〔15.3.12.日経新聞:企業1面〕
井関農機は東南アジア向け低価格トラクターを開発、インドネシア工場で生産を始める。工業化が進み農業従事者が減る東南アジアでは農作業の効率化に商機があるとみており、中国を除くアジア地域の2015年度売上高を約25億円と前年度比倍増させる。
東南アジアは二毛作や三毛作が可能なため、日本に比べ4倍程度と長い稼働時間に耐えられるよう、変速機や足回りの耐久性を高めた。地面の傾斜に自動反応する機能などを省き、生産を現地化することで価格を日本に比べ半分程度に抑える。
インドネシア工場ではこれまで米国向けに軽土木作業用の低価格トラクターを生産していた。東南アジア向け機種の生産を始めることで、来年度の生産台数は3倍の約6000台となる。
中国工場から東南アジアへの輸出も始める。コンバインと手押し式田植え機を輸出する。
井関農機は東南アジア向け低価格トラクターを開発、インドネシア工場で生産を始める。工業化が進み農業従事者が減る東南アジアでは農作業の効率化に商機があるとみており、中国を除くアジア地域の2015年度売上高を約25億円と前年度比倍増させる。
東南アジアは二毛作や三毛作が可能なため、日本に比べ4倍程度と長い稼働時間に耐えられるよう、変速機や足回りの耐久性を高めた。地面の傾斜に自動反応する機能などを省き、生産を現地化することで価格を日本に比べ半分程度に抑える。
インドネシア工場ではこれまで米国向けに軽土木作業用の低価格トラクターを生産していた。東南アジア向け機種の生産を始めることで、来年度の生産台数は3倍の約6000台となる。
中国工場から東南アジアへの輸出も始める。コンバインと手押し式田植え機を輸出する。