日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

5333 日本ガイシ、ポーランドに第2工場 PM除去装置増産

2015年03月12日 | 11.ガラス・土石製品
〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
 日本ガイシは11日、ポーランドに自動車排ガス浄化装置の第2工場を建設すると発表した。投資額は約170億円で、8月に着工し、2017年1月に生産を始める。ディーゼル車向けの粒子状物質(PM)除去装置(DPF)を量産する。世界的な排ガス規制強化でDPFの需要が拡大していることに対応する。

 新工場は同国第1工場から約50キロメートル離れたドンブロバ・グルニチャ市の工業団地に新設する。敷地面積は約14万7千平方メートルで、建屋面積は3万6千平方メートル。第1工場はDPFや排ガス浄化装置、窒素酸化物(NOx)濃度を測定するセンサーを生産する。

 DPFには耐熱性が高く主に乗用車向けの炭化ケイ素製と、トラックや大型車向けのコージェライト製がある。新工場が稼働すれば、日本ガイシの炭化ケイ素製DPFの生産能力は3割増える。

 世界的な排ガス規制の強化で、同社の自動車関連事業は好調。欧州では環境負荷を低減できるディーゼル車が普及し、DPFの需要が伸びている。日本ガイシは東南アジアでも新工場の建設を検討しており「年内には方針を決める」(蟹江浩嗣取締役)という。 

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