ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

6RA8

2006年04月27日 | オーディオ
今日は風邪を引いているせいか、いつもに増して頭が回転しませんので、早めに就寝する事にします。いつもは夜1時頃が就寝朝7時が起床時刻なのですが、やはりいつまでも無理はきかないという事でしょう。コーヒーを飲んでも香りが判らないのでちっとも美味くないです。香りというのは大切な要素ですね。ジャズを聴く場合の大切な要素は何でしょうか?それぞれに違いはあるとは思いますが、私の場合はまず聴く音の良さです。それには情報ソース(レコードやCD)の音源の良さが欠かせません。いくら歴史的価値があると言われるものでも録音が悪いと聴く気は失せてしまします。音源の良さを求めていくとオリジナルに行き着くと聞きましたが、すべてのアルバムがそうだとは思いませんが大半はオリジナルの方が音が良いと思います。私は単純にジャズが好きでジャズ音楽を楽しむ聴き手です。ジャズの歴史や系譜などは勉強不足(その気もありません)でわかりません。人に教えてもらうとなるほどと感激やら感嘆したりしています。

話題を表題の6RA8に戻します。現在はAXIOM80をこのアンプで鳴らしています。NECの6RA8とテレフンケンの12AX7が使われているのですが、私としては大変気に入っています。またトランスはよく判りませんがナノトランスが使用されていると言う事でした。そう言われればトランスの大きさが・・・。この組み合わせによる音は、低音の厚みや音圧はやはり大型スピーカーに一歩譲るとは思いますが中音域の豊かさ滑らかさや低域から高域までの音が同軸で出てくる纏まりと密度はもう一つのJBL4343より一段良いと思います。なにより聴き手の心の奥底に届くような音だと感じています。

今一番気に入っている組み合わせはCDをCDプレイヤーからこの6RA8のアンプに直結させてAXIOM80を鳴らすというのに毎晩浸っています。CDはデジタルですがなんというかデジタルを聴いているような感じではなく最高の状態のオリジナルアナログ盤を聴いているような感じです。先にこのスピーカーを使っている人と電話で情報交換したりするのですが、使い始めてから数ヶ月から半年するともっと音は良くなって、ある日“あア~こんな音をあいつに聴かせたいという日が来る”と宣うていましたので楽しみにしています。とりあえず今は“井の中の蛙、大海を知らず”でもいいです。あまり他所でいい音を聴いてショックを受けたくないという気持ちもありますし、やはり聴いてみたいという気持ちもあり複雑なところです。また機器に費やすお金と音との相関関係もあるでしょうし、自分としてはそうお金もかけられない懐事情もあります。養うべき子供がまだ二人もおりますから、彼等に早く就職して欲しいなあ~。

鼻水が垂れ流し状態ですので、今日はもう休みます。おやすみなさい。

LILLIAN ROTH

2006年04月27日 | 女性ボーカルR
TOPS盤でLILLIAN ROTHの“LILLIAN ROTH SINGS”です。彼女は4月13日のブログで別のアルバムを紹介していますので、よろしければそちらとも比べてご覧下さい。彼女は1910年にボストンに生まれ(アメリカの都市の中ではボストンはシカゴと共に私のお気に入りです)1916年に家族と共にNYに移住、15歳の時に“Artists and Models”ショウに出演し才能を認められたらしいです。その後はブロードウェイのミュージカルに出演するまでになったと英文で紹介されていますが、これ以上はもう翻訳不能です、今までのも間違っているかも知れませんので、その際はご容赦下さい。

オーケストラ伴奏で指揮はDON ELLIOTT。
収録曲はA面が,
1.AFTER YOU'VE GONE
2.IT'S BEEN A LONG, LONG TIME
3.BEYOND MY WORTH
4.WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS
5.THAT OLD FEELING
6.IT TAKES A WOMAN TO KNOW A MAN
B面が,
1.YOU MUST HAVE BEEN A BEAUTIFUL BABY
2.IF I HAD YOU
3.UNTILL THE REAL THING COMES ALONG
4.YOU CAN'T TAKE IT WITH YOU
5.I DON'T KNOW WHY
6.I'LL NEVER SMILE AGAIN