くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

今日本人が稔持すべきこと: 「愛国行進曲」

2010年08月04日 | Weblog
「愛国行進曲」、盧溝橋事件発生間もなくに、国策として作られた一曲である。今時の人はメロディーだけを聞けば、鈴木建設の社歌と思うかもしれない。そう、映画「釣りバカ」で同社の社歌のモチーフにもなっている曲である。

その2番の歌詞は次のようなものである。

起て一系の大君(おおきみ)を
光と永久に頂きて
臣民我等皆共に
御稜威(みいつ)に副はむ大使命
往け八紘(はっこう)を宇(いえ)となし
四海の人を導きて
正しき平和打ち立てむ
理想は花と咲き薫(かお)る

現在ただ今、わが国の将来に向けたビジョンが無い、政治家が国民に国家ビジョンを示せないでいるとの指摘、批判がある。その通りだと思う。冷戦終結この方、この国は向かうべき方向性をいまだ見いだせていない。

しかし、思うのだ。この歌詞は具体的なビジョンとは言わぬまでも今我々日本人が心に持つべきを示しているのではないかと。
政治可が党利党略をめぐる駆け引き、権力闘争に明け暮れているときではない。国民の自己利益の保全・追求のみに汲々としているときではない。母が母たるを捨て一人の女になった姿は、我々日本人の現在ただ今の姿を程度の差こそあれ映し出してはいないか。今日本国民は皇室のもと一つになり、それを守護し奉り、陛下の大御心に沿わんとすべきではないのか。横綱白鵬に示された陛下のお心、日々大内山のうちで祭祀を営まれる陛下のお姿に我々はその思召しを読み取り、それに沿わんとすべきではないのか。

しいては対外的には、日本は四海兄弟、八紘一宇の精神をもって、「道義国家」としての姿を確立し、今世界を、特に東アジアを席巻しつつある覇道に対して「否」を突き付けるべきではないのか。

軍国主義時代の国策歌とレッテルを貼る前に一度聞いて欲しいものである。
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