〔15.3.12.日経新聞:消費Biz面〕
直感的な操作でノートを編集・共有できる
東芝は小学生向けにタブレット(多機能携帯端末)でノートの編集や共有ができるソフトを開発した。手書きのノートをカメラで撮影して取り込むと、簡単な操作で写真や映像を貼り付けたり、同級生と共有したりできる。タブレットとセットで販売する。
放送大学やインテルと連携して開発した。東芝子会社の東芝情報機器が13日から . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:国際2面〕
米雇用の回復傾向が鮮明になり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを前倒しするという観測も強まってきた。これからの米金融政策は何が焦点となり、米国と世界経済はどこへ向かうか。識者に聞いた。
――2月の雇用者数は市場予測を大幅に上回り、米経済の底堅さを裏付けた。
「米経済の先行きには明白なリスク要因はみられず、原油安もあって景気循環の面からみれば良好だ。 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:国際2面〕
【ロンドン=黄田和宏】欧州企業の収益見通しに底堅さが目立ってきた。対ドルで12年ぶりの安値圏に下落したユーロ相場を追い風に、2015年の増益率は5年ぶりの高水準になる見通しだ。欧州景気にデフレ懸念は残るものの、超低金利や原油安が企業の投資活動や家計消費の下支え役として機能し始めている。
欧州企業にとって最大の追い風となっているのがユーロ安だ。9日から欧 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:国際2面〕
【ニューヨーク=山下晃】強いドルが米グローバル企業の収益を押し下げる傾向が強まりつつある。ドル高は国外からのドル建て収入の目減りにつながるほか、日本など海外のライバル企業の価格競争力を高める面もある。主要企業の業績は2015年1~3月期に減益に転じ、4~6月期も減益になる可能性が出てきた。一方、欧州企業はドル高・ユーロ安を追い風に業績が上向いている。
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〔15.3.12.日経新聞:国際1面〕
【バンコク=京塚環】タイ中央銀行は11日、金融政策委員会を開き、政策金利(翌日物レポ金利)を年2%から1.75%に引き下げた。利下げは1年ぶりで年2%を切る低水準は2010年末以来となる。昨年5月の軍事クーデター後は政情は安定しているが家計債務の増大による民間消費の伸び悩みや輸出の落ち込みで景気回復の足取りは重い。景気の二番底懸念も指摘されており金融緩 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:国際1面〕
【北京=土居倫之】中国の万鋼科学技術相は11日、中国の通信・ネット企業に対し政府への情報提供を義務化する「反テロ法」制定について欧米から批判から出ていることについて「欧米各国も中国企業に情報を要求している」と反論し、見直しを事実上否定した。
万科技相は11日の会見で「情報セキュリティー問題については真剣に研究・討論している」としたうえで「中国企業が海外 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:経済面〕
内閣府が11日公表した1月の機械受注統計によると、機械メーカーの受注残高(船舶を除く)は前月比0.3%増の23兆9117億円で、比較できる2005年度以降で最高になった。国内の非製造業や海外からの受注が後押しした。受注の増加に対応するため生産能力を高める投資に踏み切る機械メーカーもあり、景気の押し上げにつながる可能性がある。
これまで受注残高が最も多 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:経済面〕
第一生命保険は米国に続き、欧州でもM&A(合併・買収)に乗り出す構えだ。海外でのM&Aと国内の収益率改善で、2017年度までに連結の純利益を2000億円規模に倍増させることを目指す。日本生命保険も14年度の個人契約者配当を7年ぶりに増やす。生保2強の首位争いが激しさを増してきた。
第一生命は月内に15~17年度の新3カ年計画を公表する。米国は14年度 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:総合1面〕
国土交通省は2018年春をめどに高松空港を民営化する方針を固めた。運営条件を地元の香川県と詰め入札で運営する事業者を決める。国が管理する空港の運営権を民間委託する動きが具体化するのは仙台、福岡に続いて3例目。交通インフラの運営を民間に委ね利便性を高めようとする動きが広がってきた。
国交省は近く県と運営形態や経営手法、事業者の選定手続きの調整を本格 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:総合1面〕
世界の投資マネーの流れが変化してきた。11日の東京株式市場では日経平均株価が3日ぶりに反発した。前日に米国株が今年最大の下げを演じる中で、日本株を支えたのは海外勢の買いだ。米国の利上げ観測を背景にドルは世界で独歩高となり、米企業の業績が頭打ちとなる懸念が浮上している。投資家の関心は金融緩和が続く日欧の株式市場に向かっている。
「海外からの注文が途 . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:1面〕
大手損害保険会社や有力地銀の横浜銀行は約20年ぶりにベースアップ(ベア)を実施する見通しだ。昨年にベアに踏み切ったメガバンクに続く動きとなる。1990年代後半の金融危機後に凍結していたベアの再開は金融機関が業績の先行きに自信を持ち始めた表れといえそうだ。
損害保険ジャパン日本興亜と東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険の大手損保3社の労働組合は12日に . . . 本文を読む
〔15.3.12.日経新聞:1面〕
ブラザー工業は11日、ロンドン証券取引所に上場する産業用印刷機大手の英ドミノ・プリンティング・サイエンシズを買収すると発表した。買収額は10億3千万ポンド(約1890億円)で、ブラザーとしては過去最大の案件となる。主力の家庭用プリンターなどに加え、新興国を中心に需要増が期待できる産業向け印刷分野を強化し、収益基盤を広げる。(関連記事企業2面に)
ドミノ . . . 本文を読む