ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

真空管

2006年04月25日 | オーディオ
真空管の事は電気関係にひどく弱い私ですので詳しくありません。今使われている真空管を写真に撮ってみました。左上がテレフンケンの12AX7でその下が同じく東芝の12AX7です。真ん中がRCAの5R4です、この真空管の曲線というか球体のなだらかな形も魅力的と思います。RCAの5R4,この真空管のブラウン色使いが洒落ていると思います。右がNECの6RA8です。東芝の12AX7が原因かどうか、または6R-A8(メーカー不明)が原因かあるいは電圧の関係か少し前にはハムノイズが出ていたのですが、テレフンケンとNECに交換してからは問題が解消しました。そういうところからも真空管は個体差もかなりあるのではないかと思います。真空管はトランジスタと違い、発熱の問題があったり経年で劣化するというのが泣き所でしょうが、出力トランスを使っている為に万一壊れてもスピーカーを傷めないという利点もありますし、よく真空管の音は暖かみがあって柔らかい音で悪く言うとぼんやりとした音だというイメージがあるのではないかと思いますが、それはそういう真空管アンプもあるのかも知れませんが、私が描いている真空管の音は反応がすこぶる速く透明度が高く純粋な音をイメージしてきました。真空管アンプは部品点数が少ないそうで、ですから自作アンプの多いのがうなずけます。私のにはその能力のかけらもありませんが。まだ経験がないので一度真空管プリアンプも聴いてみたいと狙っていますが、いつ聴けるか未だ見当もつきません。

余談ですが昨今オフコンパソコンの普及により安全率を高める意味で以前より電圧が若干高めになっているそうです。聞いた話ですが108V前後はあるそうです、というのも電圧100Vを下回るとパソコンやオフコンがダウンすると聞きましたが本当でしょうか?という事で高めになっているという事らしいのですがオーデイオ機器にとっては良い環境とは言えないようです。それで電源安定化というオーデイオ雑誌などでよく記事になっているのでしょうかと思います。また108Vもあるのなら海外の例えばマッキントッシュなどは100Vの国内対応にする必要もなかろうと思うのです。

中途半端な知識で考え述べていますので、もしそれは違うよという事あれば厳しく叱咤激励くださいませ。

June Christy

2006年04月25日 | 女性ボーカルC
JASMINE盤でJune Christyの“A LOVELY WAY TO SPEND AN EVENING with”です。1986年発売の英国盤ですがJune Christyの今までのアルバムからの選曲されたアルバムみたいです、よく判りませんが。よく判らないまま表紙の彼女の写真が新鮮だったので購入してしまった一枚です。彼女は1925年にイリノイ州スプリングフィールドに生まれましたが、両親の不仲のため恵まれない幼年時代を過ごしたそうです。少女時代から歌い始め、13歳の時には早くもローカル・ビッグバンドの歌手として歌うようになりました。彼女は1950年代を代表する白人ジャズボーカリストで、アニタオデイ、クリスコナーと 並んでスタンケントン・オーケストラが輩出した女性歌手(ケントン・ガールズ)の中でも飛び抜けた存在でしょう。彼女のアルバムでは爽やかな微笑を浮かべた金髪童顔のポートレートが多く用いられていますが、その容姿に似合わず非常な酒豪で、男性相手に延々飲んでも決してダウンしなかったと言われ、ケントン楽団時代に彼女と呑み比べをして潰れなかった同僚は、サックス奏者のアート・ペッパーただ一人だった、という逸話があるらしいです(笑)。そのため後年はアルコールに浸るようになり、歌手の命である喉を荒らして歌唱力を大きく損なうことになりました。1960年代中頃に第一線から退きセミリタイヤしました。長年の飲酒に起因する腎臓病により、1990年6月(6月=Juneであります)にカリフォルニア州で死去しました。合掌。

共演はShelly Manne Trio,同QuintetとJerry Gray Orchestraとなっています。
収録曲はA面が
1,A Lovely Way To Spend Ann Eveninng
2,From This Moment On
3,Let There Be Love
4,I'll Take Romance
5,Midnight Sun
6,How High The Moon
7.Rock Me To Sleep
B面が
1,It's a Most Unusual Day
2,Willow Weep For Me
3,They Can't Take That Away From Me
4,Midnight Sun
5,It's Don't Mean A Thing
6,Lullaby In Rhythm
7,That's ALL

Pat Morrissey

2006年04月25日 | 女性ボーカルM
MERCURY盤でPat Morrisseyの“I'm Pat Morrissey - I Sing”1956年録音です。彼女はNYのラビアンローズやハリウッドののクレッセンドははじめとして数多くのトップクラブに出演して人気を博したとボーカル本には紹介されています。彼女の声はカマトト的というのでしょうか声がひっくり返りそうな独特の持ち味があります。ほんのりコケティッシュな声が魅力的でもあると思います。

コンボ演奏ですがパーソナルは判りません。
収録曲はA面が
1,Shadow Woman
2,Makin Whoopee
3,Don't Explain
4,He's Funny That Way
5,Get Happy
6,You Don't Know What Love Is
B面が
7,Why Don't You Do Right?
8,I Cover the Waterfront
9,Crazy He Calls Me
10,Exactly Like You
11,No Tears for Me
12,Give Me the Simple Life

LINDA SCOTT

2006年04月25日 | 女性ボーカルS
CANADIAN-AMERICA盤でLINDA SCOTTの“STARLIGHT,STARBRIGHT”のステレオ盤です。彼女は1945年6月NYに生まれ,8歳の時に全米のアマチュアコンテストで優勝をしたという事なので歌の才能に恵まれていたのでしょう。長じてニュージャージー州のティーネック高校時代にステージで歌うようになり、カナディアン・アメリカン社の社長がそのショーを見てデビューへつながったということです。本アルバムは星をテーマにした曲が集められています。私の好きな曲“When You Wish upon a Star”が入っているのが非常に好ましいところです。彼女の若さ溢れる溌剌とした歌いぶりが堪能できます。

オーケストラ伴奏で指揮はHUTCH DAVIEです。
収録曲はA面が
1,STARLIGHT.STARBRIGHT
2,STARS FELL ON ALABAMA
3,YOU ARE MY LUCKY STAR
4,STARDUST
5,LITTLE STAR
6,I'VE TOLD EVERY LITTLE STAR
B面が
7,COUNT EVERY STAR
8,BLUE STAR
9,CATCH A FALLING STAR
10,WHEN YOU WISH UPON A STAR
11,A THOUSAND STARS/12,LAND OF STARS