての役割を理解しつつもその後の論功行賞を見込んでの出馬・敗北ということではないのだろうか。
世界経済の雲行きも不安定である。米国の二番底、今年の秋になくともいずれ来よう。欧州経済は尚のこと不穏である。その他も知れたものではなく、外で何かあれば、日本経済はそれに即影響される。菅政権に適切な対応策を講じる力はあるまい。となれば、ますます「果報は寝て待て」こそが反主流派の今取るるべき選択ではないのだろうか。
民主党支持者ではない私にはどうでも良いことだが、反主流派が党内主導権を回復して、菅周辺の仙石あたりの左巻き、反国家主義者の連中を一網打尽、場合によっては党を割って
政界再編の口火を切るくらいの選択をもって動いてくれればもっけの幸いだと思うのだが。
ちなみに仙石由人、あの男も今が盛りで後はあるまい。いずれ大きな落とし穴があの男を待ち構えているような気がするなあ。あの男には、不幸の臭い、滅びの臭いがする。
どうもそうは思えないのだ。
おおらく代表戦に対抗馬を立ててくるに違いない。しかし、いまのところ名前の上がっている連中、いずれもどう見ても党代表すなわち総理の器ではないか、いろいろとカネ関係で芳しくない噂のある者ばかりである。
しかも、それを信じるか否かはさておき、マスコミの調査では国民の多くは再びの総理交代を望んではいないという。
にもかかわらず果たしてあえて菅降ろしをするであろうか。かりにその結果新たな人物が総理の座に就いたとして、国民世論の支持を得られるとは思えない。むしろ、国民の意思に反して誕生した政権として発足当初から低支持率に苦しめられるのではないだろうか。
ならば、対抗馬を立てるには立てるが本気で勝利を狙うよりも、菅総理自身に自滅してもらった方が得策との判断があってもおかしくはあるまい。今の菅総理を見ている限り、どうも支持率回復を果たすことは難しいように見受けられる。国会論戦でも受身というか低姿勢で、それは党内に対しても変わらない。国民からみればそれは指導力の欠如に見えてしまう。ねじれ国会と党内に相当数の反主流派を抱えている以上、低姿勢を余儀なくされる状況は今後も続くものと思われる。加えて、代表戦で対抗馬を出され、それが行って以上の党内の支持を集めたとなれば、いかに勝利したとはいえ、菅総理の党内での求心力は更に低下し、それが指導力、政権運営の独自色発揮に抑止力として働き、結果、支持率にマイナスの影響を及ぼす。ジリ貧状態のなか、野党の敵失でも発生しないかぎり衆院解散に打って出るという選択も自殺行為以外の何ものではなく、菅政権は行き詰ったまま国民からのソッポ、国会運営の停滞、党内の不協和音の増加のなか、退陣を余儀なくされ。必然的に新たな代表すなわち総理選びという運びとなる。
反主流派からしてみれば、そのときを待てばよいということではないのか。いざとなれば、そのときの自らをめぐる状況いかんでは小沢自らが出馬する可能性も捨てきれまい。海江田あたりが今回出馬するとの向きもあるが、あれは「かませ犬」ということではないのか。本人も自分の「かませ犬」としての役割を理解しつつもその後の論功行賞を見込んでの出馬・敗北ということではないのだろうか。
世界経済の雲行きも不安定である。米国の二番底、今年の秋になくともいずれ来よう。欧州経済は尚のこと不穏である。その他も知れたものではなく、外で何かあれば、日本経済はそれに即影響される。菅政権に適切な対応策を講じる力はあるまい。となれば、ますます「果報は寝て待て」こそが反主流派の今取るるべき選択ではないのだろうか。
民主党支持者ではない私にはどうでも良いことだが、反主流派が党内主導権を回復して、菅周辺の仙石あたりの左巻き、反国家主義者の連中を一網打尽、場合によっては党を割って
政界再編の口火を切るくらいの選択をもって動いてくれればもっけの幸いだと思うのだが。
ちなみに仙石由人、あの男も今が盛りで後はあるまい。いずれ大きな落とし穴があの男を待ち構えているような気がするなあ。あの男には、不幸の臭い、滅びの臭いがする。